Instructor Diary
穂高
2013/07/10(水)〜13(土)
岩は登ってもほとんど山を登らない僕が昨年の北岳以来の山登り。
27年ぶりに上高地を訪れましたが、梅雨空の平日なので殆ど人はいませんでした!
時折雨がパラつく中、徳沢、横尾を経て涸沢へ。
屏風岩は雲に掛かる事はありませんでしたが、2500m付近は常にガス模様。
涸沢一帯はまだまだ雪がタップリ。
テント場に着く直前に、上写真の北穂高へ向かう沢の登山路に大きな落石が!
小屋のスタッフが雪渓にステップを作っている作業中でしたが、間一髪、事なきを得たようです。
(死ぬかと思った・・・)
雪解けの真っ最中、登山道にも落石は頻発しているようでした。
雪の上のテン場には、テントは3張だけ。
翌日、なんとか朝日は射したのですが、2900m付近はガスの中。
でも、前穂高岳だけはガスの切れ間に顔を出してくれました!
結局、北穂高岳山頂はガスの中。
とりあえず初めての穂高3106mを登ることができました。
北穂高小屋って頂上直下にあるのですねえ!
涸沢岳を経て穂高岳山荘へ。
二日目はほとんどガスの中での行動となりましたが、時折みせる青空と景色に癒されました。
三日目朝もガスの中。
ガスと強風の中、奥穂高岳3190mに到着。
ここから青空がチラホラ。
吊尾根からは、待望の晴天。
前穂高岳、涸沢、焼岳、霞沢岳、乗鞍岳を眺めながら前穂高岳3090mを登頂。
結局、四座のピークを踏みましたが、なんと全てのピークに誰もいませんでした!
最後は重太郎新道を降り岳沢小屋へ。
最終日、この日から始まる三連休は雨。
続々と山へ向かう人を横目に朝から平湯へ下山。
のんびり温泉を満喫して帰路に着きました。
殆どがガスの中でしたが、人の少ない山は最高でした!
鬼岩 2013/06/30(日)
今回も日曜一日のみの鬼岩、Mさん、Kちゃんの3人で行ってきました。
土曜の岩のコンディションは良好、しかもいつもは混みこみの禁セプラインは2人だけのガラすき情報。
しかあし、日曜は湿気シケ(泣
先週のトライで力不足を実感したので、”カーニバル”は当分お預けとしました。
何を登るか決めあぐねていたのですが、がっかりエリアを見に行くと、岩のシケり具合いが幾分マシに感じたので”ジェットシューター”のフラッシングトライをする事に決めました!
が、しかし・・・
色々あって最終便では湿気になかされRPはお預け(泣
Mさんも”ファースト”のRP間近でしたが湿気に阻まれました(泣
この時期ならではの葛藤が続きますが、黙ってコツコツ登る事で、また一段と力が着いていくのでしょうね!
鳳来鬼岩 2013/06/23(日)
今回は日曜日だけの鬼岩。
朝、キャンプ場のおっちゃんがくれたものは・・・
巨大にんにくなのでした!
普通のにんにくと比べると、巨大さがわかっていただけますかね?
焼いて食べると意外とおいしかったのでありました。
ところで、岩場はそこそこの状態。
朝一番は直射日光で岩が温まりすぎて、厳しかったあ!!!
昼、影ってから少し冷えた頃が一番登りやすかったです。
午後3時にもなると、湿気が岩に蘇ってしまいヌメヌメ(泣
このシーズン、一日一便良い状態で登れれば御の字としなければならないでしょうね!
ボルダー
今週は普段と違い、平日の鳳来ツアーは無し。
ちょうど雨だったので、どっちみち行けなかったでしょう。
火曜日にP大阪で、たまたま集まった週末鬼岩メンバーでボルダートレーニングを行った。
みんなリードクライマーだが、3階ボルダーで鬼岩のそれぞれのルートの疑似課題を登り込みました。
痛感した。
リードクライマーはボルダー力が少ない!!!
持久筋(遅筋)ばかり発達しているのだろう。
そして、
登りは上手い!
クライマーには現在のリード力に比べて、ボルダー力の低い人や、ボルダー力に対してリード力の低い人が結構多いです。
それはあきらかに、片側の経験数が少ないからですね。
僕の目には、もっとボルダー力を付けれる人はたくさんいます。
筋力だけではないですよ!
自分自身、この春リードで登り込めるようになったものの、ボルダー力の激落ちに驚愕させられました。
でも、鳳来の岩場に週4日通うとボルダーをする機会がなかなかできない。
少しずつ、少しずつ、合間を縫ってボルダーを登る機会を増やしてきた。
すると、キバるタイミング、飛び出す感じ、力を一瞬で出してリラックスする感じが蘇ってきました。
もちろん筋力はいるのですが、これは感覚的な要素が大いに影響しているようです。
神経系の発達
できる!って感じ。
これがカギになるのでしょうね。
リードばかりしていると、クリップ、レストができる大きなホールドをメインに登ってしまい、たまに触る小さなボルダーのホールドがとても悪く感じてしまいます。でも、5回、10回と触り、それを週2回、1か月ほど続けていくと、1か月前が嘘のように持てるように感じることがあります。
まずは、持てるホールドから、徐々に悪くしてゆく。
動きも、スタティックなものから、デッド等の動的なものを徐々に激しくしてゆく。
しかも、ボルダーはリードに比べて相当スピーディ(瞬時)にムーブを展開しないといけない。
易しいボルダー課題を、超スピーディに登り込んで、刺激するのも大事かもしれませんね
リードクライマーがボルダーを3か月続ければ別人ですよ。
これで難しいリードルートもgetできる!はず。
365日
Mr.伊藤達也が事故で逝ったのが2012年06月19日の深夜。
何も書かないでおこうと思っていましたが・・・
先ほど達也の事でメールをくれた友人に対して、達也のことを思い出してくれる人がいる、って事が嬉しいと感じました。
一年はあっという間。
同じ時期にくると、よりリアルに思い出すのかもしれない。
でも、僕のなかでは365日が過ぎ去っただけ。
これが500日、1000日と過ぎ去っていくのでしょう。
未だに事あるたびに、達也に話しかける。
きっと、ずっとそうなんだろう。
とにかく元気で、楽しくて、明るくて、愛情いっぱいの男だったから、奴を思い出して、こんな梅雨のうっとおしい空気も吹っ飛ばしてしまおう!
