Instructor Diary

北山公園 2016⑦

2016-02-12

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2016/02/11(木)
とても良い天気のなか、二人揃って自転車初の北山公園。
嫁さんにも激坂アプローチを体験してもらえて良かった。
45分の走行のうちラスト15分が激坂。
これを喜んでいる嫁さんが素敵、曰く、
「めっちゃいい運動になる〜!」
同感。
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日なたでランチ後は、アップエリアでノーハンドスラブ。
5年前、彼女の初めての講習で足置き練習を行った岩。

すっかり、バランス感覚を失っていた彼女は何度も何度もトライ。
ついつい、手を着いてしまう。
20回以上繰り返し、繰り返し・・・

感覚ってとても大事。
たしかに脚力は要るけれど、数十分で強くなるはずもない。
どこに力をいれ、どこでバランスをとるか。要は神経系のトレーニング。

すると、見事にノーハンドで登れるようになっていた。
コツコツ、コツコツが大切。

そしたら、最後に行ったエリアの初級スラブもフレーク無しで一撃!
バランス感覚を整えるには最高のトレーニグになったようです。
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それにしても、初級スラブの出だしが異様に簡単になっているのは誰かが・・・???
あんまり詮索したくないですなあ・・・
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日和佐

2016-02-08

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2016/02/06(土)〜07(日)
今年初の国内リード。
二日間雲のないピーカン天気予報を頼りに向かったが・・・
土曜は一日曇り、日曜は朝雪が舞う。予報は外れた・・・
IMG_0017IMG_0095土曜曇り&風
IMG_0189IMG_0259日曜快晴&強風
二日とも風が冷たかったが、日曜は一応ピーカンで日なたに居ると同じ場所とは思えないほど快適でした。

寒さに弱い僕には修行の二日。
しかし、一日二便ずつでは目標課題Saudadeの完成には程遠い。
二年前にムーブを完成させていたのでRPできると思っていたが、一年振りに触ると頭も体も全てリセットされていた(笑
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そんな冷たい岩にもめげず、Saudade5.12b/cをTさん、Fさんは見事にRP!
続けて二人の完登を見届ける事ができた。
しかもFさんは1便目でget!
若者は見ていて頼もしい!!!

Tさんがレッドポイント直後、終了点で海を眺めていたのだで、その瞬間に海を撮った。
この青さは眩いほど美しく見えたでしょう。
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今度は暖かい風の無い日を狙おう。

 

北山&PUMP 3

2016-02-03

つ、疲れた・・・

今日も自転車か車で行くか迷った。
しかし、トレーニング!
汗を掻いてなんぼ!激坂だろうがなんだろうが、漕いでいれば必ず着く!
帰国後57.5kgだった体重が、その後3週間北山チャリ通いのおかげで56.1kgになっている。

さすがに、フーディニの内側は塩を噴いていた(笑
でも、日差しが速攻乾かしてくれる。
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久々にコックロックで3往復トレーニング。
あきらかに弱い。思わず唸りながら必死のパッチ。
早く5往復できる力を取り戻したい。
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数年振りにエレファントノーズも触った。
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今週のリピート目標は、あとほんの少しが決まらない。やっぱり力が足りないのか?
しかし、毎回到達ムーブが向上しているので、そろそろ完成しそう。
でも、連日のボルダーで体がミシミシと音を立て始めたので今日は7トライで終了。
用心用心。

帰宅後、風呂も入らずPumpへ直行!
昨年瑞牆のトポを完成されたPump社長に久々に会った。
相変わらずお元気そうで、去年は国内での5.12オンサイト100本を達成されたそうな。
今は、国内外問わず5.12完登1000本を目指し、只今700本を超えているのだとか・・・
全部岩の話ですよ!!!!!
凄すぎる・・・密やかなレジェンドだ。

今日からPump大阪店は新店長が勤務。
在勤?2年半の4代目エアー店長から、心機一転5代目店長は関東から大阪へ引っ越してきて常駐。
(これが当たり前)

やっと、クライミング経験豊富なSTAFFが大阪店に復活した感じがした。
これからが益々楽しみなPump大阪店なのであります。

しかし、今日のボル&リードは疲労感たっぷりだ。
疲労回復したら強くなっていますように(zzz・・・
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7周年

2016-02-01

本日、2016年2月1日月曜日 BBF Climbing Schoolを設立してから7年が経ちました。
参加して頂いた方々に感謝です。
(BBF登録者№1の小学4年生だった姪っ子が、高校2年生になっています(笑 )

