日記
年末年始
皆さんは年末年始をどう過ごされますか?
周りでは、雪山へ行く人、タイへ行く人、スペインへ行く人等々・・・
で、僕はというと・・・
明日12月20日金曜日から約3週間、オーストラリア、ブルーマウンテンズにクライミングツアーへ行ってきます。
南半球といえば今は夏。
12年前、ニュージーランドにリード&ボルダーツアーに行きましたが、オーストラリアは初上陸。
ブルーマウテンズ国立公園はシドニーから車で約2時間、広大な森林のテーブル上の台地の縁(へり)が延々と続く岩壁になっているらしいんです。
そんな国立公園にはトポに載っているだけでも45エリア2659本のルート!!!
何日居たって登りたいルートは後を絶たないでしょうし、一生かけても登り切れないでしょうね!
そんなブルーマウンテンズで真夏のクリスマス&年越しと共にリード三昧を満喫してきます。
今年一年、ほとんどスクール募集をせず自分の登りに集中させていただいた一年となりました。
3年前から体の各所が長年の使い痛みにより悲鳴を上げ続け、過去2年間は満足に登る事ができていませんでしたが、今年はクライミングを満喫する生活に戻ることができました。
お蔭さまでクライミングのおもしろさとせつなさと奥深さを再確認する一年でした。
そんな中でもスクール依頼が有り、一年を通してスクールを継続させていただけた事に大変感謝しております。(スクールレポートにアップできなかった方々ゴメンナサイ)
来年は1月9日早々からステップアップスクール18期も開校されます。
アウトドアの詳細募集はしていませんが、相変わらず随時募集はしております。
もちろんインドアも個別対応にて随時開校しております。(インドアは基本的に平日のみですが)
(つまり、いつでもどこでも要望していただければ精一杯依頼にお応えいたします。)
昨年はスクールだらけ、今年はプライベートクライミングだらけ、来年はスクールも自分のクライミングもpushし続ける年にしたいと考えておりますので、是非お互いに岩にチャレンジしていきましょう!
今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します!
日本GP
先週5日間の東海ツアーを満喫しました。
木曜 鈴鹿F1ピットウォーク&サイン会
金用 鈴鹿F1フリー走行
土曜 鳳来鬼岩クライミング
日曜 鈴鹿F1日本GP決勝
月曜 鳳来鬼岩&ハイカラ岩クライミング
結果、ヘロヘロに疲れました。
(木、金は暑さにやられ正直クライミングどころではありませんでした。)
しかし、年に一度のF1日本GPは観客動員数過去最低でも楽しいレース展開で大満足でした!
灼熱でしたがあこがれの1コーナーは嬉しいものです!
来年はフェラーリ入りして欲しかった可夢偉・・・復帰してほしいね。
ベッテルの最強マシンを木曜も金曜も間近で眺めることができました。
いろいろあった決勝でしたが、結局最後はベッテルの見事な優勝で幕を閉じました。
来年はどの席にしようかな?
鈴鹿
今年もこの時期がやってきました。
一年に一度、私がクライミングそっちのけになってしまう・・・F1日本GP
鈴鹿サーキットへ明日から行ってきます!
過去3年木曜~月曜まで5日間滞在していたのですが・・・今年はクライミングのモチベーションが高い為、土曜日予選を放棄して岩場へ!
そして決勝に舞い戻り、レース後はまた岩場に向かう予定の変則観戦!
クライミングもF1も満喫しようという欲張りな計画なのであります(笑
3776
9月第一週目に憧れの場所に行ってきました。
初めて見たであろう時の僕の年齢は3才・・・残念ながら記憶に無い。
30年近く経ち伊豆城山へのクライミングツアーで1月の真っ青な冬の空に、真っ白に輝くその姿を見たときに、心底美しいと思った。
しかし登りたいとは思っていなかった。
眺めるのが大好きで、当時登山にも興味は無く登ろうとは思わなかった。
7~8年前、バックカントリースノーボードの為に雪山を登り出してから意識は変わった。
色んな山を登りたい。
そんな中に日本人であるからにはいつかは・・・
という感情が芽生えた。
見るには最高だけど、登るにはつまらない山。
そんな話を沢山聞いたけど、結局登ってみたうえで自分で感じなければわからない。
いつか登ろうと思っていたが、なんだかんだと二の次になってしまい本気で考えだしたのが昨年。
2013年に登ろう!
まさか、世界遺産になってしまう年だとは知らなかった。
人を避ける為に9月の平日を選んだ。
実際登ってみて驚いた!