雨・霧・明神山・そして岩
2013/06/13(土)
今回はスクールではないのに珍しく、4人満車。
Mさん、Sさん、Kちゃんと金晩出発。
夜雨が降ったようですが朝には止んでいました。とりあえず霧立ち込める山道を鬼岩へ・・・
鬼岩に到着すると、岩は見た事もないほどびしょ濡れ(泣
雨だけでなく、霧が充満していたようで全てのルートが濡れ濡れでした。
先に到着していたSさん、Kちゃんはびしょ濡れの”あんこ”を登っていましたが、僕とMさんは翌日の為にレストに決定。
午前10時の鬼岩で何をするべきか・・・
降りたところですることもなし。
行動をきめあぐねていたところ、Mさんが明神山ハイキングを提案。
2度も登ったことのあるSさん以外の3人と、Hさんを加えた4人で空身で明神山を目指しました!
途中のハイカラ岩も見事にビショ濡れ、胸突き八丁ではミストサウナ状態で髪も体も、汗だか水滴だかでビッショ濡れ(笑
クサリ場や馬ノ背を超え、鬼岩から1時間20分で山頂到着!
そこには・・・
行ったことのある方はご存知でしょうが、行ったことのない人の為に、ここでは記さないでおきましょう。
で、山頂でお昼ごはんを食べて鬼岩に下山したのは午後2時頃でしたが、岩は相変わらずビショ濡れ。
願いを込めてロープを残置して下山したのでありました。
なのに、夕方から降り始めた雨は翌日の朝まで降り続いたのであーる。(泣
2013/06/16(日)
前日、雨が降っていないのに乾かなかった岩が、一晩中降った雨で益々最悪の状態になっているであろうことは、泊まったクライマーの共通の思い。
なのに早朝の乳岩駐車場には車が10台ほど既に止まっていました。
顔ぶれをみると、残置メンバーではないですか!
とりあえず、ロープを取りにあがりますか・・・
ところが、アプローチを歩き始めると青空と太陽が!!!
そして鬼岩に着くと、日当たりのよいメインウォールでみんな登っているではありませんか!
さっすが太陽の恵み!
”あんこ”から”枯れ木”までは問題なく乾いていました!(ただし、メインウォール以外は濡れ濡れ)
それでも帰るつもりで残置物だけをとりにきた事を思えば、湿気湿気とはいえ、登れることの喜びをいつも以上に感じることができました。
入門、あんこ、留年、入門、禁セプ、留年と6本
曇ってきた昼からは湿気がホールドに復活しましたが、3時頃まで楽しむことができました!
岩の神様ありがとうございました!
鬼岩 5.11祭り day2
6/9(日)
2日目もイレブン祭り!
メインウォール右壁
“社会勉強”5.11a ”マンモス君”と同じ面のほぼ中央。
ほとんどがガバで構成されているのでとても登りやすかったです!O.S
”ソムリエ”5.11b ラインがわかりづらかったので伸介先生に教えてもらいました。
マンモス君の左隣、斜め左にラインが引かれてます。
ボルトは昔、備中にたくさんあったお手製岡山ボルト。
下部の優しい場所に使用されていますが怪しいのでフォールは禁物ですよ。
上部はちゃんとしたボルトが打たれていますが、終了点に残置物がないの
で、マンモス君に入っちゃいました。微妙なO.S
今度登ったらカラビナを設置しますね!
21世紀のエリア
”大掃除”5.11c ほとんど登っている人を見ない21世紀のエリア。
やっと登ることができてスッキリしました!
でも、O.Sならず2回目でのRPとなりました。
色んな要素が盛り込まれていてとっても良いルートです。
が、しかし・・・
スタンスが欠けやすい、核心のペツル型ボルトが曲がっている、
終了点のスリングは腐っている・・・
ルート整備が必要ですね。
でも、ほんとに良いルートです!さすが伸介先生作品!
結局2日間で7本のルートを初めて触り5本O.S、1本二撃、1本中止となりました。
お勧めルートは、
”社会勉強”5.11a ”鬼岩入門”を登れた人はO.S狙いでいけますね!
ルートの内容では、”大掃除”5.11cを大絶賛ですが、安全面で+-ゼロになってしまいますね。
今回、あまり耳にしないルートを登って改めて認識したのが、
”鳳来の岩はことのほかモロい!”
という事です。
”てっぺんをつかもう”はグスグスなので登らないほうが良いですね!
”ソムリエ”は登れますが要注意!
”大掃除”は使用ホールド、スタンス以外で体が触れると細かい岩がパラパラと落ちていました。
人気ルートは述べ何千回と登られ、怪しい岩が落ち切った状態だから安定しているように感じます。
でも、少しラインを外すとメインウォールでもパラパラと岩が欠けることがありますよね!
