Instructor Diary

鈴鹿

2013-10-09

今年もこの時期がやってきました。
一年に一度、私がクライミングそっちのけになってしまう・・・F1日本GP

鈴鹿サーキットへ明日から行ってきます!

過去3年木曜~月曜まで5日間滞在していたのですが・・・今年はクライミングのモチベーションが高い為、土曜日予選を放棄して岩場へ!
そして決勝に舞い戻り、レース後はまた岩場に向かう予定の変則観戦!

クライミングもF1も満喫しようという欲張りな計画なのであります(笑

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暑い

2013-10-07

10月だというのに・・・

今年60、61日目の鳳来。

初日土曜日、雨予報の天気に翻弄されたのかクライマーはとても少ない。
静かな土曜の鬼岩。

Mさんが見事に”ファースト”5.12aをレッドポイント!
静かに、それでいて気合十分。
数少ない常連さんから怒涛のガンバコール!
ドン!って声援が後押しする中、渾身の力を振り絞りガバを持ち待望の終了点クリップ!!!

良かった!
梅雨の湿気湿気、腕の故障、酷暑を乗り越え見事に登りきりました。
Mさん、
「ホッとした!」って。
わかるような気がします。

本当におめでとう!

明けて日曜日、人は一杯。
しかも季節ハズレの暑さと湿気(泣
暑さが逆戻りしてしまいました。

僕もMさんも、新しい課題にトライ!
体はヘロヘロ。
でもなんだか気分は爽快!

早く涼しくなあれ!

鳳来59日

2013-10-04

今年、鳳来で登ったりスクールした日数が7月までで44日。

8月は暑さと雨にやられ7日。

9月も雨に祟られ、8日。

合計59日。

6月にできていたムーブが暑さの為か、疲れの為か7月、8月、9月中旬までできないまま暑い夏が終わりました。
先週、やっと夏の宿題を片付け、3日後にはオンサイトグレード更新の為に温めておいた課題をトライ!
残念ながらオンサイトできませんでしたが、翌日にはレッドポイント。

ここへきて登りも、モチベーションも上げ上げになってきました!
さあ、天気は怪しいけれど、明日も60日目の鳳来だ!
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3776

2013-10-04

IMG_60479月第一週目に憧れの場所に行ってきました。
初めて見たであろう時の僕の年齢は3才・・・残念ながら記憶に無い。

30年近く経ち伊豆城山へのクライミングツアーで1月の真っ青な冬の空に、真っ白に輝くその姿を見たときに、心底美しいと思った。

しかし登りたいとは思っていなかった。
眺めるのが大好きで、当時登山にも興味は無く登ろうとは思わなかった。

7~8年前、バックカントリースノーボードの為に雪山を登り出してから意識は変わった。

色んな山を登りたい。

そんな中に日本人であるからにはいつかは・・・
という感情が芽生えた。

見るには最高だけど、登るにはつまらない山。
そんな話を沢山聞いたけど、結局登ってみたうえで自分で感じなければわからない。

いつか登ろうと思っていたが、なんだかんだと二の次になってしまい本気で考えだしたのが昨年。
2013年に登ろう!

まさか、世界遺産になってしまう年だとは知らなかった。
人を避ける為に9月の平日を選んだ。

実際登ってみて驚いた!

何も無い荒涼とした岩と砂、フッと知らない星に降り立ったような感覚に陥ったりもした。
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そして高度障害。
一度山頂に到着してから八合目に降りて宿泊。
一晩中頭痛、目の奥の痛み・・・結構不快なものですね。

IMG_6307翌朝、八合目でご来光を拝み、改めて山頂、お鉢巡り、そして剣が峰・・・

3776m

ガスの中でしたが、数年来の思いを成し遂げることができました。

今回は5合目から登りましたが、下山後見た麓の樹海や森を眺めていると、1合目から5合目の登山が神秘的ではないのかと感じ、興味をそそられるのでありました。
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レスト?

2013-07-30

007
3月から5月まで30日間、6月は10日間、合計40日

鳳来エリアでスクール、プライベートを含めて登り込むことができました。

7月は穂高に行ったり、雨などで17日まで一度も鳳来に行くことはありませんでした。
スクールでガンコ岩に2日、そして先日プライベートで4週間ぶりの鬼岩。
結局、7月は4日だけ!

