School Report

価格改定と申し込み方法の変更

2022-09-21

2022年10月1日よりクライミングアウトドアスクールの価格を以下のように変更致します。ご了承ください。

一日アウトドアスクール(税込み・お一人当たり)
プライベート 30,000円
2名参加   16,000円
3名参加   12,000円
4名参加   10,000円

尚、企画募集ものは各回料金設定を致します。

申し込み方法の変更
以前まではe-mailでの申し込みを多数いただいていましたが、現在迷惑メール多数の為対応しきれなくなりました。
改めて、SNSメッセージ系のご利用をお願いします。
facebook messenger
Instagram メッセージ
尚、確実な連絡方法としてお電話をいただければ助かります。
TEL070-4026-3097
電話番号でのショートメールもお使いいただけます。

よろしくお願い致します。

不動岩アウトドアReport2022/03/23

2022-03-24

久々のRさんアウトドア講習
不動岩は朝9時で気温6℃、前日の雨で地面は濡れていましたが正面壁右サイドは問題なし
ミート&ポテトでアップしてもらったが、私もRさんも久しぶりのため体が覚えていないというか、おっかなびっくりというような状態。クライミングは油断できないですね。
で、金太郎飴5.11aを3トライしてもらいました。
こちらも・・・油断できません。
アプローチ的な下部3pin目を終えてから核心までのムーブも大変ですがRさんは独自ムーブで上手く登っていましたね!前回より厳しい本来のラインどりを試されていたのでトレーニング効果は高いと思われます。
夕方からの雨予報もありましたが、Rさんの肩に無理のないように早上がりとなりました。

不動岩アウトドアReport2022/2/7

2022-02-08

この日も朝9時の道場は氷点下だったが朝日が強く照り付けていたので岩場は心地よい。
天気が良いせいか多くのクライマーで賑わっていた。

朝集合後に聞いたのだが、前日も岩を登っていたというRさん。
凄い元気ですなあ・・・!
アップ・リトルボーイ・金太郎飴×2・ミート&ポテト・金太郎飴・リトルボーイ
合計7便・・・めちゃくちゃ元気ですなあ!!

リトルボーイと共に金太郎飴のRさんの独自ムーブ、煮詰めていきたいですね!

お疲れ様でした!

不動岩アウトドアReport2022/1/30

2022-01-31

朝8時半道場周辺の気温は0度
朝日が岩を温めていてくれたせいか気温ほどに寒くは感じない。
日曜の人込みを警戒しいつもより早く岩場に到着。(先着パーティは1組2名、ホッと一安心。)

初っ端からRさんのターゲットである、”ミート&ポテト5.10a”へロープを掛ける。(前回のリードでのトライは惜しくも1テンションだった)
2回のトップロープで動きの確認。

他のクライマーにゆずりつつ、さあリードでのトライ!
気付くと、10名以上のクライマーがエリアに集っていて知らない人からもRさんに声援が飛び交う。(これが、私のクライミングを愛する理由のひとつでもある。)
惜しくも1便目はフォール。
ほぼ登れていたが、あと少し何かが必要なのか?

他のクライマー二人が登る間約30分ほどの休憩、満を持しての2便目。
リズム、テンポ良く登りきるRさん。
見事な完登、レッドポイントだった。
おめでとうございます。

23年前、Rさんは私の登れない5.10aをスイスイ登られていた。5.11台も何本も登られていたそうだ。長いクライミングのブランクを経て、今また昔以上のクライミングを目指しておられる。
そのために、この一つの完登は、とても、とても大切に感じます。

この日、”ミート&ポテト”の後に”金太郎飴5.11a”を果敢にチャレンジ。
2便目で核心ムーブの厳しさを感じたので、別のルートに変えようという私の提案をよそに、3便目もチャレンジ。
この気持ち、ガッツが大事なんだ、と勉強になりました。

最期は、昔登られている”リトルボーイ5.10c”(mori体感グレード5.10d)
以前できていたムーブができなくなっているとの事で、前回までの講習でも核心ムーブができていなかった。この日、色んなライン取り、ムーブを提案し試してもらったのだが・・・
最期に、元のRさんムーブを試すと、できた!!
試しにもう一度・・・できるやん!!!
さすがに8便登った後なのでこの日は終了となりましたが、次回への期待が膨らんだ素晴らしい登りでした。

年末から5回の不動岩での講習において、5.7から5.11dまでいろんな課題をトライし、”ミート&ポテト”、”リトルボーイ”のできなかったムーブが着実にできるようになってきました。もともとのポテンシャルが目覚めたと共に、筋力も徐々に付いてきた証だと思います。
今後もコツコツ積み上げる事で、大きな目標を手にいれましょう!