何も無い荒涼とした岩と砂、フッと知らない星に降り立ったような感覚に陥ったりもした。
そして高度障害。
一度山頂に到着してから八合目に降りて宿泊。
一晩中頭痛、目の奥の痛み・・・結構不快なものですね。
翌朝、八合目でご来光を拝み、改めて山頂、お鉢巡り、そして剣が峰・・・
3776m
ガスの中でしたが、数年来の思いを成し遂げることができました。
今回は5合目から登りましたが、下山後見た麓の樹海や森を眺めていると、1合目から5合目の登山が神秘的ではないのかと感じ、興味をそそられるのでありました。
穂高
2013/07/10(水)〜13(土)
岩は登ってもほとんど山を登らない僕が昨年の北岳以来の山登り。
27年ぶりに上高地を訪れましたが、梅雨空の平日なので殆ど人はいませんでした!
時折雨がパラつく中、徳沢、横尾を経て涸沢へ。
屏風岩は雲に掛かる事はありませんでしたが、2500m付近は常にガス模様。
涸沢一帯はまだまだ雪がタップリ。
テント場に着く直前に、上写真の北穂高へ向かう沢の登山路に大きな落石が!
小屋のスタッフが雪渓にステップを作っている作業中でしたが、間一髪、事なきを得たようです。
(死ぬかと思った・・・)
雪解けの真っ最中、登山道にも落石は頻発しているようでした。
雪の上のテン場には、テントは3張だけ。
翌日、なんとか朝日は射したのですが、2900m付近はガスの中。
でも、前穂高岳だけはガスの切れ間に顔を出してくれました!
結局、北穂高岳山頂はガスの中。
とりあえず初めての穂高3106mを登ることができました。
北穂高小屋って頂上直下にあるのですねえ!
涸沢岳を経て穂高岳山荘へ。
二日目はほとんどガスの中での行動となりましたが、時折みせる青空と景色に癒されました。
三日目朝もガスの中。
ガスと強風の中、奥穂高岳3190mに到着。
ここから青空がチラホラ。
吊尾根からは、待望の晴天。
前穂高岳、涸沢、焼岳、霞沢岳、乗鞍岳を眺めながら前穂高岳3090mを登頂。
結局、四座のピークを踏みましたが、なんと全てのピークに誰もいませんでした!
最後は重太郎新道を降り岳沢小屋へ。
最終日、この日から始まる三連休は雨。
続々と山へ向かう人を横目に朝から平湯へ下山。
のんびり温泉を満喫して帰路に着きました。
殆どがガスの中でしたが、人の少ない山は最高でした!
365日
Mr.伊藤達也が事故で逝ったのが2012年06月19日の深夜。
何も書かないでおこうと思っていましたが・・・
先ほど達也の事でメールをくれた友人に対して、達也のことを思い出してくれる人がいる、って事が嬉しいと感じました。
一年はあっという間。
同じ時期にくると、よりリアルに思い出すのかもしれない。
でも、僕のなかでは365日が過ぎ去っただけ。
これが500日、1000日と過ぎ去っていくのでしょう。
未だに事あるたびに、達也に話しかける。
きっと、ずっとそうなんだろう。
とにかく元気で、楽しくて、明るくて、愛情いっぱいの男だったから、奴を思い出して、こんな梅雨のうっとおしい空気も吹っ飛ばしてしまおう!
タイクライミングツアー8(Wee’s Present Wall)
2013/01/28(月)
ライレイ滞在5日目
なんだか毎朝4時半に目が覚めていた。
日本時間で6時半だからなのか・・・毎日クタバッテ寝るのが早いからなのか・・・
前日トポの★マークが僕の好みに合わない事が発覚したので、早朝からトポと睨めっこ。
タイに来たからには、ドッカブリか、ツララガバガバ、バケツホールド満載のルートで快適に登りたい。
そこで、★もつきつつ、ツララっぽい絵のルートを探し、”Thaiwand Wall”の手前の”Wee’s Present Wall”をPick Up
みんなに了解を得て、朝食後例のごとくサンドイッチをgetしてライレイ・ウエストへ。
(さすがに4日間食べ過ぎたのか、朝食を食べ過ぎているのか、僕はサンドイッチをオーダーできませんでした(笑 )
”Thaiwand Wall”に行くべきアプローチは波打ち際でしたが、”Wee’s”へは、その手前、ホテルきわきわの踏み跡を登ります。
登るといっても、ほんの1分ほど斜面を上がると目の前には岩!
トポの雰囲気だと、もう少し上のような・・・
荷物を置いてルートを確かめると、まさにここが”Wee’s Present Wall”
近い!
誰もいなくて、なんだか暗くて、そんなに傾斜がないけれど・・・
ガバガバアップ、こてこてコルネたっぷりのルートがあるので登ることにしました。
そうこうしていると、クライマーがあっちから、こっちから、ウジャウジャと!
あっという間にアップルートの取り合いになっちゃいました!
到着した時は、暗いなあって思ったのだけれど、実は人気エリア?(笑
結局一日中日陰でのんびり快適に登ることができました!
