日記

Australia Blue Mountains Climbing Tour 11 animals

2014-02-25

  オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 11
animals

前回の記事でやっと登りに行った全ての岩場を紹介できました。

ここで、オーストラリアで出会った動物達のお話。

僕らが滞在したCardwell CottageはBlackheathの町のはずれなのですが、朝夕は鳥たちの鳴き声がわんさか。
色んな鳴き声で、猿でも鳴いているのかと思いきや、どうやら鳥のよう。
しかも、日本では野鳥園にでも行かないと見られないような鳥たちがスズメやカラスのようにそこいらへんにいるんですねえ。
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これはカラス。でも、白黒。おもしろい鳴き方だったなあ。
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赤いインコは住宅街を飛び回っているし・・・

一番びっくりしたのが我が家の庭にジャンジャン飛来した真っ白なオウム。
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梅のような実を夢中になって食べていましたが、あれよあれよと数が増え5,6羽いたかなあ・・・
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オーストラリアといえばカンガルー
カンガルーのステーキは食べる機会を得ませんでしたが、雨の日のレストがてらに岩場探索をしたHartley Vale周辺の車道から、カンガルーらしきものに遭遇(ワラビーだったかもしれませんが)
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(残念がら望遠レンズのある一眼をcottageに置いていた為、コンパクトカメラで撮影したのでわかりにくいですが・・・)
その後、Lithgowからの帰り道でフリーウェイ脇に居たそうな・・・(僕は運転していた為、見れず)
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まあ、道路標識に描かれているのでそこら中に生息しているんでしょうね!

コアラはこの辺りには居らず、コアラ保護センター等で抱っこできるようですが、今回僕らは有料観光をしていないので会えず。

あとは、トカゲ
観光地であるエコーポイントでは、観光客にヘビを首に巻いたり、大トカゲを肩に乗せたりしていましたが、
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「まさかあんな大きなトカゲはそこら辺に居ないよね!」
って笑っていたのですが、Report 8に書いたように普通のアプローチ上に居るんだから驚いた!!!
下の写真のトカゲ君は上のトカゲ君サイズだったんですよ!
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オーストラリアは動物に優しい環境がたくさん残っているのかもしれませんね。

で、なぜかしら、アルパカが飼われている・・・しかも、2カ所も!
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家畜だよね?
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でも、こちらはペットのような雰囲気でした(笑

Australia Blue Mountains Climbing Tour 10 Logan Brae

2014-02-25

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 10
Logan Brae

オーストラリアの1月は真夏、朝夕は涼しいが日中は30度を超えることもある。
ブルーマウンテンズは標高1000m近くなので、多少シドニーよりは涼しい。
でも、夏である。
なのに、お気に入りエリアのBardens Lookoutに西風が吹くと、夏の装いで日陰だといたたまれないほどの寒さになる(泣
取り付きはまだマシなのだが、終了点間際になると突風に吹き飛ばされそうになりながら岩にしがみつく。

そんなある日、Wave Wallで会っていた、日本人とのハーフのCaroline&ドイツ人のChristianと隣り合わせて登る機会があった。
ハーフのCarolineは片言ながら日本語で色んな事を教えてくれた。
で、西風の強い日は、Logan Braeが良いよ!とアドバイスをくれました。

そうして、Bardens Lookoutから避難するように向かったのがLogan Brae
Blackheathの駅から車で4,5分
少しわかりにくいが道路脇に2,3台の駐車スペースが有り、近くの電柱にクライマー用の張り紙がある。
(注意!:2010年版のトポの駐車スペースだと私有地を使うアプローチになってしまうので、今は少し手前になったらしい。)

車から約15分、一般人の通りそうにないクライマーにはわかりやすいアプローチを突き進むとLogan Braeに到着
完全な東面なので午後のエリア!

小規模の岩場だが横一列に並んだルートは全部で25本、グレードも22〜29(5.11a〜13b)までと、中上級者にはもってこい。
コンパクトにまとまっていてとても分かりやすい。
ただ、取り付きは広いバンドなのだが、若干外径しているので、物が転がったら断崖絶壁まで一直線。
物だけでなく、ルート間の移動も丁寧に足置きをしないとちょっと不安。

でも、ルートは快適ガバルートでした!
午後のエリアだけあって若者向けなのかもしれませんが、午前中登った僕らは午後はいつもノボセ気味なので、早々に退散してしまいました!