Rさん、おめでとうございます&お疲れ様した。そして、ありがとうございます!

不動岩アウトドアReport2022/1/24

2022-01-25

霧雨の朝、天気予報を信じて不動岩の急登アプローチを登りだした。
わずか8分で正面壁エリアに到達、霧雨は止まず。
1本目のアップ課題は登りだしを少し待ったが、少々濡れていても登れるだろうとSTART。さすがに滑りながらだったが易しい課題だけに無事にトップロープをかける事はできた。
Rさんも無事にアップを終え、本題のミート&ポテトへ!
こっちのほうが全然乾いてるやん!(笑)

その後、親愛なる先輩Partyが来られたが天気のおかげか、それ以上のクライマーは訪れず。
Rさん3便の頑張りで全てのムーブを解決!素晴らしい!
4便目は待望のリードクライミング!
果たして・・・!?
結果は次回のレポートで!

不動岩アウトドアReport2022/1/17

2022-01-17

真冬の中の暖かい一日。
我々を含めて11人のクライマーが不動岩正面壁に集った。
Rさんは3本のルートを8便トライ。
こんなに便数を出せる生徒さんも凄い!
Rさんお疲れ様でした。

不動岩アウトドアReport2022/1/5

2022-01-05

令和4年第一弾のアウトドアスクールは不動岩
朝9時の道場周辺は気温1.5度、時折晴れ間と雪が入れ替わり立ち替わりの天気
Rさんは昨年12月から3回目の参加
今日は”ペガサス5.11a””小熊5.11d”を2回ずつトライ
不思議とペガサスより小熊のほうがRさんにとっては登れそうな良い動き。
今すぐに登れなくともコツコツ触る事で完登の可能性を感じました。

寒いものの結構な数のクライマーが登りにきていて、小熊より難しいと思われる”タイコ5.11c”を6人ほどが登っていた。私もタイコより小熊の方が登りやすく感じる。

個人差はあるので確かな事は言えないがもしかすると、
小熊→ペガス→タイコの順番に狙っていく事がグレードとは違い内容にみあった登りになるかもしれませんね!

北山公園 Outdoor Report2021/12/29

2021-12-31

2021/12/29(水)
寒さが緩み絶好の北山日和
Mチャンからの依頼で北山公園を隅々までご案内
課題によっては自分より強い登りを展開していたMチャン
恐れ入りました!そしてお疲れさま&ありがとうございました!

不動岩アウトドアReport2021/12/22

2021-12-24


Rさんの2回目となるBBF Outdoor School
今回は神戸市北区道場の不動岩
自宅を出る頃西宮は朝日が差し込み暖かくなる予感がしていたが、裏六甲は・・・
曇天のJR道場周辺、車の気温計は2.5℃を示していた。
朝一番は寒さに身構えながら覚悟を決めていたものの、1日を通して正面壁には風が無く、時折差す日差しにも恵まれて意外と寒くない1日でした。

Rさんはウォーミングアップの後、”リトルボーイ5.10c”を何度もトライ、途中”ミート&ポテト5.10a”も触ってもらったが、その後もリトルボーイへのトライ。
3回目の後に足使いのバランス練習を下部でレクチャーすると、4回目のトライでは動きがスムーズになってもらえた様子。
派生ルートの”ちえちゃんのお尻5.11a”も部分的に触ってもらったが、”ペガサス5.11a”もトライしたかったと講習後にお聞きしました。リトルボーイに時間を掛け過ぎたのは私の至らぬ所。次回には是非ペガサスやその他の5.11台のルートをトライしてもらえるようにしますね。

基礎的な練習をベテランクライマーに行ってもらうのは失礼にあたるのかもしれませんが、実は結構重要な事だと私は考えています。
コツコツやるべき事を身につけなおし、高みを目指してゆきましょう。

Rさん、ありがとうございました!また、新年も頑張りましょう!