巷では、クライミングがオリンピック競技に!という声が現実味を帯びて発せられる時代。
(17年前は、「オリンピックに選ばれたらいいなあ〜」って、夢物語程度でしたが。)

この7年でボルダリングジムも激増。
クライミングという言葉より、ボルダリングのほうが若者には知名度が高まっていますね。

昨年は自身の登り中心でスクール開催がごく僅かでしたが、今年は自身の登りを増やしつつ、スクール募集も増やしています。(まだ1ヶ月ですが)

2009年、クライミング歴10年を機に始めたBBF Climbing School。
つまり、クライミング歴も17年経過。
この5年は故障、クライミング、故障、の連続ですが、ようやくボルダーをできるほどに心身ともに回復?(笑
大事なのはケアとコンディショニングですが、何より登りたいという強い想いが、色んなケアを施す気力を産んでくれました。

やっぱり、この課題を登りたい!っていう目標は最高のモチベーションになります。

先日、ステップアップスクール26期で久々に動画を使ってスクール。
生徒の皆さんの反応を見ていると自分の動きを研究する事も大切だと再認識しました。

私は大したことはできませんが、みんなの登りたい!っていう気持ちを掻き立てたいですね。

今日から8年目に突入です。 これからもよろしくお願いします。 IMG_3031

またもや生岩ボル&プラスチックリード

2016-01-28

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今朝5時半、2日前に登れなかった岩ボルのリピート課題を登れるイメージが湧き、二度寝しようとしても眠れなかった。

前回風邪気味の為、ノロノロとしか漕げなかった自転車が意気揚揚と漕げ勢い余って激坂も登ってしまい、北山公園に着いた頃には足がガクガクだった。

しまった!

アップエリアで一服していても一向に体が軽くならない・・・
とりあえずラジオ体操をして、ノーハンドスラブから。
日差しが途絶え曇り空の下でしたが、一昨日の水溜りの氷もなくなり一時16℃の小春日和。
さくさくさくっと、9課題でアップ。

いける!

今朝のイメージ通り、目標のリピート課題を再登!

うーん、結果左足もツブ(結晶)、右足も(結晶)
5.6年前はこんなにシビアにスタンスを探らなくても登れていたが・・・

手は足の30cm上。(せまっ!)
そこからの右手が1m2,30cm上なんだから・・・
この一手目が止まればこっちのもの。

これで3級

将棋ノーマル1級をオンサイトするよりオンサイトしづらいだろうなあ・・・

因みに、木下フェイス正面です。

そして、将棋へ。
とりあえず触って帰るつもりが、4人ほどのボルダラーさんと合流。

5年振りの北山公園セッション。
楽しくて予定時間をオーバーしてトライしてしまった(笑

あいかわらず将棋ノーマル1級はしっくりこず、あと一歩で無理をせず次回のお楽しみに。

ところが、2週間前スタートできなかったアゲハ三段のスタートができた。
ホットした。
次回は将棋を落としてシーズンスタートをきりたい。

ダッシュで帰宅後熱い風呂に入り、ダッシュでPUMP OSAKA店へ。
しかし、二日前とは違いヘロヘロ。

でも、目標の5.12aをgetして上機嫌で帰宅。

やはり、このセットメニュー最高のトレーニングかも?

北山公園とPUMP OSAKA

2016-01-27

先週、ノド風邪に捕まった。
寝まくったおかげで一日で治った。
しかし、天気の良い日に岩で登れなかったのが悔しい。

週末は強い寒波で最低気温は-4℃の日もあったので人工壁でトレーニング。
天気は快晴だが昨日の明け方も氷点下・・・寝室も冷え冷えで、またノドや鼻水が怪しい。

でも、登りたい。

少しおもだるい体にムチ打って自転車でノロノロと北山公園へ。
寒波は治まったものの日陰の水溜りは氷のまま。
アップエリアも日差しが雲に遮られ寒い。

鼻水はひどく体もだるく、登る気が湧かない。
体調を崩したくないので帰るか?
防寒ウエアを着こんだまま1時間のアプローチ疲れを癒すため一服。
山や岩、街並みを眺めながら、

強くなりたい。

久々に強く思った。

強い体に鍛え直すには、強い心が必要。

強い心・・・

登る準備をし始めると雲が切れ暖かい日差しが届きだす。
集中して基本課題から登る。
ノーハンドスラブ
前回より足裏感覚が増し、バランスが良い。
前回一撃のパワー課題は登れず・・・
やはり体は重だるい。