昼から登るには超お勧めエリアなのであります。

Australia Blue Mountains Climbing Tour 9 Centennial Glen(Wave Wall)

2014-02-24

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 9
Centennial Glen(Wave Wall)
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クライミング初日にアプローチ上から見えていた傾斜のある壁、あきらかに上級者であろうローカルクライマーで賑わっていたのがCentennial Glen(センチニアルグレン)の端っこにあるWave Wall(ウェイブウォール)
駐車場を降りてゆくとすぐ右手の対岸に見えるのだが、ぐるっと回り込んで歩かなければいけないのでMain Wallも通り過ぎ20分ほどのアプローチ。
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気になっていた岩場にやっとたどり着いたのは大晦日のツアー11日目。
傾斜は100度〜120度。
課題によってはドッカブリパートも出てくるお気に入りエリア。
昼過ぎまで日陰で、上級者がたくさん登りに来ていました。
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Sam&Kim

そこで出会った、Sam!
別のエリアも合わせて都合3度も会うことができてビレイもし合い仲良くなりました。
初めてWave Wallに行った日に居合わせた、強い女性クライマーKim、日本人とのハーフのCaroline&ドイツ人のChristian、ブラピ似のStefany、リボルトじいさんには別エリアを含めて複数回出会う事ができました。
お蔭で、Wave Wall最終日に出会ったSimon、Ingma、Adrian夫妻も親しくしてくれました!
(行けば必ず居る常連さんの多い、鳳来の鬼岩のような感じかな?それにしてもみんなフレンドリーだったなあ!)
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Simon&Ingma

課題はガバガバルートからカチカチルート、ドッカブリからぶっ飛びルートまでよりどりみどり!
登ったどのルートも★★★以上に感じる課題でした。

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この終了点直下の一手で苦しんだのは、Rubber Lover(25)5.12a/b
終了点直下まではそこそこなのに、最後だけ極端に甘い・・・
余裕で登れると思い込み、気楽に手を出すも4便同じところで敗退。
みんなに、
「ah〜・・・」
「oh〜・・・」
あそこまで余裕なのに・・・etc・・・

後日1便目で登りましたが、グレードに関わらずとっても嬉しかったです。

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この課題は薄被りカチカチ、ロングリーチ課題ですがKimやStefanyがtryしていておもしろそうだったSmoked Mussels(26)5.12c
この日はKimやIngmaとtryできて楽しかったなあ!
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オランダから数ケ月シドニーに留学しているIngmaは、酸っぱい米クラッカーをボリボリ食べていて、僕らにもくれたが、まさにamazing!
Simonは”umeboshi”のようなもんだなって驚きの表現をしていたが、Kimは気持ち悪がって食べていなかった。
変な物を食っていたIngmaだが若くてデカいだけあって、この日唯一Smoked Musselsを完登していた。

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午前中は日が当たっていたが、裏っかわにはこんなドッカブリエリアもある。

いやあ、みんなで登ったこの日が一番楽しかったなあ!!!

Australia Blue Mountains Climbing Tour 8 Porters Pass

2014-02-18

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 8
Porters Pass

ツアー前半は色んなエリアをチェックして、目標課題をしぼりこんで通い詰めるのは後半にしようと思っていたのですが、近所の岩場が近年のBush Fire(山火事)により、アプローチ不明になっていたり、立ち入り禁止になっていたり、他にもアプローチまでのオフロードは4WDの車で無ければ自信が無かったり。そんなこんなで、アプローチ入口周辺で断念したエリアが5、6カ所ありました。(探して断念してはBardens Lookoutにあしげく通っていたのであります(笑 )

そんな中、初日に行ったCentennial Glenの隣のエリア、Porters Pass(ポータズパス)に行けたのはツアー後半の10日目!
よく似た景色を見飽きかけた頃、小さな沢づたいに降りてゆくアプローチは新鮮!(デカいトカゲ君にも遭遇)
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しかあし、新たな岩場は新鮮なものの、残念ながらPorters Passは傾斜が無い・・・
スラブに近いフェイスの5.12台(25)は強烈に悪い!
Spaekle Motion(25)は残念ながら敗退
ミニマムホールドで超リーチーなムーブを要求されます(泣

易しいけれど、Powerbra Rangers19(5.10a)は自分的に★★二つ星の好ルートでした。
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日が当たりだした昼過ぎに撤収して、このエリアに戻る事はありませんでした(笑

Australia Blue Mountains Climbing Tour 7 Bardens Lookout

2014-02-14

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 7
Bardens Lookout

雨のレスト日を使い、アプローチの近いエリアを探索して見つけたのが、
Bardens Lookout(バーデンズルックアウト)

Mount Victoria(マウントビクトリア)の町のはずれにある展望(ルックアウト)エリア
Blackheathのコテージから車で10分。
5台分の駐車場スペースが一杯になっても、道路わきに駐車し放題。
アプローチは整備された階段を下って5分!
今回のツアーで最も快適なアプローチのエリア。
そのせいもあって最終日までに6日も訪れるお気に入りエリアとなりました。