登っているクライマーはもちろん、ビレイヤーや周りにいる人も今以上の緊張感を必要とする岩場です。
最近たくさんのクライマーが訪れる鬼エリアですが、知ってる人にも知らない人にも声を掛けあって、
安全で楽しい岩場を維持していきたいですね!
鬼岩 5.11祭り day1
6/8(土)
またもや、m-sanとk-chanの3人で鬼岩。
前日の雨のせいか巣立ったのか、ミニカエルには会えませんでした。
課題の”カーニバル”
まだまだムーブの解決にはトレーニングが必要なので、のんびり順番を待つよりたくさん登ってトレーニングする事を選んだ。
予想通り”カーニバル”ラインは下部共有の”禁セプ””枯れ木”のトライクライマーだけで10人!
順番待ちで3時間になりそう。
そこで、今まで触っていない11オンサイト祭り!
ウォームアップエリア
“姫のウォームアップ”5.10d ”桃太郎”と同じ面、かみなりの右横のルート。
11じゃないけどアップがてらにO.S
出だしがパワフルなので女性には11有ると感じそう。
”鬼のウォームアップ”5.11c 下部が”姫”と共有なので純粋なO.SとはいいにくいがO.S
(リップ上がコケコケでO.Sには厳しかったっす。
出した・・・フルパワー出しすぎた・・・)
がっかりエリア
”どこいったんやあ”5.11a ツララからの足ブラStart!3pin目までがパワフル!
「こんな11a登った事無いわ!」って叫びながらO.S
ひ弱な僕のグレーディングだと5.11c
”てっぺんをつかもう”5.11a どこいったんや”の裏っかわ。残置ロープ置き場の頭上を登るライン。
登っているところを一度も見た事が無い。
周りの人に聞いても誰も登っていない。
2pin目あたりから、岩というより土を掴んでいるような感じ。
足元はパラパラと崩れ、
「こんなもんフリーのルートちゃうやん!」
5pin目手前では、ホールドがロシアンルーレットに思えたので無理をせ
ず、残置ビナのある3pin目までクライムダウン。
崩落の恐れのあるルートなので登攀中止!
このルートは封印しても良いかもしれませんね。
(今年5月”枯れ木のフェース”5.12dをRPした翌日も11祭りをしてました。4年前、あまりのランナウトにテンション入れてほったらかしにしていた”タケちゃん”5.11bをRP。K池先生に隠れて見えない7pin目を教えてもらえたので安心して登れました。勢いに乗って”大洪水”5.11dをO.S。オンサイトのヘタな僕には嬉しい1本)
結局、初日は4本触って3本オンサイト!気になる謎のルートがはっきりしてスッキリしました!
ハーネス
梅雨に入ってからの週末も、なんの問題もなく鳳来鬼岩通い。
6/1(土)
m-san、k-chanと鬼に上がり、さてアップをしようとハーネスを履こうとしたのですが・・・
ハーネスが無い!
15年間、岩場にハーネスを忘れた事は一度も無かった。(クライミングシューズは一度あった(笑)
よりによって鬼岩とは・・・
取りに戻るには1時間半以上かかるだろうなあ・・・
でも、登りたいから、見学ではつらいから、取りに行くことにしました。
下り25分、車でハーネス探し5分、登りはヘロって35分
totoal65分なら上出来(笑
この日のクライミングはアプローチ疲れでモノにならないと思いきや、意外と普段以上に元気にトライする事ができました!
普段は運動不足なのか・・・?
m-sanは”ファースト”をコツコツとトライ!
k-chanは安間君と一緒に登る約束をしていたようで、”メタフォース・エクステンション”5.14cのRPビレイをする幸運にも恵まれていました。(実際はビレイしていると折角の登りは見えなかったらしい・・・)
6/2(日)
寝不足?7時間寝たけど、体が重だるい・・・
鬼岩に連日上がったクライマーに聞く人、聞く人、今日は体調が悪い!と、言ってはったなあ・・・
湿気のせいかな?
3人共、バテ気味なので早々に退散したのでありました!
皆さん!アプローチ出発前にはギアの確認をくれぐれも忘れないようお気をつけください!(笑
自分のクライミング
ながらくホームページを更新していませんでしたが、今年の春は鳳来三昧でした。
3月9日から始まったBBFの鳳来シーズン。
スクールだけでなくプライベートも含め4月、5月は天候次第でできうる限り鳳来に行きました。
3年前の膝、2年前の肩、腰の故障により、昨年までの2年間は5.12をまったく登ることができませんでしたが、今年ようやくジャンジャン登れる体になりました!
10年あたためてきた”卒業”5.12bを無事一撃できたのを皮切りに、宿題を片づけたり再登などで体や気持ちも盛り上がってきました!
3年前に一度トライし、あえなく撃退された”ドントストップザカーニバル”5.13b
トレーニングの必要性を感じ、いろんな事をしましたが超持久力トレーニングや懸垂をしまくった結果、肩が壊れました(泣
長いトンネルの末故障も癒え、登りたかった課題をトライできるようになった事をとても嬉しく感じています。
3年前に触れなかった核心パートはボルダー力ゲキ落ちの僕の体にはとても厳しいですが、時間をかけてゆっくり解決していきたいです。
やっぱりクライミングは、できないムーブや持てないホールドを攻めるのがメチャクチャおもしろいですね!
タイクライミングツアー9(最終日)
2013/01/29(火)
ライレイ滞在6日目(最終日)
最終日の朝は夜明け前から起きだして、Mさんと二人で6時半からの早朝クライミング!