烏帽子岩アウトドアReport2021/12/08

2021-12-08

今日は2,3年振りの烏帽子岩でのアウトドアスクールでした。
参加者のRさんは、その昔パンプ大阪店主催の小川山アウトドアスクールに私自身が参加したおり出会った参加者のお一人。
当時私がクライミングを始めて3カ月ほどのビギナーの時にお世話になったという不思議なご縁。
22年ぶりに一緒に岩場で登ることになるとは思いもよらない事が人生にはあるんですね。
Rさん、本日はウォーミングアップのあと、アフターバイト5.9、ジャスティス5.11a、タキシードボディ5.11c、いじわるオヨネ5.10bと合計4本7便と、とても頑張っておられました!
お久しぶりでしたがナイスガッツで登っておられましたね!
今日の疲れは大きいとは思いますが、強くなるために必要不可欠な疲れだと思います。
またの機会にはより強くなられている姿を見せてくださいね!
お疲れ様でした&BBFご利用いただきありがとうございました!
(写真はRさんのビレイの為撮影できなかったので、今日お会いしたTさんが登るタキシードボディ5.11c)

北山公園親子ボルダリング

2021-11-04

2021/11/03(水)(祝)
covid-19が世界中に蔓延しだしてから自粛等で控えていたBBFのアウトドアクライミング!
この日は”風の楽舎”さんからの依頼で、楽しいご家族&girlsで親子ボルダリングのお手伝い!?
ああ、岩登りって、、、子供はみんな天才やと改めて実感した一日でした!
ちゃん、さ〇こママ、み〇ちゃん、こ〇き!
あ〇ちゃん、か〇ちゃん!
あ〇ちゃんママ!
ゆめちゃん!
みーんな、頑張って登れたね~!
お疲れ様でした!又、みんなで登りに行って下さいね!


久々のインドアスクール

2020-07-12

2020/07/12(日)
3月、Covid-19の感染拡大が懸念されていた頃、BBFではスクールの自粛に踏み切りました。緊急事態宣言解除後、スクールを再開しますとアナウンスしたものの、感染対策の必要性を感じ積極的な募集は控えていました。
先週、スクールの依頼がありましたが見事な梅雨空が続いていたので、アウトドアは諦め、本日久々のインドアスクールをCRUX大阪店で行うことができました。
Nちゃん、Mちゃん、ご参加ありがとうございました。
是非、今後も楽しいクライミングライフをコロナにめげず続けていって下さい!




小川山2019

2019-08-19

2019/08/11(日)~12(月)
今年の小川山は毎日朝日が光輝き爽やかでした。
が、しかし・・・
昼には雲が空を覆い雷雨。
12時頃にはタープの下でBeerをいただく事が多かったです。

そんな中、BBFに参加してくれたお二人はなんと、一度も雨に遭わない幸運の持ち主。
松本からのKさん=Sちゃんと、愛知県から初参加のKさん


ガマスラブの取りつきが昨年10月崩落して以来登れませんが、左奥のマガスラブは問題なく登れました。

Kさんは一年ぶり、Sちゃんは三年ぶりの岩だとおっしゃっていましたが、やはり岩は楽しいですね。




二日目はKさんお一人でしたが、すいているソラマメエリアでのんびりクライミング



年々気温が高くなっているように感じる廻り目平ですが、やはり朝夕は涼しくて快適。
ただ過ごしているだけでも街の酷暑に比べれば天国、何年たってもやはり夏は小川山。
ご参加いただきありがとうございました。

ステップアップ33期 第6回、7回(最終回)

2018-08-25

遅くなりましたが、ステップアップ33期の最終レポートです。

8/8(水)からプライベートスクールに初参加のTさん、33期最後の2回にも飛び入り参加していただきました。
その反面、残念ながらTちゃんが所要により2回共不参加で、結局プラスマイナスゼロで3人講習。

2018/08/09(木)第6回
小川山ツアー前だったので記憶も薄らいでいますが・・・

Sさんが目標課題を、終了点タッチで惜しくもフォール→とてもとても惜しかったナイスクライミング!