 エリアは大きく分けて3つ。

一番手前のJean Genie Areaはトポに写真が載ってないものの、壁にルート名のイニシャルがペイントされているので分かりやすい。
ボルダーのように短い壁にプチルーフが有り、
ガバを見つけて乗り越えるのが楽しい中・上級の課題が10本ほどあって楽しめました。(その上、昼からの強烈な日差しから逃れられる快適エリアでした。)
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Little Triggers Wallは、傾斜が無く初心者向けの長いルートが多かったのですが、そんな中でも、
Hang on to Yourself 22(5.11a/b)
Lady Grinning Soul 22(5.11a/b)
は、ガバ中心のお買い得快適課題でした。
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そして、なんといっても Electric Blue Area(エレクトリックブルーエリア)
最初に出てくる手前のエリアはクラックルートが5、6本あり傾斜もないのですが、岩場を回り込むと、超ドッカブリエリアが出現!
トポの写真では全くわからないのですが、ダイナミック!
ドッカブリをガバからガバへグイグイと登る感じで、一発で気に入りました。
そして、あまりのカッコ良さに、
The Way of All Flesh 26(5.12c)
を、今回のツアーの目標にしようと決めたのでした。
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Australia Blue Mountains Climbing Tour 6 Medlow Bath

2014-02-07

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 6
Medlow Bath

Blackheathの小さな小さな隣町Medlow Bathにも行ってみました。
エリア名は町の名前そのまま、Medlow Bath(メドロウバス)
車で5分。
民家に邪魔にならないように路上駐車して、アプローチは徒歩15分ほど。
Medlow Bathの中のThe  Blockという岩を登りましたがなんだかアルパインチックな垂壁だったので、被りを求めて移動。

目指したのはThe Underworldという高グレードの★一杯ルートのあるドッカブリエリア。
アプローチ20分という事であったが、炎天下を30分以上道に迷いながらBush Walkすると頭は朦朧として・・・
道が合っているのか半信半疑に歩きながら結局1時間近く歩いたのかな?
Bush Walkと言っても、ホンマもののブッシュに切り刻まれながら、薄着で肌露出したままイバラをヤブ漕ぎしている感じ。
もう、岩場はどうでもよくなってきたころに、なんとかトポに書かれている目印に辿りづいたのだが、最後はジャングルのような鬱蒼としたジメジメ地帯の木々をくぐり下りていくようで・・・
パス!
暑さで相当疲れていたのでしょう、岩場の入口で終了としました(笑

遠いアプローチ、ヤブ漕ぎしてまで行くのは止めよう!
っていうのが、この日の教訓となりました。

結局、Medlow BathではThe Blockにあった、簡単なルートを1本登ったのみとなり、ハイキングをしに行った一日となりました。

5周年

2014-01-31

2014/1/31(金)

明日2月1日、BBF climbing schoolがStartして丸5年となります。

2009年1月下旬、私がフリークライミングを始めてちょうど10年経過したのを機にBBF climbing schoolを立ち上げ、最初の講習を行ったのが2月1日。
最初はほんの数人の知人に口伝え、そしてブログでこっそり細々と募集するのみだったので、知っている方はほとんどおられませんでした。
年々少しずつ受講して下さる方が増え、2年半前立ち上げたホームページのヒット数も10万件を超え、たくさんの方々に認知していただけるようになりました。

5年の間に400回以上の講習を行い、参加延べ人数が1000人を超えました。

参加いただいた皆様、誠にありがとうございます。

初年度、PRをせず講習の無い日々が続き、ただ黙々と登っていたり・・・
トレーニング過多がたたり使い痛みによる故障や、他のスポーツによる故障、腰痛などに悩まされながら、さまざまなレベルの参加者を通じて、私自身フリークライミングを見つめ直し、奥の深さ、おもしろさ、切なさを日々痛感させていただいています。

今更ながら、

登り方は自由

可能性は無限大

登りたい課題はチャレンジし続ければ必ず登れる

って思う毎日です。

いやあ、フリークライミングは本当に楽しいですね!
BBFも6年目に突入しますが、岩に、インドアに、よろしくお願い致します。
さあ、限界突破目指して楽しんで登りましょう!
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Australia Blue Mountains Climbing Tour 5 Centennial Glen(Main Wall)

2014-01-30

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 5
Centennial Glen

二日目の午後は、Shipley Upper(シップリーアッパー)エリアから水平移動で10分ほどのCentennial Glen(センチニアルグレン)エリアへ。
このエリアには大きく分けて6つの壁が約15分ほどのアプローチ脇に点在しています。
とりあえず、二つのエリアを通り過ぎMain Wallを登りました。
歩いていると壁だらけなので、エリアなのかただの壁なのかわかりづらいので、またもや地元クライマーにエリアやルートを教えてもらい登りたいルートを登れました。やっぱり地元クライマーに聞くのが一番!
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写真ではわかりづらいですが、ルートによって傾斜は120度程度で、この時登った、
Nev Herrod 23(5.11c)★★
は、ガバtoガバの被りルートでとても快適にオンサイトできました。
僕の感覚では★★★★で5.11dでも良いかも?
(イレブン台でランジっぽいデッドがでてきたのはさすがオーストラリア)