明るくなりだすのが6時20分頃だったので、one,two,threeの岩場には当然クライマーは誰もいません。
お目当てのルートは、
Massage Secrets(123)という★★★マルチピッチ(合計3ピッチ)
1ピッチ目が5★★、2ピッチ目が6A+★★★★ということで、2ピッチまでを朝飯前に満喫してきました!
2ピッチのtopに立つと目の前に見えるツララや、朝日を浴びたライレイの景色がとても美しかったです。
7時40分頃にはホテルに戻り朝食をいただきましたが、先にテーブルに着いていたSさんから、R-chanが前晩からダウンしている事を聞いてビックリ!仕方がないのでその後は3人で行動。
朝食を済ませ、今度はPra-Nang Beachへ!
最終日になって、やっとドッカブリ課題を登ることができました!
昼食はムエタイ横の売店で、マンゴーとトウモロコシをガッツリ切り分けてもらい、イスがどこもかしこもクライマーで埋まっていて困っていたところ、優しい地元クライミングガイドのイエンさんに勧められるままに、彼の昼食と同じテーブルで楽しくいただきました!
イエンさんの日本の友人も僕と同じ名前でワキアイアイと会話が盛り上がる。
色んな情報を教えてもらい、昼からは彼の勧めてくれた、High-view-pointとLagoon探索に行くことになりました!
ムエタイエリアとプラナンエリアを結ぶ遊歩道脇から数十メートルのなだらかな岩を登るとジャングルのようなエリアに出ました。
道はわかりにくいのですが、ハイビューポイントからの眺めは絶景(写真はロービューポイントから撮影)
ビューポイントから少し道を戻り、奥へ進むと今度は岩を下ってゆくとlagoonへ!
山の中にポッカリ空いた穴に水が溜まり、天然のプールが秘境のように現れました!
最終日に気になっていたラグーンを見る事ができて大満足!
いやあ、クライミングだけでなく色んなところを見ることができて充実の6日間でした!
15時頃にホテルに戻り、またもやbeerをあおり、シャワーを浴びて出発準備が終わったのが17時頃。
最後の夕食はお気に入りのmom’s kitchenで、パイナップル器のナシゴレンとbeerをいただいて満腹状態でチェックアウト!
初日に予約した貸切ボートのお迎え時間は午後6時!
10分前から、のんびり待って6時15分になっても誰も迎えに来ない!!
飛行機の出発時間は午後8時半。
心配なのでホテルのフロントから予約したオフィスへ電話をかけてもらうと、
もうちょっと待って、と告げられる。
しかあし、6時半になっても迎えは来ない。
今度は自分が電話で理由を尋ねると、午前6時と午後6時を間違っていたとか・・・
午前6時って夜明け前・・・いい加減な事を言っているが、とりあえず待ってみる。
もう、出発しないと飛行機が間に合わなくなる頃合に、やっとこさっとこボートマンがお迎えに。
引き潮のビーチをボートまで急げ急げとせかされながら、ドキドキのライレイ出発となりました!
教訓!
怪しい予約はとらない事!初日にめんどくさがって全てを決めるべきではなかったかも!
出発当日、ホテルでいくらでもボートの手配はできそうでした!
なにはともあれ、無事にクラビ空港に到着し出国する事ができました!
初めてのタイ、ライレイツアーでしたが、今回はほんとにリゾート満喫で、とにかく飲んで食っての6日間でした!
次回行く機会があればクライミングも、もう少しpushできるかな?
来年は、BBF海外クライミングツアー第一弾にライレイを組んでみたいものです!
タイクライミングツアー8(Wee’s Present Wall)
2013/01/28(月)
ライレイ滞在5日目
なんだか毎朝4時半に目が覚めていた。
日本時間で6時半だからなのか・・・毎日クタバッテ寝るのが早いからなのか・・・
前日トポの★マークが僕の好みに合わない事が発覚したので、早朝からトポと睨めっこ。
タイに来たからには、ドッカブリか、ツララガバガバ、バケツホールド満載のルートで快適に登りたい。
そこで、★もつきつつ、ツララっぽい絵のルートを探し、”Thaiwand Wall”の手前の”Wee’s Present Wall”をPick Up
みんなに了解を得て、朝食後例のごとくサンドイッチをgetしてライレイ・ウエストへ。
(さすがに4日間食べ過ぎたのか、朝食を食べ過ぎているのか、僕はサンドイッチをオーダーできませんでした(笑 )
”Thaiwand Wall”に行くべきアプローチは波打ち際でしたが、”Wee’s”へは、その手前、ホテルきわきわの踏み跡を登ります。
登るといっても、ほんの1分ほど斜面を上がると目の前には岩!
トポの雰囲気だと、もう少し上のような・・・
荷物を置いてルートを確かめると、まさにここが”Wee’s Present Wall”
近い!
誰もいなくて、なんだか暗くて、そんなに傾斜がないけれど・・・
ガバガバアップ、こてこてコルネたっぷりのルートがあるので登ることにしました。
そうこうしていると、クライマーがあっちから、こっちから、ウジャウジャと!
あっという間にアップルートの取り合いになっちゃいました!
到着した時は、暗いなあって思ったのだけれど、実は人気エリア?(笑
結局一日中日陰でのんびり快適に登ることができました!
色んなエリアで登ってみてよくわかりましたが、トポに★がつくルートは往々にしてミニマムホールドをビシバシっと決めなければ登れない、日本的な難しい課題が多いようですねえ。
案の定、このエリアにもとんでもなく悪いルートに★がたくさんついてました(笑
結局、今回はガバガバルートを求めてリゾートクライミングに徹しました!