目標のリピート課題へ移動
故障しない為、前回同様10トライ限定
前回、やはりパワー不足?と思っていたが、
5トライ目にスタンスを思い切って上げてみた。

届く

なるほど、パワーではなくポジション。

登れそうな感触を得ながら、10トライして不登。
勢いに乗って3トライ追加したが不登。
危ない危ない、これで調子乗って続けると故障に繋がる。
次回の楽しみにと我慢。

帰宅後熱い風呂とストレッチ。

夕方、PUMP OSAKA店へ。
BIG WAVE壁がリニューアルされていた。
ホールドも増え見るからに楽しそう。

12月の砦正面&前衛壁のリニューアルから課題が充実し始めている。

易し目の課題を5本登ったが、おもしろい。
グレードからすると以前より難しいが、おもしろい。

ハードになっていはいるが、トレーニング的にも効果が期待できる。
観ているだけで5.13台も早くトライしたくなった。

今後のPUMP通いが楽しみになってきた。

最後はノーマルヒル壁で2往復半の持久力トレーニング。
100手越えの55mのクライミングは痺れる。

登り終えた直後のストレッチとマッサージ、帰宅後の熱い風呂と熟睡のおかげで鼻水もノド痛も消えていた。

岩でボルダリング&人工壁でリード
極小スタンスやスメアリング、ゲキ悪ホールド
からの、
ガバガバドッカブリに持久力

最高のトレーニング日となった。
重だるい体を振り絞り心を叱咤した事で強い体に向かい始める事ができたかもしれない。

ステップアップスクール

2016-01-19

2016年のステップアップスクールについて

年始にもお伝えしましたが、今年は久々に昼クラスや、場所を限定しないクラスも検討中です。
そして夜は水曜クラスのみとしていましたが、定員になりましたので木曜夜クラスも検討中です。
ご興味ある方はご一報ください。⇒eメール:info@bbf-climbing.com

尚、1月20日水曜日からステップアップスクール26期がGravityResearch-Nanba店様で開校します。
既に、定員の為募集はありません。ご了承ください。

アウトドアスクールも随時募集しておりますのでご連絡下さい。

よろしくお願い致します。
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スペインツアー2015〜16 ⑤

2016-01-12

あっという間の23日間。

今回のツアーは秋からの肘痛に伴う登り込み不足。
わかっていたけれど惨敗。
3月のツアーであと一歩の課題を狙ったが、登れていた前半部分の7b+(5.12)cセクションが最終日までできなかった。

あきらかに筋力不足、集中力不足、体重増加などなど・・・

でも、最終日の朝やっとイメージが整い、意気揚々と岩場へ!
イメージ通り苦手セクションをクリアして3月に迫る状態まで取り戻す事が出来た。
しかし、この1本で体は悲鳴をあげ、ここでタイムアウト!

この岩場は準備だけで3週間を必要とするんだなあ・・・(泣
Y夫妻が毎年3ヶ月掛ける意味を体で知りました!(笑

9月のRodellarツアーでは40本の完登を経験できたが、今回のSanta Linyaは5本。
状況、内容の違いはあるけれど振り返ると凄まじいほどに登れていない(笑
登る事の経験値は日数ほどには積み上げることは出来なかったが、パワフルな課題への取り組み方は理解できたように思う。

ま、完登だけでなく色々楽しめたので良いツアーでした。
(とか書きながら狙った課題が登れないのは、実は悔しい・・・)

そして何より、最終日に嬉しい出来事がありました。

Meneo Canario 7b (5.12b)
メネオ カナリオ 通称メネカナ
昨年のツアーから、これ一本の課題に取り組んできたまゆみさんが最終便でレッドポイント!

ツアー前半で楽勝と思われたが、膝の故障やムーブ選択の罠にもがきながら、
いけるいけると言いつつ、12日目(最終日)3便目でもフォール。

・・・

終わったか・・・?

いや、時間はある。

痛いところが無いなら、疲れていても可能性に掛けるべきだ!

そんな皆からの激励に応え、夕闇迫る4便目。

疲れを感じながらヨレヨレと登る姿に、撃を飛ばし見守ると、
気合と共にベストムーブで核心をクリア!
どうしても取れなかった終了点を絶叫と共に必死に掴み取る。

終了点クリップも危ぶまれたが、大絶叫と共にクリップ。

泣けました。

凄いよく頑張ったぁ〜!!!
最後まで諦めなかった!!!
おめでとう!

最高の登りで幕を閉じたこのツアー、やっぱり大満足でした!