午後からの気温上昇の為、冬モードの体は熱がこもった様にボーッとしてしまったので一日目のクライミングは午後3時頃に終了。

Australia Blue Mountains Climbing Tour 4 Shipley Upper

2014-01-30

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 4
Shipley Upper

話を2日目の朝に戻します(笑

初めての岩場はアプローチの楽な、Shipley Upper(シップリーアッパー)エリアへ!
駐車場まではコテージから車で5分。Blackheath(ブラックヒース)の駅から車で2,3分程度。
一般的にはCentennial Glen(センチニアルグレン)周辺をハイキングする人の為の駐車スペースのようですが、クライマーの車で一杯。
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駐車場から整備されたハイキングロードを5分ほど下り、水平道を5分、計10分ほどで迷うことなく楽にShipley Upper(シップリーアッパー)に到着。
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断崖の中間にある安定した1本道のハイキングロードが取り付き(スタート)になるのですが、何十メートルも続くクライミングウォールは垂壁〜スラブ気味。(関西の人に分かりやすく表現すると兵庫県神戸市道場の駒形岩を横に長く長くしたイメージ。)
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その長大な壁に74本もルートがあるのですが、よく似た取り付きなのでなにがなんだか分かりづらい。
とりあえず、エリア入口にいた地元クライマーらしき人に、登っているルートの名前を教えてもらいエリアを把握してゆく。

地元の人達は気さくに挨拶をして、優しく応対てくれました。
世界中どこにいっても大抵のクライマーは親切ですね!

オーストラリア1本目、お目当ての優しいアップルートは、Jack High Straight(ジャックハイストレイト)wallにある、

Jack High(ジャックハイ)19(5.10a)★★★★(トポでは四つ星)
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ここで、オーストラリアのグレードのお話
日本で使われているデシマルグレードとは違い、数字一つで表されて、数字が大きくなれば難しくなるという非常にシンプルなもの。

ジャックハイは19
つまり19がグレード。(デシマルグレードで5.10aぐらい。)

14    5.7
15    5.8
16〜18が5.9と非常に大ざっぱ(笑
19    5.10a
20    5.10b〜c
21    5.10c〜d
22    5.11a〜b
23    5.11b〜c
24    5.11d
25    5.12a〜b
26    5.12c
27    5.12d
28    5.13a
29    5.13b
30    5.13c
31    5.13d
32    5.14a

オーストラリアのグレード表記はシンプルでわかりやすく、僕は世界で一番良いグレード表記だと思う。

で、実際のJack High(ジャックハイ)19(5.10a)の内容は・・・

出だしから悪い!!!(笑
5.10aってこんなに悪かったっけ?って感じですが、出だしが過ぎればそこそこガバだらけ。
でも、基本的にリーチーな課題。
僕の体感は5.10c程度。(つまり垂壁グレードは辛め)
岩場自体、地層の影響で真横に走る棚などがガバホールドで構成されているうえ、横スジから横スジというかホールドからホールドまで何も無いセクションが多い為、正体引きつけムーブのオンパレード。背の高いオージーならガバガバルートで快適であろうが、身長160cm未満の人は遠いガバに飛びつく感じは否めません。

Shipley Upper(シップリーアッパー)では、軽く2本登って岩場全体を見学。
岩場にはグレード17〜33まで幅広くルートがあるのですが、大多数が垂壁ルート。岩場両サイドに被った高難度のルートがありました。
午前中は30℃あっても湿度が低いので日陰で涼しかったのですが、午後からはリップから太陽が顔を出し、日なたは灼熱の40℃!
太陽を避けるように、Centennial Glen(センチニアルグレン)へ移動したのでありました。
(その後、このエリアを訪れることはありませんでした)
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Shipley Upper(シップリーアッパー)の取り付き(遊歩道)からは数百m下の農場が眺める事ができます。

Australia Blue Mountains Climbing Tour 3

2014-01-24

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 3

前回のreportは岩場情報に終始したものの、まだまだ補足事項がある事に気づきました(笑

オーストラリアのボルトルートと言えば、僕が初めて教えてもらった10年以上前の情報によると、
ボルトはあるが、ハンガーを自分で用意してボルトに引っ掛け、そのうえでヌンチャクをセットするキャロットシステムが主流と聞いていた。
なんだかとても面倒で、マスターオンサイトには厳しいイメージがありました。

しかし、時代の流れなのでしょう、今回のツアーで登ったルートは全てケミカルアンカーで、日本と同じように直接ヌンチャクをセットすることができました。
まだまだ、キャロットルートは有り、クライミングショップにはキャロット用のハンガーも売っていたのですが、リボルトがしっかりなされており、地元クライマーもキャロットルートを登っている人はいませんでした。(どう考えたって面倒だし、フリークライミング的ではないですね!)