16時頃岩場を後にしましたが、ライレイ・ウエストのWalk Streetに入るや否や、みんなbeer飲んでるじゃあないですかあ!
僕らも即効beer!!
しかも、ホテルに帰ることなく前日夕食を食べた店の隣の店へなだれ込む(笑
さっきbeerを飲んだばかりなのに、またもやthai-food&beer!!!
ホテルでシャワーを浴びたあとは、最後の晩にして、初めてのタイ式マッサージを体験
60分間:250バーツ(約750円)
お母ちゃん!って感じのタイ人マッサージ氏の方に、ゆうったり、強~く、優~しく、全身をくまなくほぐしてもらうことができました!
気持ちいいいいいいいいいい!!!!!
最後に温かいお茶をいただいて大満足の初体験となりました!
こんなに素敵なら毎晩マッサージしてもらっても良かったかも?
タイクライミングツアー7(Lunch&Swiming)
one,two,threeで午前中まったりクライミングをした4日目の午後は、
初日から気になっていたプラナンビーチのRayabadee ResortホテルでLunch Time!
島でもないのに陸路がないライレイリゾートはいわゆる陸の孤島。
トンサイはリゾートというより地元感たっぷりで物価も安い。
ライレイ・ウエストはそれなりにリゾート地。
ライレイ・イーストはトンサイとウエストの中間的な庶民的な?リゾート地。
で、プラナンエリアは、なんと高級リゾートホテルRayavadee Resortそのものっていう感じがしました。
ライレイの南側の広大な敷地にはRayabadeeしか商業施設がないのだから・・・
(あっ!Muai Thaiの横の小さな売店だけは別ね)
プラナンビーチはプライベートビーチでは無いものの、ほとんどRayabadeeの私物に感じてしまう。
1泊最低2万バーツ(約6万円)以上するホテルのお客さんの感想としては、プライベートビーチじゃないことが残念!
ってコメントがありましたが、僕らにとっては岩も登れるし、泳げるし、Lunchもできて最高!
何より、二日目にThaiwand Wallから洞窟を抜けた後のビーチでのビールが格別だったので、今後もプライベート化しないでほしいものです!
Lunch後はまったりお昼寝&海水浴
ああ、登る気が薄れてゆく〜z、z、z・・・
トポにはプラナンビーチはクライミングタイムに適しているのは午後と記されていますが、あれは完全なる記載ミス。
午後はテリテリ太陽で、泳ぐことと木陰で寝ることしか思いつきませんでした!
でもでも、眠気覚ましにと最後に泳ぎ、帰ろうかと思いきや!
Sさんの、モチは高く・・・
さあ、登ろう!
いきなりマスターオンサイト!
つられて僕もビレイした後に回収で登りましたが、汗ダラダラ!
いやあ、Sさんよくオンサイトしましたねえ!お見事でした!
1本だけプラナンで登り、心はbeerに!
ホテルに帰りシャワーを浴び、4日目にして夜のライレイ・イーストを離れる。
この日の夕食はライレイ・ウエストのWalk streetの一番奥の店、イーストから行くと一番手前のお店。
やっぱりタイ料理は地元感タップリの店のほうが美味しく感じましたね!
この日も満腹からの二皿オーダー食べちゃいました(笑
さすがにクタクタになってきてたなあ!!!
北山公園
2013/02/03(日)
今年初めての北山公園。
自転車で40分ほどの距離を、
阪神甲子園駅から阪神今津駅、阪急今津駅から西宮北口駅、西宮北口から夙川駅、夙川から甲陽園駅
3回の乗り換え、4本もの電車を乗り継いで、最後は甲陽園駅から30分ほど歩いてのんびりお散歩気分。合計1時間半ほどかけちゃいました(笑
春を感じさせる太陽のもと初級スラブ周辺で2時間ほど遊んできました。
この季節どこもかしこもボルダーマットを担いだ人に出会いますね!
最後は香枦園駅まで1時間ほどのんびり歩いて電車1本で帰りました!
ヒザ、腰を痛めてからは滅多にできなくなりましたが、やっぱりボルダーも良いですね!
タイクライミングツアー6(one,two,three)
2013/01/27(日)
ライレイ滞在4日目
前日は、なし崩しにレスト日としてしまったので登る気満々!
星のたくさんついたルート目当てに、ワンツースリーの奥のエリアを狙う!
ただし、満潮時はアプローチの行き来が困難となるため、早朝から出発!
Low Tide Wall
The Keep
Hidden World
等の3エリアをお目当てに潮の引いた誰もいないワンツースリーエリアを通り抜け、
まずはHidden Worldに到着
しかし・・・傾斜がゆるく、ガバガバツララなどどこにも見当たらない(泣
★のついているルートは、アップにも悪そうで、これなら日本にもありそうなエリアだなあ・・・と、急激にモチベーションダウン↓
昨年、The Keep周辺を登っていたSさんに、他のエリアもこんな感じである事を聞いて、即決撤収!
なあんと、人が一杯で目もくれたていなかったワン、ツー、スリーのエリアで登る事になりました。
とりあえず朝一で人が少ないので易しい課題から登りまくろう!
★★★星三つの6A+”We Sad”のツララStartをするも、なんだか湿ってて、思いきった一手を出すのを躊躇してしまい、もっと簡単な課題からアップすることに。
とにかく、5.5.5.5(つまり、5.7〜5.8)を4本ほど登ったんだったかな?
そうしていると、保留にしていた”We Sad”のStartが潮で満ちてしまいサヨウナラ〜!