7/27(土)は前晩の天気予報が怪しかったので早朝出発。
8時頃に鳳来エリアだけ土砂降りだったようで鬼岩には8人だけ。
我々が到着してからは良い天気でしたが岩は湿気気味。
でも、人の少ない鬼岩はまるで平日みたい。静かで最高でした!

28(日)はいつものようにクライマーがいましたが、少し少な目、しかも岩はカラカラ!

この2日間の登りで感じたのは・・・

力がゲキ落ちしている!(泣
できていたムーブができない。

3週鬼岩を触っていないだけで、体が重い!

体重は変わっていないけれど、筋肉がなくなり脂肪が増えた感じがしました。
自分の体じゃないみたい。
ついでに手のひらの皮膚も岩のガビガビさに耐えられない軟弱なものに変わっていました(笑

3月から4か月間鳳来で登り、調子もそこそこだったところで、
7月は、ある意味レスト月になったようです。

4か月の疲れを落とし(ついでに力も落ちましたが)、8月からじっくり登り込んで、
9月からのベストシーズンに備えることになりそうです!

穂高

2013-07-15

2013/07/10(水)〜13(土)
岩は登ってもほとんど山を登らない僕が昨年の北岳以来の山登り。
27年ぶりに上高地を訪れましたが、梅雨空の平日なので殆ど人はいませんでした!
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時折雨がパラつく中、徳沢、横尾を経て涸沢へ。
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屏風岩は雲に掛かる事はありませんでしたが、2500m付近は常にガス模様。
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涸沢一帯はまだまだ雪がタップリ。
テント場に着く直前に、上写真の北穂高へ向かう沢の登山路に大きな落石が!
小屋のスタッフが雪渓にステップを作っている作業中でしたが、間一髪、事なきを得たようです。
(死ぬかと思った・・・)
雪解けの真っ最中、登山道にも落石は頻発しているようでした。
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雪の上のテン場には、テントは3張だけ。

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翌日、なんとか朝日は射したのですが、2900m付近はガスの中。
でも、前穂高岳だけはガスの切れ間に顔を出してくれました!
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結局、北穂高岳山頂はガスの中。
とりあえず初めての穂高3106mを登ることができました。
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北穂高小屋って頂上直下にあるのですねえ!
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涸沢岳を経て穂高岳山荘へ。
二日目はほとんどガスの中での行動となりましたが、時折みせる青空と景色に癒されました。

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三日目朝もガスの中。
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ガスと強風の中、奥穂高岳3190mに到着。
ここから青空がチラホラ。
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吊尾根からは、待望の晴天。
前穂高岳、涸沢、焼岳、霞沢岳、乗鞍岳を眺めながら前穂高岳3090mを登頂。
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結局、四座のピークを踏みましたが、なんと全てのピークに誰もいませんでした!
最後は重太郎新道を降り岳沢小屋へ。

最終日、この日から始まる三連休は雨。
続々と山へ向かう人を横目に朝から平湯へ下山。
のんびり温泉を満喫して帰路に着きました。

殆どがガスの中でしたが、人の少ない山は最高でした!

鬼岩 2013/06/30(日)

2013-07-02

今回も日曜一日のみの鬼岩、Mさん、Kちゃんの3人で行ってきました。

土曜の岩のコンディションは良好、しかもいつもは混みこみの禁セプラインは2人だけのガラすき情報。
しかあし、日曜は湿気シケ(泣

先週のトライで力不足を実感したので、”カーニバル”は当分お預けとしました。
何を登るか決めあぐねていたのですが、がっかりエリアを見に行くと、岩のシケり具合いが幾分マシに感じたので”ジェットシューター”のフラッシングトライをする事に決めました!

が、しかし・・・
色々あって最終便では湿気になかされRPはお預け(泣

Mさんも”ファースト”のRP間近でしたが湿気に阻まれました(泣

この時期ならではの葛藤が続きますが、黙ってコツコツ登る事で、また一段と力が着いていくのでしょうね!

鳳来鬼岩 2013/06/23(日)

2013-06-25

今回は日曜日だけの鬼岩。

朝、キャンプ場のおっちゃんがくれたものは・・・

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巨大にんにくなのでした!