いやあ、サンタリーニャ(コヴァグラン)は最高の岩場です!
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スペインツアー2015〜16 ④

2016-01-07

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晴れたこの日、一日風が強かった。(僕はレストでビレイヤー)

そんな風と共に、Y夫妻&HっさんがCova Granにやって来た!

Covaで登った経験数は日本人一であろうY夫妻は、僕にとってCovaの生き字引(笑
世界中の常連クライマーとの再会を喜んでいる姿は微笑ましい。

Hっさんは作シーズンのツアーでは借家で共同生活を送ったが、違う岩場に行く事がほとんどで共有する時間が少なかった。
そんな彼が何気ない会話から始めた、ボディケア。
僕の肘の話から、奥さんの膝の話まで。

たくさんの知識と経験の成せる技に驚いた!
Hっさんは、
どこが悪くて何をすれば良いのかは誰にもわからないので、自分で自分の体を知るしかない。
というような話をしてくれた。
これは日々の積み重ねが大切なんだろうな。
(登りだって本人にしかわからない事が一杯あるよなあ・・・)

年を重ね経験を重ねると、体のどこかが悲鳴をあげる。
一番は自然治癒力だと僕は思っているが、放っておくとクライミング力は著しく低下する。
すると、一番大切なモチベーションが無くなる。

ケアをしつつ、力も維持。
そして良好な時期にPUSHする。

登る事も、ケアする事も自分次第。
痛い部分を放っておくのも改善させるのも自分次第。

やらなアカンと思いつつ放ったらかしてると何もわからないまま。
そんな自分の目の前に、コツコツやってはる人が居る!

トライして手出さないと登られへん。いろいろ工夫しながらトライしたらいつか登れる。
一緒や。

まだまだやるべき事は一杯ある!
つまり、可能性は一杯ある!

今更ながら目からウロコの一日でした。

スペインツアー2015〜16 ③

2016-01-05

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大晦日、元旦、二日、三日
4日連続岩を登っている。
コンディション(体、天候共)不良によりレスト的な日も入れて。

毎回Santalinya(サンタリーニャ)に行きFutbolinとCova-Gran。
今回は未だにTerradetsに行っていない。

三日は薄曇りで午後から強烈に寒くなり撤収。

昨日は珍しく一日中雨。
軽いジョギング&ウォーキング、ストレッチ、体幹トレーニング。

そして2週間振りの湯舟。
シャワーしかなかった部屋からバスタブ付きの部屋にプチ引っ越し。
嬉しくて朝、夕たっぷりお湯に浸かる事ができた。

冬のお風呂は癒しに欠かせませんなあ・・・

今日からラスト5日間、壊さないようにPush!

2016年

2016-01-04

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あけましておめでとうございます!
今年もスペインにて新年を迎えました。

年々壊れゆく体をプッシュしながら、特にこの一年自分の可能性を信じて海外ツアーに身を投じています。
昨年は我儘なまでにスペインへ来ましたが、今回のツアーで一段落となる予定です。

今年はスクールの開催予定を増やしながら、国内の岩場でも自身のクライミングをプッシュしようと思います。

まずは、一月からステップアップスクールの平日昼の部を開催予定です。
パンプ大阪店様、グラビティNanba店様問わず曜日等を希望していただければ幸いです。
並びにアウトドアスクールも随時開催します。

夜のステップアップスクールに関しては、水曜日のみ開催予定ですがこちらもご希望を伺えれば開催場所を検討したいと思います。

開催時期は1月中旬から随時、詳細が決まり次第募集情報をアップしてゆきます。

今年も皆さんと楽しいクライミング時間を共有させていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

スペインツアー2015〜16 ②

2015-12-31

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去年とは違い天気に恵まれ登り放題だったせいか、クライミング4日目で腰の様子がおかしくなり自嘲気味の登りを余儀なくされる。
ほぼ同時に奥様の膝が壊れた。

3日間のレストを入れて、昨日再開。

二人とも慎重に登ればクライミングをつづけられそうなので一安心。

レストではアンドラ公国までドライブしたりバラゲールの街を散策したが、疲れ方がスッキリしないというか・・・なんだか変な疲れ方をした。
昨日クライミングをして思ったのは、
ああ、いい疲れ方ができた!
一杯体を使って疲れたほうがスッキリしますね!

今日は大事を取ってレストにしましたが、明日大晦日が今年の登り納め。

2015年、自分のクライミングを優先しツアーだらけの一年となりました。
少ないスクール開催でしたがBBFに参加していただいた皆様ありがとうございます。
良いお年を!