あと、大事な岩質のお話。

岩質はズバリ砂岩

僕の大好きなザラザラフリクションタップリの砂岩。摩擦力は強烈でスメアリングが効きやすい!
しかし、体が不意にあたってしまうと簡単に擦りむいてしまい、擦り傷だらけになってしまうのもタマニキズ。

でも、気を付けないといけないのはロープ。
あまりの摩擦力の為、終了点が奥まっている場合や、ルート途中に棚や庇が飛び出している場合は、ロワーダウンやヌンチャク回収時に、ロープをヤスリ掛けし続ける状態になります。
地元クライマーが教えてくれたのですが、ロープが擦れるルートの回収時は、終了点にロープを掛けず、クライムダウンもしくはフォールを繰り返しヌンチャクを回収。最後1pin目でケミカルアンカーにロープを通して懸垂下降していました。

超ドッカブリのランナウトルートを、いくら慣れているとはいえ回収の為に全pinフォールを繰り返している姿はキョウレツでした(笑
ちなみに、僕はそのルートをロワーダウンで回収したのですが、あまりの被りの為、逆に相当な苦労とロープの消耗を余儀なくされました(泣
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Australia Blue Mountains Climbing Tour 2

2014-01-21

オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 2

滞在2日目朝から待望のクライミングエリアへ!

と、その前に・・・エリア全体の情報を。

標高約1000mの台地に広がるブルーマウンテンズ国立公園。
クライミングエリアはブルーマウンテンズの西の端の崖っぷちに多数点在。
台地の間を切り裂く渓谷や、台地の縁を形どる切り立った断崖。
その断崖の先っちょを、ちょこっと登る。
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ほとんどのエリアが、台地の上の町から崖の縁を100mほど下って、崖の上部だけを登るイメージ。
つまり、テーブルの端っこの角を上のほうだけちょっぴり登るようなもの。

トポ
Blue Mountains Climbing 2010 guidebook 336ページ 
約5000円(現地で買っても、日本でネットで買っても同じような値段)

このトポには、45エリア、2659本ものルートが、細かい字を駆使し330ページに詰め込むように紹介されていた。
写真でラインが明記されているのはその中の主要ルートだけなので、全てのルートを写真にして読みやすい大きな文字で編集すると、きっと辞典のような分厚いトポとなるでしょう。(僕は早くも老眼?のせいか、ミニレンズを使って字を読むはめに)

エリアによっては、完全なスポートルートのみのエリアから、トラッドルートのみや、マルチ、ボルト&ナチュプロmixなど、全てを含んだエリアなど多種多様なクライミングが展開されています。

トポの大まかな情報によると、スポートルートメインのエリアが29、トラッドメインのエリアが16と、ほぼ2:1の割合でスポートエリアのほうが多いようです。

町で言うと、Blackheath(ブラックヒース)、Mount Victoria(マウントビクトリア)の二カ所にクライミングエリアが集中しています。
この二つの町は車で5分ほどしか離れていません。この地域最大の町Katoomba(カトゥンバ)へもブラックヒースから車で10分。
カトゥンバを含め他の町にもクライミングエリアが点在していますが、ブラックヒースを中心として車で1時間圏内に45のエリア全てが収まっています。

そんな中で傾斜のあるスポートクライミングエリアで一押しが、ブラックヒースにある、

Centennial Glen(センチニアルグレン)・・・Wave Wall(ウェイブウォール)
                    Main Wall(メインウォール)

そしてドッカブリ超お勧めは、マウントビクトリアのはずれにある、

Bardens Lookout(バーデンズルックアウト)・・・Electric Blue Area(エレクトリックブルーエリア)

つまり、センチニアルグレンにしてもバーデンズルックアウトにしても、エリアの中にたくさん壁がある(エリアの中にたくさんエリアがある。)、という状態でした。
僕らも事前にブログ記事をチェックしていたり、日本でトポを購入し予習していたものの、やっぱり実際に行ってみないとイメージはつかめませんでしたね。

って、いろんな事を書いていたら一向にクライミングエリアに行く話になりませんね(笑

て事で、次回に続きます・・・

Australia Blue Mountains Climbing Tour 1

2014-01-17

2013/12/20(fri)〜2014/01/08(wed)
オーストラリア ブルーマウンテンズ クライミングツアー 1

今回はマレーシア航空を利用し関西空港〜クアラルンプール空港までが約7時間、6時間待ってトランジット、クアラルンプール空港からシドニー空港までが約8時間。日本から約22時間の移動。
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日本とシドニーの時差は通常1時間。今回はサマータイムで2時間。

お昼にシドニー空港に着いて、とりあえずmacdonaldを利用しましたが微妙に値段が高い。(しかも日本と同じく美味しくない・・・)
今回、オーストラリアドルのレートは1$=93円程度でしたが、換金するとほぼ100円ちょっとでした。
感覚的に1$=100円なので買い物しやすいのですが、シドニー自体物価が高いようです。
(帰国後日本のテレビで知ったのですがシドニーは他の都市より20%ほど生活費が高いそうです。ブルーマウンテンズでの買い物は、ほとんど日本と同じ価格感覚でした。)

お昼を食べた後はHertzでレンタカーを借りたのですが、空港カウンターで手続きを済ませ歩いて3分で車に乗車できました。
とってもわかりやすくてスムーズ。(ロサンゼルスでは空港がでかすぎなのか、バスに乗り、手続きを済ませてから車を探すのも一苦労でした)
一路ブルーマウンテンズ国立公園に向かいました。
事前に日本でgoogle map で交差点の写真もチェックしていたので迷うことなく目的のハイウェイへ!
最高時速110kmなのに無料のハイウェイだなんて・・・日本もなんとかしないとね。
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日本では寒い冬でしたが、南半球のオーストラリアは真夏!途中で喉が渇いたのでガソリンスタンドのコンビニでコカコーラを買おうと思ったものの、600mlペットボトルが4.5$!
450円は有りえへん!
なのでミネラルウォーターを購入。それでも2$はしてたかな?