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普通のにんにくと比べると、巨大さがわかっていただけますかね?
焼いて食べると意外とおいしかったのでありました。

ところで、岩場はそこそこの状態。
朝一番は直射日光で岩が温まりすぎて、厳しかったあ!!!
昼、影ってから少し冷えた頃が一番登りやすかったです。
午後3時にもなると、湿気が岩に蘇ってしまいヌメヌメ(泣

このシーズン、一日一便良い状態で登れれば御の字としなければならないでしょうね!

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ボルダー

2013-06-21

今週は普段と違い、平日の鳳来ツアーは無し。
ちょうど雨だったので、どっちみち行けなかったでしょう。

火曜日にP大阪で、たまたま集まった週末鬼岩メンバーでボルダートレーニングを行った。
みんなリードクライマーだが、3階ボルダーで鬼岩のそれぞれのルートの疑似課題を登り込みました。

痛感した。
リードクライマーはボルダー力が少ない!!!
持久筋(遅筋)ばかり発達しているのだろう。
そして、
登りは上手い!

クライマーには現在のリード力に比べて、ボルダー力の低い人や、ボルダー力に対してリード力の低い人が結構多いです。
それはあきらかに、片側の経験数が少ないからですね。

僕の目には、もっとボルダー力を付けれる人はたくさんいます。
筋力だけではないですよ!

自分自身、この春リードで登り込めるようになったものの、ボルダー力の激落ちに驚愕させられました。
でも、鳳来の岩場に週4日通うとボルダーをする機会がなかなかできない。
少しずつ、少しずつ、合間を縫ってボルダーを登る機会を増やしてきた。

すると、キバるタイミング、飛び出す感じ、力を一瞬で出してリラックスする感じが蘇ってきました。
もちろん筋力はいるのですが、これは感覚的な要素が大いに影響しているようです。

神経系の発達
できる!って感じ。
これがカギになるのでしょうね。

リードばかりしていると、クリップ、レストができる大きなホールドをメインに登ってしまい、たまに触る小さなボルダーのホールドがとても悪く感じてしまいます。でも、5回、10回と触り、それを週2回、1か月ほど続けていくと、1か月前が嘘のように持てるように感じることがあります。

まずは、持てるホールドから、徐々に悪くしてゆく。
動きも、スタティックなものから、デッド等の動的なものを徐々に激しくしてゆく。

しかも、ボルダーはリードに比べて相当スピーディ(瞬時)にムーブを展開しないといけない。
易しいボルダー課題を、超スピーディに登り込んで、刺激するのも大事かもしれませんね

リードクライマーがボルダーを3か月続ければ別人ですよ。
これで難しいリードルートもgetできる!はず。

365日

2013-06-21

Mr.伊藤達也が事故で逝ったのが2012年06月19日の深夜。

何も書かないでおこうと思っていましたが・・・
先ほど達也の事でメールをくれた友人に対して、達也のことを思い出してくれる人がいる、って事が嬉しいと感じました。

一年はあっという間。
同じ時期にくると、よりリアルに思い出すのかもしれない。
でも、僕のなかでは365日が過ぎ去っただけ。
これが500日、1000日と過ぎ去っていくのでしょう。

未だに事あるたびに、達也に話しかける。
きっと、ずっとそうなんだろう。

とにかく元気で、楽しくて、明るくて、愛情いっぱいの男だったから、奴を思い出して、こんな梅雨のうっとおしい空気も吹っ飛ばしてしまおう!

雨・霧・明神山・そして岩

2013-06-16

2013/06/13(土)
今回はスクールではないのに珍しく、4人満車。
Mさん、Sさん、Kちゃんと金晩出発。
夜雨が降ったようですが朝には止んでいました。とりあえず霧立ち込める山道を鬼岩へ・・・
鬼岩に到着すると、岩は見た事もないほどびしょ濡れ(泣
雨だけでなく、霧が充満していたようで全てのルートが濡れ濡れでした。
先に到着していたSさん、Kちゃんはびしょ濡れの”あんこ”を登っていましたが、僕とMさんは翌日の為にレストに決定。

午前10時の鬼岩で何をするべきか・・・
降りたところですることもなし。

行動をきめあぐねていたところ、Mさんが明神山ハイキングを提案。
2度も登ったことのあるSさん以外の3人と、Hさんを加えた4人で空身で明神山を目指しました!

途中のハイカラ岩も見事にビショ濡れ、胸突き八丁ではミストサウナ状態で髪も体も、汗だか水滴だかでビッショ濡れ(笑
クサリ場や馬ノ背を超え、鬼岩から1時間20分で山頂到着!