ほんとにI Sadになっちゃいました! ↓
ガバガバ5シリーズを登り終え、満ち潮に迫られ限られたルートの中から超短い日本的なルートを触ってみると、意外とおもしろかったんです!
“Short & Savage”6B(5.10d)
”短くて獰猛(残忍)”
すごい名前ですわ、ボルト2本のボルダー的課題。中間のホールドが珍しかった!
もう1本短いシリーズで触ったのが、
”Quarkz”7B(5.12b)
超ゲキ悪ミニマムホールドがらリーチームーブ!
まるで北山公園の段クラスのムーブに感じました(笑
こんな5・12代無理っす〜!(笑
しかし、ツララを求め奥のエリアを放棄したはずが結局ゲキ悪うすかぶりフェイスで日本的クライミングを楽しんでしまいました!
タイクライミングツアー5(Hiking&Swiming)
そうそう、タイのクライミングエリアとしては僕は長い間、
タイ:プラナン!
って認識していました。
しかし、プラナンっていうよりライレイが地名としては合っている感じですね!
区分としては、トンサイ、ライレイ、プラナンと大きく分けて3つ
そして、クライミングエリアを細かく分けると50前後もこの地域にあるんですねえ!
その50分の1のエリアの一つのプラナンビーチの名前が、なぜかしら僕にはこの地域を表しているかのように記憶してしまっていました。
今回の旅で、
タイ:ライレイ!
とデータを更新!
2013/01/26(土)
ライレイ滞在3日目
open-cafe的なホテルの朝食、朝は半袖、短パンだと若干肌寒さを感じるんですねえ、さすが1月!
でも、日中は真夏!(笑
朝食を済ませ、この日はTon Sai(トンサイ)を探索!
まずはライレイ・ウエストのビーチまで歩き、潮の満ち引きによっては海岸線を歩いてトンサイビーチに歩いていけるということでしたが、この時のタイミングは満潮!
Sさんの歩いて行けるかも?って言葉を遮りボートに乗り込む! 50バーツ(150円)
5分でTon Sai Bay Andaman Beachの岩の下に到着!
Sさん曰く、あの満ち加減なら歩いてこれたかも?
↓左がトンサイアンダマンビーチ、右がライレイ・ウエストビーチ 真ん中の部分が潮の満ち引きで渡れるかどうか・・・
よく話をうかがうと、波打ち際ではなく、ほんの少し樹林帯に上がったところをトラバースすると歩けるそうで・・・僕は完全に波が引いた状態じゃないと渡れないと思ってました!ゴメンナサイ!
まあボートは楽だったね!(笑
ボートを降りトンサイ初上陸すると、目の前にはドッカブリのAndamanの壁が!(写真を撮り忘れました!)
とても魅力的でしたが、みんなのアップルートがどこにもなあい!
って事で、易しい課題のある東面、Shadow Wall(シャドウウォール)を探索する事に決定!
岩場に向かう前にまたもやランチ用のサンドイッチをget!
前日と同じ80バーツなのにデラックス!
トンサイとライレイでは内容が大違い!(ライレイはリゾート価格なのね・・・)
思わずgetしたランチボックスを片手に、まずはFire Wall(ファイヤーウォール)を目指す!
が、しかし・・・
結構な茂みと急斜面を上がるにはランチボックスがピンチ状態!
何より大事な昼飯を水平に保ちながらなんとかファイヤーウォールに到達。
とりあえず荷物を置き目的のシャドウウォールをチェックするも・・・
ここはエリアか?
確かに燃えるように暑いファイヤーウォールとは別世界の涼しい日影の場所だが・・・
ルートと思われる壁にはツタだの木だのが茂りまくり、プロテクションが容易に見えない。
自然に返っている、というより自然のまま登るんだな・・・
いくら涼しいとはいえ、暗く茂ったラインの見えないエリアは却下!
(その後getした最新版のトポを見るとメインのマップからエリアが削除!Unsafe(安全でない)っていう嬉しくないページに移動されていました!登らなくて良かった!)
シャドウを諦めてファイヤーに戻るも、木陰すらも暑い!
木陰でランチを食べる気にもなれないほど暑いってことは、全く登る気にもなれません!!!ここも却下!
一応ファイヤーウォールを見学してから別のアプローチを辿ると・・・行きとは別世界!
3分で降りちゃいました。
しかも、降りて気づいたアプローチ入口を示す表示が・・・
分かるわけないよ〜!って、みんなで大爆笑!
その後、Yさんから勧められていたWild KingdomやNestの岩場を見学しましたが、いずれも日なたの為、却下!
とりあえずトンサイのローカルタウンでランチを食し、ハイキングしてライレイに戻ることになりました!
トンサイ〜ライレイを結ぶ山道は、木陰の中、ゆるやかなアップダウンを繰り返す30分〜40分ほどの気持ち良い散歩道。
(不思議と、僕には日本の低山を歩いているような感覚に包まれました。)
山道を降り、僕らのホテルに近づいたところ、ダイヤモンドケイブ北側のエリアがリボルト作業の真っ最中でした。
今、ライレイのクライミングエリアではプロテクションを強固なチタニウムに打ちかえるリボルト作業が精力的に行われているようです。
岩もシチュエーションも最高なうえにプロテクションの管理や考え方、行動の行き届いた素晴らしいエリアですね!
なんだか、トンサイの暑さにやられたのかクライミングのモチベーションを失くした僕は、ハイキング終了後お昼過ぎになってみんなにレスト日宣言!
ホテル帰着後自由行動となりました!
暑くって登る気が失せたので・・・
泳ごう!