ブルーマウンテンズのクライミングエリアの近くで、一番大きな町がKatoomba(カトゥンバ)、そこから車で10分ほど進んだ町が今回僕らが18日間滞在したBlackheath(ブラックヒース)。
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シドニーから150Kmほどなので、通常1時間半〜2時間の道のりのはずが、2カ所での道路工事やクリスマスの買い物渋滞で2時間半もかかってしまいました。
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ブラックヒース駅のそばのホテルでコテージの鍵を借り、車で3分ほどのわが家へ。
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小さい素朴なコテージながら、日本のわが家より広い(笑
17泊で約19万円(4人は滞在できるので2人で使うには贅沢でした。)

とにかく快適なコテージで最高のクライミングツアーがスタートです!

年末年始

2013-12-19

皆さんは年末年始をどう過ごされますか?

周りでは、雪山へ行く人、タイへ行く人、スペインへ行く人等々・・・

で、僕はというと・・・
明日12月20日金曜日から約3週間、オーストラリア、ブルーマウンテンズにクライミングツアーへ行ってきます。
南半球といえば今は夏。
12年前、ニュージーランドにリード&ボルダーツアーに行きましたが、オーストラリアは初上陸。

ブルーマウテンズ国立公園はシドニーから車で約2時間、広大な森林のテーブル上の台地の縁(へり)が延々と続く岩壁になっているらしいんです。
そんな国立公園にはトポに載っているだけでも45エリア2659本のルート!!!
何日居たって登りたいルートは後を絶たないでしょうし、一生かけても登り切れないでしょうね!
そんなブルーマウンテンズで真夏のクリスマス&年越しと共にリード三昧を満喫してきます。

今年一年、ほとんどスクール募集をせず自分の登りに集中させていただいた一年となりました。
3年前から体の各所が長年の使い痛みにより悲鳴を上げ続け、過去2年間は満足に登る事ができていませんでしたが、今年はクライミングを満喫する生活に戻ることができました。
お蔭さまでクライミングのおもしろさとせつなさと奥深さを再確認する一年でした。
そんな中でもスクール依頼が有り、一年を通してスクールを継続させていただけた事に大変感謝しております。(スクールレポートにアップできなかった方々ゴメンナサイ)

来年は1月9日早々からステップアップスクール18期も開校されます。
アウトドアの詳細募集はしていませんが、相変わらず随時募集はしております。
もちろんインドアも個別対応にて随時開校しております。(インドアは基本的に平日のみですが)
(つまり、いつでもどこでも要望していただければ精一杯依頼にお応えいたします。)

昨年はスクールだらけ、今年はプライベートクライミングだらけ、来年はスクールも自分のクライミングもpushし続ける年にしたいと考えておりますので、是非お互いに岩にチャレンジしていきましょう!

今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します!
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日本GP

2013-10-16

先週5日間の東海ツアーを満喫しました。

木曜 鈴鹿F1ピットウォーク&サイン会
金用 鈴鹿F1フリー走行
土曜 鳳来鬼岩クライミング
日曜 鈴鹿F1日本GP決勝
月曜 鳳来鬼岩&ハイカラ岩クライミング

結果、ヘロヘロに疲れました。
(木、金は暑さにやられ正直クライミングどころではありませんでした。)

しかし、年に一度のF1日本GPは観客動員数過去最低でも楽しいレース展開で大満足でした!

灼熱でしたがあこがれの1コーナーは嬉しいものです!
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来年はフェラーリ入りして欲しかった可夢偉・・・復帰してほしいね。
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ベッテルの最強マシンを木曜も金曜も間近で眺めることができました。
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いろいろあった決勝でしたが、結局最後はベッテルの見事な優勝で幕を閉じました。

来年はどの席にしようかな?

鈴鹿

2013-10-09

今年もこの時期がやってきました。
一年に一度、私がクライミングそっちのけになってしまう・・・F1日本GP

鈴鹿サーキットへ明日から行ってきます!

過去3年木曜~月曜まで5日間滞在していたのですが・・・今年はクライミングのモチベーションが高い為、土曜日予選を放棄して岩場へ!
そして決勝に舞い戻り、レース後はまた岩場に向かう予定の変則観戦!