そこには・・・

行ったことのある方はご存知でしょうが、行ったことのない人の為に、ここでは記さないでおきましょう。

で、山頂でお昼ごはんを食べて鬼岩に下山したのは午後2時頃でしたが、岩は相変わらずビショ濡れ。
願いを込めてロープを残置して下山したのでありました。

なのに、夕方から降り始めた雨は翌日の朝まで降り続いたのであーる。(泣

2013/06/16(日)
前日、雨が降っていないのに乾かなかった岩が、一晩中降った雨で益々最悪の状態になっているであろうことは、泊まったクライマーの共通の思い。
なのに早朝の乳岩駐車場には車が10台ほど既に止まっていました。
顔ぶれをみると、残置メンバーではないですか!
とりあえず、ロープを取りにあがりますか・・・

ところが、アプローチを歩き始めると青空と太陽が!!!
そして鬼岩に着くと、日当たりのよいメインウォールでみんな登っているではありませんか!
さっすが太陽の恵み!
”あんこ”から”枯れ木”までは問題なく乾いていました!(ただし、メインウォール以外は濡れ濡れ)
それでも帰るつもりで残置物だけをとりにきた事を思えば、湿気湿気とはいえ、登れることの喜びをいつも以上に感じることができました。

入門、あんこ、留年、入門、禁セプ、留年と6本

曇ってきた昼からは湿気がホールドに復活しましたが、3時頃まで楽しむことができました!

岩の神様ありがとうございました!

鬼岩 5.11祭り day2

2013-06-14

6/9(日)
2日目もイレブン祭り!

メインウォール右壁
“社会勉強”5.11a    ”マンモス君”と同じ面のほぼ中央。
              ほとんどがガバで構成されているのでとても登りやすかったです!O.S
              
            
                 

”ソムリエ”5.11b    
ラインがわかりづらかったので伸介先生に教えてもらいました。
              マンモス君の左隣、斜め左にラインが引かれてます。
              ボルトは昔、備中にたくさんあったお手製岡山ボルト。
              下部の優しい場所に使用されていますが怪しいのでフォールは禁物ですよ。
              上部はちゃんとしたボルトが打たれていますが、終了点に残置物がないの
              で、マンモス君に入っちゃいました。微妙なO.S
              今度登ったらカラビナを設置しますね!
              
21世紀のエリア 
”大掃除”5.11c     ほとんど登っている人を見ない21世紀のエリア。
              やっと登ることができてスッキリしました!
              でも、O.Sならず2回目でのRPとなりました。
              色んな要素が盛り込まれていてとっても良いルートです。
              が、しかし・・・
              スタンスが欠けやすい、核心のペツル型ボルトが曲がっている、
              終了点のスリングは腐っている・・・
              ルート整備が必要ですね。
              でも、ほんとに良いルートです!さすが伸介先生作品!

結局2日間で7本のルートを初めて触り5本O.S、1本二撃、1本中止となりました。

お勧めルートは、
”社会勉強”5.11a ”鬼岩入門”を登れた人はO.S狙いでいけますね!
ルートの内容では、”大掃除”5.11cを大絶賛ですが、安全面で+-ゼロになってしまいますね。

今回、あまり耳にしないルートを登って改めて認識したのが、

”鳳来の岩はことのほかモロい!”

という事です。
”てっぺんをつかもう”はグスグスなので登らないほうが良いですね!
”ソムリエ”は登れますが要注意!
”大掃除”は使用ホールド、スタンス以外で体が触れると細かい岩がパラパラと落ちていました。

人気ルートは述べ何千回と登られ、怪しい岩が落ち切った状態だから安定しているように感じます。
でも、少しラインを外すとメインウォールでもパラパラと岩が欠けることがありますよね!
登っているクライマーはもちろん、ビレイヤーや周りにいる人も今以上の緊張感を必要とする岩場です。
最近たくさんのクライマーが訪れる鬼エリアですが、知ってる人にも知らない人にも声を掛けあって、
安全で楽しい岩場を維持していきたいですね!