Cさんは、御在所疲れが出たのか目標課題に悪戦苦闘→疲れている時は易しい課題をたくさん登りましょう!

Tさんは、二日連続クライミングでしたが5.10Cをゲット!→もっともっと登れる予感大です。定期的に登り続けましょう!

最後にみんなで、膝上げ&踵上げトレーニング
これが効いているのか、Sさん小川山では細かいスタンスに良く立てていました!

2018/08/21(火)第7回
最終回も結局リードチャレンジ!

Sさん、腕の違和感により丁寧にたくさんウォーミングアップ後、前回惜しかった目標課題をチャレンジ。
今までで最も良い登りでしたが、やはり違和感により握力に問題がありフォール。
しかし、最後にルーフ課題をほぼ完登!良い登りでした!

Cさんは正面課題を二度チャレンジしてTRにてノーテンション!
これで登れる事は証明されたので、あとはリードで思い切って攻めるだけですね。

Tさんも正面課題を二度チャレンジ。1テンション、2テンションと疲れがあらわになりましたが、同じ課題を何度も登る事も大事ですね。

33期のメンバーは3月から半年間、30、32、33期(31期は別枠)と、継続して毎週スクールに参加していただきました。
この半年間で、随分強くなった人、コツコツ苦手課題を克服した人、一皮むけた人、それぞれ変化を感じさせてもらいました。

クライミングは継続して登り続ける事で、力、バランス、テクニックが向上してゆきます。
目標課題を見つけ、完登するためには何が必要かを想像して、自分に必要なテーマを意識して登る事で効率よくレベルアップできます。

9月からは海外ツアーの為スクールは開校されませんが、継続してコツコツ登り続けて下さいね。

半年間ありがとうございました!
次に皆さんに会える日を楽しみにしています!

小川山アウトドアスクール2

2018-08-21

2018/08/13(月)
二日目はロ-プクライミングのみで、川を渡り卒業試験を目指す。
アップは”川上小唄”
リード?トップロープ?と聞いてみたものの、忘れていたがいざ登ってみるとランナウトが激しい。
安全にお二人ともTR。

出だしのスラブは足置きが繊細でしたね。

観光ルートを終え、”卒業試験”にチャレンジ

SさんTR一回目でいきなり落ちる事なくゴール!

Mちゃん2回目のTRは、スイスイっと楽勝な登り。


Sさん最後はリードでチャレンジ!

各自2便ずつ出してもらった頃に雷。
急いで回収して下山に向かってもらったが、山荘に着くまでにドシャブリ。
最後に小川山特有のスコール体験のおまけつき。

雨は降ったものの、予定通り登っていただけて良かったです!
関西からは遠い小川山ですが、リード・ボルダー問わず楽しい岩がいっぱいありますよね。
また来年も行きましょう、ありがとうございました!

小川山アウトドアスクール1

2018-08-21

2018/08/12(日)

毎年恒例の小川山ツアー
今年は8/10(金)〜10日間滞在したなかで2日だけスクールを開催しました。
混んでいると思われたお盆期間、雨のせいか意外と人も車も少なかった。
前半は気温、湿度共に高く、小川山らしくなかったが猛暑の都会に比べると、やはり天国。

今回参加してくれたのはIさん親子。娘さんのMちゃんは4年振りの小川山。

普段ボルダラーのMちゃんなので、初日は前半ルート、後半ボルダーの変則講習

前日の土曜日、下見の時には誰も居なかったソラマメエリアでしたが、この日は続々クライマーがやってきて20人ぐらいの大賑わい。
三色すみれ
Long long ago
やわらかソラマメ

人が一杯のエリアは無理をせず、早々とボルダーに切り替え
屋根岩ボルダーから水晶スラブ下ボルダーへ
マッターホルン ・カンテマッターホルン ・横断ルート雨月下・クラック 雨月下・3級 犬岩・レイバック
簡単な課題を探してはどんどん移動。
疲れてきた頃に、雷が鳴りだし下山。
ちょうど雨が降って来て、入浴後は明るいうちからビールで乾杯。