クライミングもF1も満喫しようという欲張りな計画なのであります(笑

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2013-10-04

IMG_60479月第一週目に憧れの場所に行ってきました。
初めて見たであろう時の僕の年齢は3才・・・残念ながら記憶に無い。

30年近く経ち伊豆城山へのクライミングツアーで1月の真っ青な冬の空に、真っ白に輝くその姿を見たときに、心底美しいと思った。

しかし登りたいとは思っていなかった。
眺めるのが大好きで、当時登山にも興味は無く登ろうとは思わなかった。

7~8年前、バックカントリースノーボードの為に雪山を登り出してから意識は変わった。

色んな山を登りたい。

そんな中に日本人であるからにはいつかは・・・
という感情が芽生えた。

見るには最高だけど、登るにはつまらない山。
そんな話を沢山聞いたけど、結局登ってみたうえで自分で感じなければわからない。

いつか登ろうと思っていたが、なんだかんだと二の次になってしまい本気で考えだしたのが昨年。
2013年に登ろう!

まさか、世界遺産になってしまう年だとは知らなかった。
人を避ける為に9月の平日を選んだ。

実際登ってみて驚いた!

何も無い荒涼とした岩と砂、フッと知らない星に降り立ったような感覚に陥ったりもした。
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そして高度障害。
一度山頂に到着してから八合目に降りて宿泊。
一晩中頭痛、目の奥の痛み・・・結構不快なものですね。

IMG_6307翌朝、八合目でご来光を拝み、改めて山頂、お鉢巡り、そして剣が峰・・・

3776m

ガスの中でしたが、数年来の思いを成し遂げることができました。

今回は5合目から登りましたが、下山後見た麓の樹海や森を眺めていると、1合目から5合目の登山が神秘的ではないのかと感じ、興味をそそられるのでありました。
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穂高

2013-07-15

2013/07/10(水)〜13(土)
岩は登ってもほとんど山を登らない僕が昨年の北岳以来の山登り。
27年ぶりに上高地を訪れましたが、梅雨空の平日なので殆ど人はいませんでした!
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時折雨がパラつく中、徳沢、横尾を経て涸沢へ。
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屏風岩は雲に掛かる事はありませんでしたが、2500m付近は常にガス模様。
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涸沢一帯はまだまだ雪がタップリ。
テント場に着く直前に、上写真の北穂高へ向かう沢の登山路に大きな落石が!
小屋のスタッフが雪渓にステップを作っている作業中でしたが、間一髪、事なきを得たようです。
(死ぬかと思った・・・)
雪解けの真っ最中、登山道にも落石は頻発しているようでした。
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雪の上のテン場には、テントは3張だけ。

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翌日、なんとか朝日は射したのですが、2900m付近はガスの中。
でも、前穂高岳だけはガスの切れ間に顔を出してくれました!
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結局、北穂高岳山頂はガスの中。
とりあえず初めての穂高3106mを登ることができました。
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北穂高小屋って頂上直下にあるのですねえ!
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涸沢岳を経て穂高岳山荘へ。
二日目はほとんどガスの中での行動となりましたが、時折みせる青空と景色に癒されました。

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三日目朝もガスの中。
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ガスと強風の中、奥穂高岳3190mに到着。
ここから青空がチラホラ。
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吊尾根からは、待望の晴天。
前穂高岳、涸沢、焼岳、霞沢岳、乗鞍岳を眺めながら前穂高岳3090mを登頂。
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結局、四座のピークを踏みましたが、なんと全てのピークに誰もいませんでした!
最後は重太郎新道を降り岳沢小屋へ。

最終日、この日から始まる三連休は雨。
続々と山へ向かう人を横目に朝から平湯へ下山。
のんびり温泉を満喫して帰路に着きました。

殆どがガスの中でしたが、人の少ない山は最高でした!

365日

2013-06-21

Mr.伊藤達也が事故で逝ったのが2012年06月19日の深夜。

何も書かないでおこうと思っていましたが・・・
先ほど達也の事でメールをくれた友人に対して、達也のことを思い出してくれる人がいる、って事が嬉しいと感じました。

一年はあっという間。
同じ時期にくると、よりリアルに思い出すのかもしれない。
でも、僕のなかでは365日が過ぎ去っただけ。
これが500日、1000日と過ぎ去っていくのでしょう。

未だに事あるたびに、達也に話しかける。
きっと、ずっとそうなんだろう。

とにかく元気で、楽しくて、明るくて、愛情いっぱいの男だったから、奴を思い出して、こんな梅雨のうっとおしい空気も吹っ飛ばしてしまおう!