昼からはライレイ・ウエストのビーチに繰り出し、のんびり海水浴!
気い持ちいいっ!!!
Waliking Streetを散策し最新版のトポをget!
のんびりココナツシェイクとマノゴーシェイクを飲みほしCool Downもバッチリ!
ホテルに戻りシャワーの後は一眠り!
寝ぼけ気味で夕食はみんなについて行って、Mom’s Kitchenなる地元感たっぷりの店へ。
3日目にして、めっちゃ旨い魚料理をbeerと共に飲み干しました!
この日は一番食べたんじゃないかな?飲んで食って満腹で400バーツ(約1200円)はさすがに安いね!
この夜もTo the Heaven!
タイクライミングツアー4(Thaiwand Wall)
2013/01/25(金)
タイ、ライレイ滞在2日目
ホテルの朝食を食べにフロントへ向かうと、嬉しいことにロストバゲッジで行方不明になっていたSさんのザックが朝一番のボートで無事に到着していた!
(ロストバゲッジは乗り継ぎで頻発するそうですが、僕が目の当たりにしたのは初めて!経験者のMさん曰く、機内持ち込み荷物に一日分の着替えを入れておくのがbest!(本当にそうだよね!))
これで全員クライミングギアも揃ったので意気揚々と目指したのは、
”Thaiwand Wall”(タイワンド・ウォール)
ランチのサンドウィッチ80バーツ(約240円)とコーラ1.5L50バーツ(約150円)をgetして、僕らの滞在するライレイ・イーストから歩いて10分ほどでライレイ・ウエストのビーチへ
ライレイ・ウエストビーチからトンサイの絶壁がよく見えます。
これがタイワンドウォールの全景↓
アプローチ入口↓
ビーチの南の端っこ、波打ち際から踏み後をたどって山の中を10分ほど登ればエリアへ到着!
少し高台にあるエリアから見る景色は最高!
左端にある6A+、6B+のルートでアップ
KING-CLIMBERSのトポによるグレード互換表では、
6A+→5.10a
6B+→5.10c
ということになるのだが、あきらかに難しい!
(後日トンサイで買ったRock Climbing in Thailandのトポの互換表を見て納得)
6A+→5.10c
6B+→5.11a
なのでありました!
このエリアで気持ちよかったガバガバルートは、
”Monkey Love”6B(5.10d)
こんなルートが日本に一杯あったら、みんなもっとクライミングを楽しく始められるだろうなあ・・・
持って帰りたいルートです(笑
この日の僕のクライミングは、なかなかのボケっぷり炸裂でした!
「ようし、二日目だし7Aをオンサイトしよう!」
と意気込んで登り始めたものの・・・
出だしからミニマムホールドに苦心(西洋人リーチがあればガバtoガバ)
二つの核心を丁寧にクリアして最上部に到達するも、あきらかに残りのヌンチャクよりボルトの数が多い!
トポより多くヌンチャクを持って登りだしたのに足りないという事は・・・
ルートを間違えたあああ・・・・・(泣
足元のヌンチャクを回収しても足りないほどボルトが頭上に見え隠れする。
仕方がないのでヌンチャクを使い切った時点でロワーダウン。
降りてトポを見てみると、別ページに記載されたマルチピッチの6Cルートだったのでしたあ!(笑
いやあ、だいぶ焼きがまわってますなあ(笑
結局、一日中日陰のタイワンドウォールで登り、帰りはSさんオススメの洞窟アプローチでプラナンビーチ経由で帰ることになりました!
5.7程度のアプローチを念のためロープで確保して、いざケイブへ!
そこは真っ暗闇!ヘッドランプ必携!
奥へ進むと、そこは素晴らしい自然の大聖堂!
ケイブから望むプラナンケイブや夕日に照らされる海面がとてつもなく美しい!
最高のアプローチでした!
プラナンビーチへ降り立つと、早速ボート売店でbeerをget!
Changの大ビンをラッパ飲み!
うっんむぁあいぃ~!!!
(タイで飲んだbeerでこの時が最高の旨さでした!)
←これはR-chanのChangの缶beer
もう、リゾートクライミング最高!
(ん、登ったっけ?・・・たしか・・・5本・・・7便ほど・・・易しいものを・・・)
いやあ、リゾート最高!
ホテルに戻りシャワーを浴びて、ちょっぴりリッチなBhu Nga Thani Resort and Spaホテルのレストランでまたもやbeer&thai-curry!
(実はサラダとパンでお腹は一杯になってたけど、ついつい食べちゃうんです)
いやあ、よく覚えてないけど酔っ払って寝ちゃったあ!!
タイクライミングツアー3(Muai Thai)
到着から数時間で2度もbeerを飲みたくなるほど、タイ、ライレイの気候は常夏!
散策から一旦ホテルに帰りシャワーを浴び、一眠りしてから真面目にクライミングする為にMuai Thai(ムエタイ)へ!
昼間はたくさんのクライマーでにぎわっていましたが夕方になると登り放題!
きっとガイドクライミングの時間が終了したのでしょう。
とりあえず、タイの初登りはMuai Thaiエリアの易しい課題から!
”Tamada”5(おそらく5.8程度)
全てのプロテクションが岩穴に通したロープ。
???大丈夫かい???
こんなプロテクションは初めての体験でしたが、この内容ではフォールする事もないはずと決め込んで、
なんだかドキドキしながらもトップロープまでセットしてみんなでアップしました!