鬼岩 5.11祭り day1

2013-06-11

6/8(土)
またもや、m-sanとk-chanの3人で鬼岩。
前日の雨のせいか巣立ったのか、ミニカエルには会えませんでした。

課題の”カーニバル”
まだまだムーブの解決にはトレーニングが必要なので、のんびり順番を待つよりたくさん登ってトレーニングする事を選んだ。
予想通り”カーニバル”ラインは下部共有の”禁セプ””枯れ木”のトライクライマーだけで10人!
順番待ちで3時間になりそう。

そこで、今まで触っていない11オンサイト祭り!

ウォームアップエリア
“姫のウォームアップ”5.10d  ”桃太郎”と同じ面、かみなりの右横のルート。
                 11じゃないけどアップがてらにO.S
                 出だしがパワフルなので女性には11有ると感じそう。 

”鬼のウォームアップ”
5.11c  下部が”姫”と共有なので純粋なO.SとはいいにくいがO.S 
                (リップ上がコケコケでO.Sには厳しかったっす。
                 出した・・・フルパワー出しすぎた・・・)

がっかりエリア
”どこいったんやあ”5.11a   ツララからの足ブラStart!3pin目までがパワフル!
                「こんな11a登った事無いわ!」って叫びながらO.S
                 ひ弱な僕のグレーディングだと5.11c

”てっぺんをつかもう”
5.11a  どこいったんや”の裏っかわ。残置ロープ置き場の頭上を登るライン。
                登っているところを一度も見た事が無い。
                周りの人に聞いても誰も登っていない。
                2pin目あたりから、岩というより土を掴んでいるような感じ。
                足元はパラパラと崩れ、
                「こんなもんフリーのルートちゃうやん!」
                5pin目手前では、ホールドがロシアンルーレットに思えたので無理をせ
                ず、残置ビナのある3pin目までクライムダウン。
                崩落の恐れのあるルートなので登攀中止!
                このルートは封印しても良いかもしれませんね。

(今年5月”枯れ木のフェース”5.12dをRPした翌日も11祭りをしてました。4年前、あまりのランナウトにテンション入れてほったらかしにしていた”タケちゃん”5.11bをRP。K池先生に隠れて見えない7pin目を教えてもらえたので安心して登れました。勢いに乗って”大洪水”5.11dをO.S。オンサイトのヘタな僕には嬉しい1本)

結局、初日は4本触って3本オンサイト!気になる謎のルートがはっきりしてスッキリしました!

ハーネス

2013-06-11

梅雨に入ってからの週末も、なんの問題もなく鳳来鬼岩通い。

6/1(土)
m-san、k-chanと鬼に上がり、さてアップをしようとハーネスを履こうとしたのですが・・・

ハーネスが無い!

15年間、岩場にハーネスを忘れた事は一度も無かった。(クライミングシューズは一度あった(笑)
よりによって鬼岩とは・・・
取りに戻るには1時間半以上かかるだろうなあ・・・
でも、登りたいから、見学ではつらいから、取りに行くことにしました。

下り25分、車でハーネス探し5分、登りはヘロって35分

totoal65分なら上出来(笑

この日のクライミングはアプローチ疲れでモノにならないと思いきや、意外と普段以上に元気にトライする事ができました!
普段は運動不足なのか・・・?

m-sanは”ファースト”をコツコツとトライ!

k-chanは安間君と一緒に登る約束をしていたようで、”メタフォース・エクステンション”5.14cのRPビレイをする幸運にも恵まれていました。(実際はビレイしていると折角の登りは見えなかったらしい・・・)

6/2(日)
寝不足?7時間寝たけど、体が重だるい・・・
鬼岩に連日上がったクライマーに聞く人、聞く人、今日は体調が悪い!と、言ってはったなあ・・・
湿気のせいかな?
3人共、バテ気味なので早々に退散したのでありました!

皆さん!アプローチ出発前にはギアの確認をくれぐれも忘れないようお気をつけください!(笑

自分のクライミング

2013-06-04

ながらくホームページを更新していませんでしたが、今年の春は鳳来三昧でした。
3月9日から始まったBBFの鳳来シーズン。
スクールだけでなくプライベートも含め4月、5月は天候次第でできうる限り鳳来に行きました。

3年前の膝、2年前の肩、腰の故障により、昨年までの2年間は5.12をまったく登ることができませんでしたが、今年ようやくジャンジャン登れる体になりました!
10年あたためてきた”卒業”5.12bを無事一撃できたのを皮切りに、宿題を片づけたり再登などで体や気持ちも盛り上がってきました!