スペインツアー2015〜16 ①

2015-12-22

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冬のスペインツアー 2015〜2016がスタートした。

この一年で4回目のスペイン、ちょっと狂ったようにスペインに夢中になっている。

初日はバルセロナからVilanova de la Salのアパートメントへの移動を無事に完了。
9月は初日から盗難に遭った事を思うと、ホッと一息。
Cal Riberoという名のこのアパートはとても綺麗で暖かくて超快適!

二日目は待望のclimbing!
まずはFutbolinで3本アップ。

アップを終え駐車場に降りていくと、ドローンを飛ばして遊んでいるカップルが・・・
うちの車の隣には見た事のある白い車・・・
ん、!?
ヘニング!
なんと、彼女?連れ!?
ドローンを飛ばして嬉しそうにしてたのは、ノルウェー人のヘニングだった(笑
あと数日で1,000km離れたアンダルシアの岩場に行くそうな。

Cova Granへ移動すると、いきなり奥村さん!
一家3人で今年もスペインツアーだそうです。
ゆう君は去年より身長伸びてるし、益々登るんだろうなあ。

日曜でクライマーは一杯なのに、前シーズンに出会った人が見当たらない。
何本か登っていると、60歳で8b+(5.14a)を登ったsuper爺ちゃんノバート発見!
相変わらず人なつっこい笑顔で握手してくれた。
会うのは3回目だけどきっと覚えて無いだろう。

移動の疲れがあるので、昨シーズン登れた課題でのんびりClimbing。
最初はゆっくりCova Granに体を慣らしていこう。

それにしても今年のSanta Linyaは暖かい!
去年はガスがひどくて寒すぎたよねって奥村家と談笑したけれど、
今年のスペインは異常に暖かいそうだ。

そして今日3日目。
曇り。
寒そうなので、Balaguerで買い物してからのんびりCova Granへ。
昼を過ぎても曇りだったけれど意外と寒くない岩場には、見覚えのある黒い犬!
シャナ!
って事は、エキ&マリ!
二人とも覚えてくれていて嬉しかった。

それにしても、出会う人みんな、
Manabu&Kaoriはいないのか?
って、不思議がってた。さすが米山家!
年明けに来るよ!
って伝えたら納得している様子だった。

今日は初めてノバートのビレイもしたり、ムーブの話もしたので覚えてくれたかな?
3時頃には雲も消え、とても暖かい。
今日、僕は疲れが出ていたのでMeneo CanarioとBoludoをじっくり登りトレーニングに徹底したが、
Mayuちゃんは、Meneo Canarioの核心をバッチリこなせるようになっていた。
昨シーズン最終日に迫る勢いを2日目でこなし、大満足のスタートとなった。

明日はレストして、あさってからPUSHしていこう!
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最近

2015-12-11

秋の鳳来シーズンも寒さの為に終了し、先週、先々週末は、まったりクライミング。

徳島県、日和佐に2日居たのにグルメ三昧で登ったのは1日。
暖かったけれどモチベーションが・・・

岡山県、備中では、この秋公開された元祖奥之院という新しい岩場を訪れました。
二日間で5本しか触りませんでした(笑
5.8〜5.13aまであり、日が当たれば暖かい。
しかし、開拓されたてなので落石は非常に多いです。
ヘルメット必携です。
あと2,3年は浮石が落ちてくるかもしれません。

2015年のBBFスクールも今日で仕事納めとなります。(少し早すぎ?)

さあ、今からパンプで今年最後の講習をしてきます!

鳳来 2015/10/09-12

2015-10-13

先週木曜日、突然鳳来に4日間行く機会を得た。
夕方出発。

金曜、晴れ時々曇り
今シーズン初の鳳来は3ヶ月振り。
岩はカラカラ。

いきなりベストシーズン。

何を登るべきか・・・
肘を痛め、6月でトライを断念したルートは保留決定。
2年前、力量不足を感じた課題にヌンチャクを掛けてみる。

土曜、雲
岩は乾いていても空気は湿気を含んでいた。
結局下部でトレーニングのみ。

日曜、雨、レスト

月曜、快晴
岩はパリパリのカラカラ
やっと一便だけ核心ムーブをチェック。

疲れているのか、痛いのか、気乗りしない登りがほとんどだったが、岩に触れた事が嬉しかった。

スペインの課題は豪快で強烈だが、鳳来の課題は繊細さが必要。
色んな岩を登ることが大事ですなあ。

Spain Rodellar ツアー

2015-10-13

スペイン、Rodellar(ロデジャ、ロデヤールと言われるが現地では、ルォデヤルと聞こえた。)ツアー
9月3日に日本を発ち1ヶ月の滞在で10月4日に帰国しました。
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標高800m前後のSiera de Guaraの山並みの入口の渓谷に広がるクライマー必見の岩天国。
バルセロナから車で3時間ほどの片田舎、周りには山と川と岩しかない。