タイクライミングツアー8(Wee’s Present Wall)

2013-02-07

2013/01/28(月)
ライレイ滞在5日目
なんだか毎朝4時半に目が覚めていた。
日本時間で6時半だからなのか・・・毎日クタバッテ寝るのが早いからなのか・・・

前日トポの★マークが僕の好みに合わない事が発覚したので、早朝からトポと睨めっこ。
タイに来たからには、ドッカブリか、ツララガバガバ、バケツホールド満載のルートで快適に登りたい。
そこで、★もつきつつ、ツララっぽい絵のルートを探し、”Thaiwand Wall”の手前の”Wee’s Present Wall”をPick Up
みんなに了解を得て、朝食後例のごとくサンドイッチをgetしてライレイ・ウエストへ。
(さすがに4日間食べ過ぎたのか、朝食を食べ過ぎているのか、僕はサンドイッチをオーダーできませんでした(笑 )

”Thaiwand Wall”に行くべきアプローチは波打ち際でしたが、”Wee’s”へは、その手前、ホテルきわきわの踏み跡を登ります。
登るといっても、ほんの1分ほど斜面を上がると目の前には岩!
トポの雰囲気だと、もう少し上のような・・・
荷物を置いてルートを確かめると、まさにここが”Wee’s Present Wall”

近い!
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誰もいなくて、なんだか暗くて、そんなに傾斜がないけれど・・・
ガバガバアップ、こてこてコルネたっぷりのルートがあるので登ることにしました。
そうこうしていると、クライマーがあっちから、こっちから、ウジャウジャと!
あっという間にアップルートの取り合いになっちゃいました!
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到着した時は、暗いなあって思ったのだけれど、実は人気エリア?(笑

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結局一日中日陰でのんびり快適に登ることができました!

色んなエリアで登ってみてよくわかりましたが、トポに★がつくルートは往々にしてミニマムホールドをビシバシっと決めなければ登れない、日本的な難しい課題が多いようですねえ。
案の定、このエリアにもとんでもなく悪いルートに★がたくさんついてました(笑

結局、今回はガバガバルートを求めてリゾートクライミングに徹しました!
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16時頃岩場を後にしましたが、ライレイ・ウエストのWalk Streetに入るや否や、みんなbeer飲んでるじゃあないですかあ!
僕らも即効beer!!

しかも、ホテルに帰ることなく前日夕食を食べた店の隣の店へなだれ込む(笑
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さっきbeerを飲んだばかりなのに、またもやthai-food&beer!!!

明るいうちに夕食を終え、ホテルに帰る。
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帰り道にお猿さん!

ホテルでシャワーを浴びたあとは、最後の晩にして、初めてのタイ式マッサージを体験

60分間:250バーツ(約750円)

お母ちゃん!って感じのタイ人マッサージ氏の方に、ゆうったり、強~く、優~しく、全身をくまなくほぐしてもらうことができました!

気持ちいいいいいいいいいい!!!!!

最後に温かいお茶をいただいて大満足の初体験となりました!
こんなに素敵なら毎晩マッサージしてもらっても良かったかも?

 

 

タイクライミングツアー7(Lunch&Swiming)

2013-02-07

one,two,threeで午前中まったりクライミングをした4日目の午後は、
初日から気になっていたプラナンビーチのRayabadee ResortホテルでLunch Time!
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島でもないのに陸路がないライレイリゾートはいわゆる陸の孤島。

トンサイはリゾートというより地元感たっぷりで物価も安い。
ライレイ・ウエストはそれなりにリゾート地。
ライレイ・イーストはトンサイとウエストの中間的な庶民的な?リゾート地。

で、プラナンエリアは、なんと高級リゾートホテルRayavadee Resortそのものっていう感じがしました。
ライレイの南側の広大な敷地にはRayabadeeしか商業施設がないのだから・・・
(あっ!Muai Thaiの横の小さな売店だけは別ね)
プラナンビーチはプライベートビーチでは無いものの、ほとんどRayabadeeの私物に感じてしまう。
1泊最低2万バーツ(約6万円)以上するホテルのお客さんの感想としては、プライベートビーチじゃないことが残念!
ってコメントがありましたが、僕らにとっては岩も登れるし、泳げるし、Lunchもできて最高!
何より、二日目にThaiwand Wallから洞窟を抜けた後のビーチでのビールが格別だったので、今後もプライベート化しないでほしいものです!
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Lunch後はまったりお昼寝&海水浴
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ああ、登る気が薄れてゆく〜z、z、z・・・
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トポにはプラナンビーチはクライミングタイムに適しているのは午後と記されていますが、あれは完全なる記載ミス。
午後はテリテリ太陽で、泳ぐことと木陰で寝ることしか思いつきませんでした!
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でもでも、眠気覚ましにと最後に泳ぎ、帰ろうかと思いきや!
Sさんの、モチは高く・・・
さあ、登ろう!
いきなりマスターオンサイト!
つられて僕もビレイした後に回収で登りましたが、汗ダラダラ!
いやあ、Sさんよくオンサイトしましたねえ!お見事でした!

1本だけプラナンで登り、心はbeerに!
ホテルに帰りシャワーを浴び、4日目にして夜のライレイ・イーストを離れる。
この日の夕食はライレイ・ウエストのWalk streetの一番奥の店、イーストから行くと一番手前のお店。

やっぱりタイ料理は地元感タップリの店のほうが美味しく感じましたね!
この日も満腹からの二皿オーダー食べちゃいました(笑

さすがにクタクタになってきてたなあ!!!

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