3年前に一度トライし、あえなく撃退された”ドントストップザカーニバル”5.13b
トレーニングの必要性を感じ、いろんな事をしましたが超持久力トレーニングや懸垂をしまくった結果、肩が壊れました(泣
長いトンネルの末故障も癒え、登りたかった課題をトライできるようになった事をとても嬉しく感じています。

3年前に触れなかった核心パートはボルダー力ゲキ落ちの僕の体にはとても厳しいですが、時間をかけてゆっくり解決していきたいです。

やっぱりクライミングは、できないムーブや持てないホールドを攻めるのがメチャクチャおもしろいですね!
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タイクライミングツアー9(最終日)

2013-02-18

2013/01/29(火)
ライレイ滞在6日目(最終日)
最終日の朝は夜明け前から起きだして、Mさんと二人で6時半からの早朝クライミング!
明るくなりだすのが6時20分頃だったので、one,two,threeの岩場には当然クライマーは誰もいません。
お目当てのルートは、
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Massage Secrets(123)という★★★マルチピッチ(合計3ピッチ)
1ピッチ目が5★★、2ピッチ目が6A+★★★★ということで、2ピッチまでを朝飯前に満喫してきました!
2ピッチのtopに立つと目の前に見えるツララや、朝日を浴びたライレイの景色がとても美しかったです。

7時40分頃にはホテルに戻り朝食をいただきましたが、先にテーブルに着いていたSさんから、R-chanが前晩からダウンしている事を聞いてビックリ!仕方がないのでその後は3人で行動。

朝食を済ませ、今度はPra-Nang Beachへ!
最終日になって、やっとドッカブリ課題を登ることができました!
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昼食はムエタイ横の売店で、マンゴーとトウモロコシをガッツリ切り分けてもらい、イスがどこもかしこもクライマーで埋まっていて困っていたところ、優しい地元クライミングガイドのイエンさんに勧められるままに、彼の昼食と同じテーブルで楽しくいただきました!
イエンさんの日本の友人も僕と同じ名前でワキアイアイと会話が盛り上がる。
色んな情報を教えてもらい、昼からは彼の勧めてくれた、High-view-pointとLagoon探索に行くことになりました!

ムエタイエリアとプラナンエリアを結ぶ遊歩道脇から数十メートルのなだらかな岩を登るとジャングルのようなエリアに出ました。
道はわかりにくいのですが、ハイビューポイントからの眺めは絶景(写真はロービューポイントから撮影)
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ビューポイントから少し道を戻り、奥へ進むと今度は岩を下ってゆくとlagoonへ!
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山の中にポッカリ空いた穴に水が溜まり、天然のプールが秘境のように現れました!
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最終日に気になっていたラグーンを見る事ができて大満足!
いやあ、クライミングだけでなく色んなところを見ることができて充実の6日間でした!

15時頃にホテルに戻り、またもやbeerをあおり、シャワーを浴びて出発準備が終わったのが17時頃。
最後の夕食はお気に入りのmom’s  kitchenで、パイナップル器のナシゴレンとbeerをいただいて満腹状態でチェックアウト!

初日に予約した貸切ボートのお迎え時間は午後6時!
10分前から、のんびり待って6時15分になっても誰も迎えに来ない!!
飛行機の出発時間は午後8時半。
心配なのでホテルのフロントから予約したオフィスへ電話をかけてもらうと、
もうちょっと待って、と告げられる。
しかあし、6時半になっても迎えは来ない。
今度は自分が電話で理由を尋ねると、午前6時と午後6時を間違っていたとか・・・
午前6時って夜明け前・・・いい加減な事を言っているが、とりあえず待ってみる。

もう、出発しないと飛行機が間に合わなくなる頃合に、やっとこさっとこボートマンがお迎えに。
引き潮のビーチをボートまで急げ急げとせかされながら、ドキドキのライレイ出発となりました!CIMG4264
教訓!
怪しい予約はとらない事!初日にめんどくさがって全てを決めるべきではなかったかも!
出発当日、ホテルでいくらでもボートの手配はできそうでした!

なにはともあれ、無事にクラビ空港に到着し出国する事ができました!

初めてのタイ、ライレイツアーでしたが、今回はほんとにリゾート満喫で、とにかく飲んで食っての6日間でした!
次回行く機会があればクライミングも、もう少しpushできるかな?