40を超えるエリアにスポートのボルトルートが600本以上!
傾斜の無い易しい岩からドッカブリまで。
グレードは6a以下のⅣ級(5.6ぐらい?)から9b(5.15b)まで!!
よりどりみどり。
しかも上記のルートが徒歩30分以内の渓谷内にひしめきあっている。

今まで色んな岩場に赴いたが、こんなにスポートルートのグレードや本数がひしめきあったエリアは初めて!
一発で気に入りました。
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ツアー初日にバルセロナでパンク盗難に遭い予定から3日遅れでロデヤル入りしたが、その後の3週間は天気にも恵まれクライミング三昧だった。

Rodellar村にはいくつかの宿泊施設とMasucunキャンプ場があるのだが、我々は1km手前のCamping El Puenteというキャンプ場のロッジに滞在した。(Puenteとは橋の意。キャンプ場のそばに古い石の橋がある。)
ここの女主人Finaはとても親切で、多くの日本人クライマーを迎え入れてきてくれたようである。我々もすっかりFinaにお世話になりました。
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朝、夕は冷え込み暖房を必要としたが、日中の日なたは日差しが強く日陰を求めてエリアを移動。
最終的に11エリアで40本のルートを完登できたが、準備不足の今回のツアーでは高グレードを登ることはできなかった。
高グレードは来年以降のツアーの楽しみとしよう。

シーズンは、4月から11月のようだが、夏の岩場として5月から10月までが一般的なようだ。
ベストは9月かも?
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”That’s climbing show”5.12c 

2015-05-25

一昨日、鳳来ハイカラ岩にある”クラショー”こと、”That’sクライミングショー”5.12cをRPしました。

聞くところによると”That’sクライミングショー”は、まだハイカラ岩にルートが無かった頃、関西オールドクライマーならご存知のMさん、(いや、Hちゃんのほうが一般的?)が、
「ここ、登れるんちゃうか!?はっ!」
(はっ!て言ったかどうかは眉唾だけれど)
ってラインを見出し、その後ハイグレードの宝庫になるハイカラ岩のきっかけを作ったそうな。
当時のレベルではあの傾斜は未知の壁だったであろうに、Mさんの先見の明には恐れ入るばかり。

その”クラショー”にゴールデンウイークに触りだし、核心で何度も何度も落ち続けた。
次こそは!次こそは?次こそは???
あれれれれ?

これはマズイと、先週クライミングジムで核心部分のパート練習を徹底的にこなした。
その際、久々にボルダリングをしてみたが、とてもとてもボルダー力が落ちていた。
いや、無かった(笑
瞬発力、いやいやクライミング力が落ちている。
傾斜のガバガバ持久力、体幹は強くなっているのだが・・・

土曜日。この日は、気力、体力、十分。

一便目マスターレッドポイントを狙ったが、さすがに残置ビナの多さと処理に手間どり、核心手前でヌン掛け便に変更。
なんだか昼になると早朝出発のせいか体が重だるい。
やばいやばいとお昼寝熟睡。

今日こそは登る!
自分に言い聞かせて、二便目!
3ピン目上の強度のあるムーブでキレを感じた。
みんながレストするニーバーは弱い僕には消耗に繋がるので、すっ飛ばして一気に核心へ。
手応え有り!

不安を感じていたリップ寄せ&ヒールフックも安定して快適なレッドポイント達成。
ホッとした。

多くの人は、あんた当然でしょ?今更何やってるのって空気感でしたが、実は僕には非常に嬉しい限りのレッドポイントでした。
限界グレードではないにしろ、できなかった課題ができる瞬間はやはり非常に嬉しい。

その他にも嬉しい理由がある。

クライミングを始めた頃、グレードで判断するのではなくルートそのものに目標を持つべきだと教わった。
見た目がカッコイイ、名前が素敵、なんでも良いから目標になるルートに出会えるとモチベーションが湧き上達が早いのだと。
岩を見ろと言われていたのかもしれない。