ボルダーをやってみたSさんが、
「ボルダーも楽しいですね」
と言ってもらえたのは、とても嬉しい事なのでした。

ステップアップ33期 第5回

2018-08-03

2018/08/02(木)
ヨーロッパ山行から帰ってきたCさんが約1ヶ月振りに参加してくれたので久々に3人でのスクール。

先週果敢にトライしていた課題にトップロープで再チャレンジ。
Sさんは、1テンでゴール到達。
Tちゃんは前日の山行疲れでバテ気味敗退。
Cさんは、3週間以上クライミングから離れていたにも関わらず、グイグイ登れる。(体力つきました?)

バテ気味のTちゃんには易しい課題たっぷり。
Sさん、Cさんには、ギアをあげてもらいより難度の高い課題へ。
しかし直前のトライのヨレのため早々に敗退。
結局みんなで易しい課題をたっぷり。

そう、バテたら易しい課題を丁寧に登る練習をして、元気な時にガンガン攻めましょう!

最後の30分は登らずに、フォームチェックと下半身トレーニング

フォームに関しては3人共良好ですが、しいて言うと、
Sさん、Cさんは肩周りの柔軟性を上げてゆきましょう。
Tちゃんは、腹筋を意識したトレーニングをしてみましょう。

下半身トレーニング
○膝を肘の高さまでクロス上げ100回
○そのまま踵を上げて膝上げ30回
(踵を上げると女性陣はふらついていたので、窓枠などで支えながら行っても良いですね。)

○地面につけないで踵の上げ下げ100回

地味なトレーニングですが、続けて行くと知らず知らずのうちに登りやすくなっていくんですよ〜!
騙されたと思って、1セット30回でも50回でも良いので毎日やってみて下さい。目標100回!
ただし、登る前は絶対にやらないでくださいね!疲れて登れなくなりますからね。
登った後や、登らない日がお勧めです。

ステップアップ33期 第4回

2018-07-27

2018/07/26(木)
夕立のお蔭か酷暑が一息ついたのか、GRなんば店さんのリードエリアも先週よりエアコンが効いていた。
今回は先週より涼しいお蔭もあり、何よりお二人ともリードのチャレンジを続けてくれた事により、全てリードとなりました。お蔭で恐怖心を見つめ直すいい機会を得ました。

まずは、メインウォールを2回ずつトライ。
Sさんの5.11a/bは、細かいホールドの持久力を必要とするようです。
Tちゃんの2本の5.10aは恐怖心の克服が必要。

力を付けるには、コツコツ登り込むトレーニング等で時間を掛けて解決しましょう。
恐怖心の克服は、時間では解決できないような気もしますし、人それぞれ怖さは違っています。



そこで、ちょっと恐怖心のお話。
  
 恐怖心は命を守るうえでとても正常な防御本能です。
 
 恐怖心が無くなるのはある意味危険です。
 そこで、対応力を身に付ける事で危険を回避して恐怖に感じる場面を減らす。
 クライミングでは、そのリミッターを少しずつ上げていく、許容範囲を広げていく感じですね。
 
 例えば、
 初めて自転車に乗った時すぐにこけてしまうので怖さのあまり思い切りこげなかった人も多いでしょう。
 何度もトライしてバランスをつかんだり、恐怖心を減らす事で、
 勢いよく踏み込み徐々に安定して乗る事ができるようになる。
 一度感覚をつかんだら恐怖心は消えてゆきますよね。

 僕も、怖いと思った瞬間から力が入り、バランスが崩れ一気に消耗して力尽きてしまいます。
 よく自分に言い聞かせていたのは、たとえそこが5mでも10mの場所でも、
 「大丈夫、ボルダーボルダー」
 「地上から50cm、50cm」
 と、声に出して言っていました。

 それでも、怖いものは怖い。
 じゃあ、どうすれば?