来年は、BBF海外クライミングツアー第一弾にライレイを組んでみたいものです!
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タイクライミングツアー8(Wee’s Present Wall)

2013-02-07

2013/01/28(月)
ライレイ滞在5日目
なんだか毎朝4時半に目が覚めていた。
日本時間で6時半だからなのか・・・毎日クタバッテ寝るのが早いからなのか・・・

前日トポの★マークが僕の好みに合わない事が発覚したので、早朝からトポと睨めっこ。
タイに来たからには、ドッカブリか、ツララガバガバ、バケツホールド満載のルートで快適に登りたい。
そこで、★もつきつつ、ツララっぽい絵のルートを探し、”Thaiwand Wall”の手前の”Wee’s Present Wall”をPick Up
みんなに了解を得て、朝食後例のごとくサンドイッチをgetしてライレイ・ウエストへ。
(さすがに4日間食べ過ぎたのか、朝食を食べ過ぎているのか、僕はサンドイッチをオーダーできませんでした(笑 )

”Thaiwand Wall”に行くべきアプローチは波打ち際でしたが、”Wee’s”へは、その手前、ホテルきわきわの踏み跡を登ります。
登るといっても、ほんの1分ほど斜面を上がると目の前には岩!
トポの雰囲気だと、もう少し上のような・・・
荷物を置いてルートを確かめると、まさにここが”Wee’s Present Wall”

近い!
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誰もいなくて、なんだか暗くて、そんなに傾斜がないけれど・・・
ガバガバアップ、こてこてコルネたっぷりのルートがあるので登ることにしました。
そうこうしていると、クライマーがあっちから、こっちから、ウジャウジャと!
あっという間にアップルートの取り合いになっちゃいました!
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到着した時は、暗いなあって思ったのだけれど、実は人気エリア?(笑

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結局一日中日陰でのんびり快適に登ることができました!

色んなエリアで登ってみてよくわかりましたが、トポに★がつくルートは往々にしてミニマムホールドをビシバシっと決めなければ登れない、日本的な難しい課題が多いようですねえ。
案の定、このエリアにもとんでもなく悪いルートに★がたくさんついてました(笑

結局、今回はガバガバルートを求めてリゾートクライミングに徹しました!
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16時頃岩場を後にしましたが、ライレイ・ウエストのWalk Streetに入るや否や、みんなbeer飲んでるじゃあないですかあ!
僕らも即効beer!!

しかも、ホテルに帰ることなく前日夕食を食べた店の隣の店へなだれ込む(笑
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さっきbeerを飲んだばかりなのに、またもやthai-food&beer!!!

明るいうちに夕食を終え、ホテルに帰る。
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帰り道にお猿さん!

ホテルでシャワーを浴びたあとは、最後の晩にして、初めてのタイ式マッサージを体験

60分間:250バーツ(約750円)

お母ちゃん!って感じのタイ人マッサージ氏の方に、ゆうったり、強~く、優~しく、全身をくまなくほぐしてもらうことができました!

気持ちいいいいいいいいいい!!!!!

最後に温かいお茶をいただいて大満足の初体験となりました!
こんなに素敵なら毎晩マッサージしてもらっても良かったかも?

 

 

タイクライミングツアー7(Lunch&Swiming)

2013-02-07

one,two,threeで午前中まったりクライミングをした4日目の午後は、
初日から気になっていたプラナンビーチのRayabadee ResortホテルでLunch Time!
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島でもないのに陸路がないライレイリゾートはいわゆる陸の孤島。

トンサイはリゾートというより地元感たっぷりで物価も安い。
ライレイ・ウエストはそれなりにリゾート地。
ライレイ・イーストはトンサイとウエストの中間的な庶民的な?リゾート地。