(この後、日を追うごとに易しい課題ではボルトが少ない事に慣れきってしまうのです(笑 )
微妙なアップをした後は、Sさんお勧めのムエタイエリアの看板ルート
”Muai Thai”6B+(5.10d〜11a程度)
これがいきなりツララにセナミング(背中で突っ張るオポジションを僕はそう呼んでいる)から始まる石灰岩3次元立体クライミングルート!
これぞタイ!
気持ち良かったあ!!!
みんなもトップロープで初日からタイらしいルートを体験する事ができました!
石灰岩ツララ最高!
あっという間の2時間でしたが2本で満足、またもやシャワーを浴びて夜のBeer Time!(何回飲むねん!)
お隣の”Diamond Cave Hotel”のレストランで美味しいThai-foodを満喫して、長い長い濃厚な一日が終わりました!
タイクライミングツアー2(到着〜散策)
僕たちの泊まったホテルはライレイの東のはしっこにあるRailey Viewpoint Resort Hotel。
部屋のランクは色々あるようで、1泊ダブル1部屋1600バーツ(約4800円)はライレイとしては相当安い部屋でした。
Singhaビール(小ビン50バーツ(約150円))を飲んだあとは、早速クライミングエリア探索!
(ほろ酔いなのでクライミングギアは持たずに空身でお散歩)
One,Two,Three(ワンツースリー)↓
ムエタイ、1,2,3のエリアはガイドクライミングで人が一杯!
これぞタイクライミングエリアといわんばかりの石灰岩の洞窟状態のツララ、ドッカブリのルートに大喜び!
思わず、ピーナッツとデジタルカメラの入った袋を足元に置き、課題を触りまくって壁に夢中になっていると・・・
あっ・・・
カメラが無い!!!
盗られたあ!!!
って、周りを探していると・・・
さっきまでいなかったのですが、お猿さんがそこかしこに!
よく見ていると、人間の持ち物であったであろうビニール袋を木の上からパラリパラリと落としているではありませんか!
しかも、カメラ捜索中に、R-chanが、手に持っていたカシュウナッツをお猿さんが襲撃、強奪!
ああ、そういう事ですね・・・カメラが入っていた袋のピーナッツ目当てに持ち去られたんだろうなあ・・・
残念!
プラナンビーチのあまりの暑さに、Mさん、R-chanが早くも2本目のbeerをget!
ビーチに泊まっているボートが屋台になっているのでbeerはどこでも飲み放題!
僕もおすそ分けをいただき最高のリゾート気分!
mmm・・・クライミングはしないのか?
続きは後日
タイクライミングツアー1(出発〜到着)
2013/01/24(木)
午前0時30分関西国際空港を離陸し、タイ、バンコクSuvarnabhumi国際空港に到着したのはタイ時間の午前5時。
タイと日本の時差は2時間なので6時間半のフライト。アメリカやヨーロッパより短時間で楽ですね。
2時間待ちの午前7時5分クラビ行の国内線が出発。
およそ1時間のフライトでクラビ空港に到着。(到着予定は午前8時25分)
小さなクラビ空港で南国の湿った空気に包まれながらザックを回収・・・のはずが・・・
今回のツアーはSさん、Mさん、Rちゃん、僕の4人。
関空では4つの大きなザックを預けたのだけれど、Sさんのザックが無い!!!
ロストバゲッジだ!
バンコクの乗り換えで他のタイの都市行きの便へ間違って乗せられたんだろうなあ・・・
タイ航空のstaffにロストバゲッジの書類をもらい、宿泊先未定の僕たちはとりあえずボート乗り場のアオナンに向かう。
空港からアオナンまではタクシーで約30分 空港のtaxiカウンターで料金600バーツ
(1バーツは約3円つまり約1800円)を支払いチケットを貰って空港を出る。
(昨年Sさんが利用した時は500バーツだったそうな・・・凄い勢いで物価が上がっている。)
無口なドライバーにアオナンボートライドと告げると、
どこに滞在するのか?と聞かれ、ライレイ・イーストだと答える。
どこに泊まるのか?と聞かれ、決まってないと答えた。
すると・・・
車を飛ばしながら、マイク付きイヤホンで電話か無線で会話するドライバーさん。
ほどなくすると車を止め、今から女性の話を聞いてほしいと告げられる。
なんのことかと思いきや、地元ツーリストのホテルの斡旋でした。
怪しげな地元女性のつたない英語を聞き取ってみると、
4人だとボートは待っても、人数が揃うまで乗れる時間がわからないだの、ライレイはホテルが高いだのなんだのかんだの・・・
いくらで斡旋しているのか確認の為ツーリスト事務所で話を聞いてみる。
ホテルは1人1500バーツぐらいを予定していたので、予算を聞かれた時に、1泊1000〜1500バーツだと答えたら、1人当たりのつもりが、1部屋(2人)当たりのホテルを紹介されました。
1部屋ツイン1泊1600バーツ
あらあら、予算の半額だ!
ボッタクリを懸念しましたが、現地に行ってからのホテル探しも手間なので、
ボート往復貸切3000バーツ(たぶんこれがボッタクリ)、
ホテル5泊1600バーツ×2部屋×5日
帰りのTAXI600バーツ
全てをここで決定して総額19600バーツ支払いました!
(これで楽だと思ったのですが、最終日に落とし穴が・・・)
再びTAXIに乗り込みボート乗り場に到着。
貸切long-tail-boatは4人のはずが謎の女性が一人・・・?まあ、気にせず出発!
ボートライド約15分、日本を出発して約14時間でクライミングパラダイス、ライレイに到着!
左上の海がトンサイやライレイ・ウエスト、右下の海や町が僕らが泊まったライレイ・イースト
続きは後ほど・・・
« Older Entries Newer Entries »