 恐怖心を克服するには力をつける事で恐怖心を払拭する、と言われたりします。

 確かに、僕自身力が付いたことで恐怖心を凌駕してきたような気もします。
 やはり、時間を掛けて地道に力をつける事も必要。

 でも、感覚の問題でもあるので、まずはなぜ怖いのか。何が怖いのかを見極めたいですね。

 自分は何ができるのか?
 少しずつ、怖い度合の低いものからチャレンジして、慣らしてゆく
 トップロープ等を駆使して同じ課題でもメンタルの強度を下げてこなす
 落ちる練習をして、落ちても危なくない事を知る
 クリップを素早くできるように毎日練習する
 足使いを意識して技術を高めて、滑りそうなスタンスでも安定させる
 ムーブ技術を高め、バランス感覚をつかむ
 登り込む事で力をつける

 自分を知る事と、恐怖の正体を見極める客観性、必要なものを知る
 これがとても大切

 結局、コツコツたくさんの経験が必要である事は間違いないようです。
: 

今は怖くて登れない事が悔しく感じていても、実はこの恐怖心や悔しさがクライミングを面白く感じさせてくれる大事な要素です。
怖くないとできる事は多いのですが、ちょっと怖いけれど勇気を振り絞り、乗り越えた時の喜びはリードクライミングの醍醐味だと僕は感じています。(めっちゃ怖い事はやめときましょう)
トップロープは安全で楽しいのですが、リードで登れた時の喜びを超える事が無いようにも思っています。

リードクライミングの大事なエッセンスである恐怖心と仲良く付き合いコントロールしてゆく事で、クライミングの世界は深みを増してゆきますよ〜!



そして、3トライ目は視点を変えて、壁も変えて、それぞれ違う課題にチャレンジ。

Sさんは、スクール参加当初の目標だったルーフ課題を2テンションながら初めてゴールまで到達。
あきらかに、Sさんは4年前より恐怖心を克服していますね!

Tちゃんは、トラバース気味の5.10bをじっくり観察してもらい、心の準備をして一撃!
苦しい場面もありながら、一生懸命レストして自分を落ち着かせて乗り越えた感じがありました。

お二人とも気持ちの入った良い登りでしたね!





Sさんもめっちゃ怖がり、実は僕もめっちゃくちゃ怖がり。
コツコツ克服してゆくと、楽しくてやめられないのがクライミングなんですよね〜(笑

この写真貸切みたい。・・・周りにたくさんクライマーおられますけどね。

 

ステップアップ33期 第3回

2018-07-20

2018/07/19(木)
暑い、熱い日々が続く中、GRなんば店さんの3Fリードエリアが厳しい暑さでした。
エアコン壊れていたのかな?
とりあえず体に悪いので、4本ずつリードを登ってもらってから、エアコンの効いている4Fボルダーエリアに避難(笑

めちゃくちゃたくさんの初心者ボルダラーでごったがえしていたが、赤、緑、黒、水色とそれぞれ登れない課題を探して何度かトライしてもらう。
できない課題を何度もトライする事は、色んな発見があったり、パワートレーングになりますね。
ただし、やりすぎると同じところばかり疲れて故障の原因にもなりかねないので注意して下さいね。

疲れ切った最後は、ボルダーを使っての持久力トレーニング。
易しい課題で行ったり来たり。
スピードは必要ないので、着実に丁寧に一手ずつ。
Sさんは70手を難なくクリア。
Tちゃんは目指せ50手!

リード→ボルダー→持久力
理想的なトレーニングの流れでしたね。

ステップアップ33期 第2回

2018-07-13

2018/07/12(木)
この日はアウトドアの翌日だったので皆さんお疲れモード。
こういう日は回復期にしましょう!って事で、易しいリードクライミングをたっぷり。

Tちゃん10本、Sさん11本。

そして、Tちゃんにはオレンジ5.10aをとことん登ってもらい見事にレッドポイントしてもらいました。
なぜ登れないかを探り、トップロープで自信をつけ、疲れをとってから攻める。
こんな感じで良い登りができましたね!

で、僕が大事にしているのは、準備が整ってからの最後のオブザベーション。
前向きに、強気に登れる気で手順を確認して、登り切ってクリップしてガッツポーズするまでをイメージする事です。
もし、不安を感じるなら、何度でもオブザベーションを繰り返し不安を払拭したいですね!

お二人ともたくさん登ったにも関わらず、最後は丁寧な登りで締めくくりGood Job!でした!
お疲れの出ませんように!

 

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