で、プラナンエリアは、なんと高級リゾートホテルRayavadee Resortそのものっていう感じがしました。
ライレイの南側の広大な敷地にはRayabadeeしか商業施設がないのだから・・・
(あっ!Muai Thaiの横の小さな売店だけは別ね)
プラナンビーチはプライベートビーチでは無いものの、ほとんどRayabadeeの私物に感じてしまう。
1泊最低2万バーツ(約6万円)以上するホテルのお客さんの感想としては、プライベートビーチじゃないことが残念!
ってコメントがありましたが、僕らにとっては岩も登れるし、泳げるし、Lunchもできて最高!
何より、二日目にThaiwand Wallから洞窟を抜けた後のビーチでのビールが格別だったので、今後もプライベート化しないでほしいものです!
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Lunch後はまったりお昼寝&海水浴
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ああ、登る気が薄れてゆく〜z、z、z・・・
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トポにはプラナンビーチはクライミングタイムに適しているのは午後と記されていますが、あれは完全なる記載ミス。
午後はテリテリ太陽で、泳ぐことと木陰で寝ることしか思いつきませんでした!
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でもでも、眠気覚ましにと最後に泳ぎ、帰ろうかと思いきや!
Sさんの、モチは高く・・・
さあ、登ろう!
いきなりマスターオンサイト!
つられて僕もビレイした後に回収で登りましたが、汗ダラダラ!
いやあ、Sさんよくオンサイトしましたねえ!お見事でした!

1本だけプラナンで登り、心はbeerに!
ホテルに帰りシャワーを浴び、4日目にして夜のライレイ・イーストを離れる。
この日の夕食はライレイ・ウエストのWalk streetの一番奥の店、イーストから行くと一番手前のお店。

やっぱりタイ料理は地元感タップリの店のほうが美味しく感じましたね!
この日も満腹からの二皿オーダー食べちゃいました(笑

さすがにクタクタになってきてたなあ!!!

北山公園

2013-02-07

2013/02/03(日)
今年初めての北山公園。
自転車で40分ほどの距離を、
阪神甲子園駅から阪神今津駅、阪急今津駅から西宮北口駅、西宮北口から夙川駅、夙川から甲陽園駅
3回の乗り換え、4本もの電車を乗り継いで、最後は甲陽園駅から30分ほど歩いてのんびりお散歩気分。合計1時間半ほどかけちゃいました(笑

春を感じさせる太陽のもと初級スラブ周辺で2時間ほど遊んできました。
この季節どこもかしこもボルダーマットを担いだ人に出会いますね!
最後は香枦園駅まで1時間ほどのんびり歩いて電車1本で帰りました!
ヒザ、腰を痛めてからは滅多にできなくなりましたが、やっぱりボルダーも良いですね!
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タイクライミングツアー6(one,two,three)

2013-02-06

2013/01/27(日)
ライレイ滞在4日目
前日は、なし崩しにレスト日としてしまったので登る気満々!
星のたくさんついたルート目当てに、ワンツースリーの奥のエリアを狙う!
ただし、満潮時はアプローチの行き来が困難となるため、早朝から出発!
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Low Tide Wall
The Keep
Hidden World
等の3エリアをお目当てに潮の引いた誰もいないワンツースリーエリアを通り抜け、
まずはHidden Worldに到着
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しかし・・・傾斜がゆるく、ガバガバツララなどどこにも見当たらない(泣
★のついているルートは、アップにも悪そうで、これなら日本にもありそうなエリアだなあ・・・と、急激にモチベーションダウン↓
昨年、The Keep周辺を登っていたSさんに、他のエリアもこんな感じである事を聞いて、即決撤収!

なあんと、人が一杯で目もくれたていなかったワン、ツー、スリーのエリアで登る事になりました。
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とりあえず朝一で人が少ないので易しい課題から登りまくろう!

★★★星三つの6A+”We Sad”のツララStartをするも、なんだか湿ってて、思いきった一手を出すのを躊躇してしまい、もっと簡単な課題からアップすることに。
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とにかく、5.5.5.5(つまり、5.7〜5.8)を4本ほど登ったんだったかな?
そうしていると、保留にしていた”We Sad”のStartが潮で満ちてしまいサヨウナラ〜!
ほんとにI Sadになっちゃいました! ↓
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ガバガバ5シリーズを登り終え、満ち潮に迫られ限られたルートの中から超短い日本的なルートを触ってみると、意外とおもしろかったんです!

“Short & Savage”6B(5.10d)
”短くて獰猛(残忍)”
すごい名前ですわ、ボルト2本のボルダー的課題。中間のホールドが珍しかった!
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もう1本短いシリーズで触ったのが、

”Quarkz”7B(5.12b)
超ゲキ悪ミニマムホールドがらリーチームーブ!
まるで北山公園の段クラスのムーブに感じました(笑
こんな5・12代無理っす〜!(笑

しかし、ツララを求め奥のエリアを放棄したはずが結局ゲキ悪うすかぶりフェイスで日本的クライミングを楽しんでしまいました!
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