しかし、ビギナーの当時の僕にはできるルートなんて数が限られていたので、トポとにらめっこしていつも岩場の簡単な課題から登り、ただただガムシャラに登ってなんとか次の課題に進む。
頭の中は目の前の課題で精一杯だった。
登った後で好き嫌いを感じても、岩を見てどうこうなんていっこうにわからなかった。

そんな中、5.11が精一杯の15年位前、初めてハイカラを見学し、

”That’sクライミングショー”を見たときに、

かっこいい!!
いつか登りたい!って、初めて思った。

まったくもって途方もない先のグレードなので具体的なムーブでは想像できないにしろ、高嶺の花に恋をした。

その後、海外でのクライミングでグレードを上げだして気が付けば”クラショー”のレベルに到達していた。
生意気にもオンサイトしたいなんて思って、ハイカラに行くたび人の登りを見ないように気を付けていた。

なぜ、そんなに温存したかというと、僕はとても怖がりなのでオンサイトがとても苦手なのである。
未知のホールドに手を出すとき、力が入りまくって握りこみ過ぎるのだろう。
とにかくビビリ過ぎなのである。
そんな僕も、”卒業”5.12bを10年ほど温存して一撃できた貴重な体験があるので、ついつい”クラショー”も温存しすぎていた。
(人によって、いつ課題をトライするかのタイミングで課題から感じるものはそれぞれ。早いか遅いかも人それぞれ。)

なぜだか、流れなのか、この春”クラショー”をトライする気になった。

オンサイトなんてとてもおこがましいほど、はじき返された。
想像以上に僕には苦手な核心ムーブだった。

結局、思っていた以上に便数を出しながらRPをした。

何度も下部のパートを登っていると、ハイカラ岩の傾斜になれてきてドンドン気持ち良くなってゆく。
いつもリップ手前で落ちていたので、なんだか傾斜に慣れる練習をさせてもらえた。

憧れた高嶺の花をじっくり堪能して、きっちりと仕上げた。
きっと、5.12cを目指していた頃にRPすれば感動も大きかっただろう。
けれど、ひよこクライマーだった僕が、大いなる気持ちにさせてくれた課題を登れた事はとってもとっても嬉しい限りなのである。

カラッカラのガラッガラ 鳳来 

2015-05-25

2015/05/23(土)~24(日)
土曜、珍しく3時半に起きて早朝出発。
午前中、朝の寒暖の差で岩は湿気り気味。
鬼&ハイカラエリアは局所的に混雑していた。
特にがっかりエリアは”ジェットシューター”8人の大盛況。あんなに人が多いがっかりエリアははじめて見た。

この日はKさんが数年越しの課題をRP。拍手喝采。
離れていたが、色んなおめでとうが飛び交って聞こえてきた。
岩っていいなあって思う瞬間。

僕も、”That’s クライミングショー”5.12cをやっとレッドポイントして、”アクシデントウルフ”5.13bを一年振りに触りだしました!

この日、翌日曜の天気予報は雨。
みなさん荷物は残置せず撤収モード。
そんな中、我が家だけは雨に濡れ無さそうなルートの下部だけ徹底練習するつもりだったので登る気満々。

明けて日曜、朝5時。雨は未だ降らず。
それならば降る前にアプローチを登りきろうと6時に乳岩Pを出発。
8時にアップを終えても誰も上がってこないので???
しかも空には青空!
前日より朝の岩はカラッカラ。

遅めに上がってきた人達に聞くと予報は一転、晴れに。
なのに、岩場はガラガラ。
クライマーはあちこちに分散されほとんど人が居ないかの状態。
昼過ぎ岩を見上げると、誰も登っていない時間がしょっちゅう。
間違いなく混んでる平日より静か。
日曜なのに。

天気予報のなせる業、まさに珍事!貴重な一日でした。

春の岩

2015-05-20

今年は例年になくドタバタとした春を過ごしました。
家をリフォームし、仮住まいからの引っ越し。
引っ越しにまつわるあれこれは結構大変ですね。

春のクライミングツアーは不完全燃焼でしたが、まとめてレポートします。

2015/04/07(火)
宝塚にあるシークレット岩場に案内していただきました。
雨後の曇り空、寒かったですが午後から出動して3本ほどオンサイトを楽しみました。
今後岩が安定してゆけば講習等で訪れたいものです。

2015/04/12(日)
備中:ニューエリア
4月は異常なほど雨が多かったですね。
アウトドア講習もことごとく雨で中止になりました(泣
そんな中、1日だけ備中。前日までの雨で滝ができてました(笑
あちこち濡れていたので、乾いていた”親の心子知らず”5.12aを初めてトライ。
ボコボコにやられました(笑
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2015/04/25(土)〜26(日)
引っ越しで2週間振りの岩場。
待望の鳳来!鬼&ハイカラ!
気温、湿度共に最高のコンディション!
しかし、指皮が耐えられない!!!
2年振りに”ドントストップザカーニバル”5.13bを触ったが、皮が痛くて一日で断念。
2日目は、ハイカラ岩で”たぶん大丈夫でしょう”5.12bのOSトライするも、返り討ちにあいました(笑
やられっぱなしですが、やっぱり鳳来は素敵です。
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2015/04/29(水)〜5/10(日)
ゴールデンウイーク鳳来12日ツアー
天気に恵まれ、12日で雨は2日だけ。
作年、春の雨に降られまくっただけに快適なツアーでした。
ただし僕自身は、初日に足を酷使したのか、クライミング2日目には謎の右足痛の為4日間のレストを余儀なくされる事に・・・
(”たぶん・・・”5.12bは無事RPしたものの、スリップしたり回収で登り返したりハムスターのように4回も登ったのがいけなかったのか?)
一方奥さんは、クライミング4日目に目標の課題を見事にレッドポイント!
予想以上に早い仕上がりで、僕も大満足。

レスト、スクール、レスト、レスト、とストレスが溜まってきた頃に、足の痛みも癒えなんとかクライミング復活。
しかし、目標の”アクシデントウルフ”5.13bのトライを開始する前に、気になる3本の5.12をやっつけるつもりが、
”That’sクライミングショー”5.12cが終わらない。
結局、これが終わるまで”ウルフ”をトライしないと決めた結果、ゴールデンウィークは”ウルフ”触らず。

“クラショー”は15年前、初めてハイカラ岩に行った時、カッコイイ!いつか登りたい!って思ったルート。
いつの間にやら、いつかオンサイトしたいに変わって温存。
やっとその気になったが、オンサイトだなんてとってもおこがましい限りでした(笑

結局12日で5日間のクライミング。
当初は7〜8日登るつもりでしたが、まあツアー中に登りが再開できたことに感謝!
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2015/05/17(日)
土曜は雨だったので一日鳳来。
もう登れると思い込んでいた”クラショー”にまたもや返り討ちにあいまくり。

That’s Climbing!!!

4月からスクール再開します!

2015-03-31

皆さん長い間お待たせいたしました!
4月からスクール再開します。

12月からのスペインツアー、
1月ほんの少しの講習
2月に満6周年を迎えた事も忘れ、チケット取りと色んな調整に奔走
3月、半月前に帰国後も、自身の登りに集中

スペインでは、自分の判断の甘さ、対処の甘さから、10m以上のフォールをしロープに足を絡め打撲を負いました。
ビレイに対する油断も感じました。
ルート1本1本に集中しなければ登れない事も、今更ながら再認識。
そして、たくさんの素晴らしい課題とクライマーに学びました。

全ては当たり前の事なのかもしれませんが、少しの油断、慢心、過信が時には取り返しのつかない結果を招きます。
僕自身、理解しているつもりがpushし続けていない間に、胡坐をかいていたのだと気づきました。

これから、油断が無いかと問われれば、いつでも完璧ですとは決して言いきれません。
ただ、インドア、アウトドア、ルート、ボルダー問わず、課題や、岩と対峙する事に、今まで以上に真摯に向き合う事は誓えます。
それは、人がトライしていても自分が登っていても同じ。
簡単に登れる課題も、低いグレードの課題も、油断や慢心が伴うと簡単に足元をすくわれてしまう。

もちろん何より楽しむ事を一番に!

安全に

そしてPUSHし続ける。

BBFの名前の意味は、尋ねられたお客様に伝えてはいましたが、まさに僕への戒めです。

”be Blue in the Face”

直訳すると、
”顔が青くなる”
20年前、勤めていた会社のFishig Teamに名前をつける時、辞書で見つけた慣用句。

”顔が青ざめるほど未熟者”

Fには、Face、Fishing、Free-climbingを内包させてBBFとしました。

すぐに調子に乗って天狗になってしまう、僕への戒めです。

7年目を迎えたBBF Climbing Schoolまだまだ未熟者ですが、よりClimbingを楽しむために一緒に登りまくりましょう!!!

今年は平日アウトドアをメインに依頼をお待ちしていますので、よろしくお願いいたします!

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