色んなエリアで登ってみてよくわかりましたが、トポに★がつくルートは往々にしてミニマムホールドをビシバシっと決めなければ登れない、日本的な難しい課題が多いようですねえ。
案の定、このエリアにもとんでもなく悪いルートに★がたくさんついてました(笑
結局、今回はガバガバルートを求めてリゾートクライミングに徹しました!
16時頃岩場を後にしましたが、ライレイ・ウエストのWalk Streetに入るや否や、みんなbeer飲んでるじゃあないですかあ!
僕らも即効beer!!
しかも、ホテルに帰ることなく前日夕食を食べた店の隣の店へなだれ込む(笑
さっきbeerを飲んだばかりなのに、またもやthai-food&beer!!!
ホテルでシャワーを浴びたあとは、最後の晩にして、初めてのタイ式マッサージを体験
60分間:250バーツ(約750円)
お母ちゃん!って感じのタイ人マッサージ氏の方に、ゆうったり、強~く、優~しく、全身をくまなくほぐしてもらうことができました!
気持ちいいいいいいいいいい!!!!!
最後に温かいお茶をいただいて大満足の初体験となりました!
こんなに素敵なら毎晩マッサージしてもらっても良かったかも?
タイクライミングツアー7(Lunch&Swiming)
one,two,threeで午前中まったりクライミングをした4日目の午後は、
初日から気になっていたプラナンビーチのRayabadee ResortホテルでLunch Time!
島でもないのに陸路がないライレイリゾートはいわゆる陸の孤島。
トンサイはリゾートというより地元感たっぷりで物価も安い。
ライレイ・ウエストはそれなりにリゾート地。
ライレイ・イーストはトンサイとウエストの中間的な庶民的な?リゾート地。
で、プラナンエリアは、なんと高級リゾートホテルRayavadee Resortそのものっていう感じがしました。
ライレイの南側の広大な敷地にはRayabadeeしか商業施設がないのだから・・・
(あっ!Muai Thaiの横の小さな売店だけは別ね)
プラナンビーチはプライベートビーチでは無いものの、ほとんどRayabadeeの私物に感じてしまう。
1泊最低2万バーツ(約6万円)以上するホテルのお客さんの感想としては、プライベートビーチじゃないことが残念!
ってコメントがありましたが、僕らにとっては岩も登れるし、泳げるし、Lunchもできて最高!
何より、二日目にThaiwand Wallから洞窟を抜けた後のビーチでのビールが格別だったので、今後もプライベート化しないでほしいものです!
Lunch後はまったりお昼寝&海水浴
ああ、登る気が薄れてゆく〜z、z、z・・・
トポにはプラナンビーチはクライミングタイムに適しているのは午後と記されていますが、あれは完全なる記載ミス。
午後はテリテリ太陽で、泳ぐことと木陰で寝ることしか思いつきませんでした!
でもでも、眠気覚ましにと最後に泳ぎ、帰ろうかと思いきや!
Sさんの、モチは高く・・・
さあ、登ろう!
いきなりマスターオンサイト!
つられて僕もビレイした後に回収で登りましたが、汗ダラダラ!
いやあ、Sさんよくオンサイトしましたねえ!お見事でした!
1本だけプラナンで登り、心はbeerに!
ホテルに帰りシャワーを浴び、4日目にして夜のライレイ・イーストを離れる。
この日の夕食はライレイ・ウエストのWalk streetの一番奥の店、イーストから行くと一番手前のお店。
やっぱりタイ料理は地元感タップリの店のほうが美味しく感じましたね!
この日も満腹からの二皿オーダー食べちゃいました(笑
さすがにクタクタになってきてたなあ!!!
タイクライミングツアー6(one,two,three)
2013/01/27(日)
ライレイ滞在4日目
前日は、なし崩しにレスト日としてしまったので登る気満々!
星のたくさんついたルート目当てに、ワンツースリーの奥のエリアを狙う!
ただし、満潮時はアプローチの行き来が困難となるため、早朝から出発!
Low Tide Wall
The Keep
Hidden World
等の3エリアをお目当てに潮の引いた誰もいないワンツースリーエリアを通り抜け、
まずはHidden Worldに到着
しかし・・・傾斜がゆるく、ガバガバツララなどどこにも見当たらない(泣
★のついているルートは、アップにも悪そうで、これなら日本にもありそうなエリアだなあ・・・と、急激にモチベーションダウン↓
昨年、The Keep周辺を登っていたSさんに、他のエリアもこんな感じである事を聞いて、即決撤収!
なあんと、人が一杯で目もくれたていなかったワン、ツー、スリーのエリアで登る事になりました。
とりあえず朝一で人が少ないので易しい課題から登りまくろう!
★★★星三つの6A+”We Sad”のツララStartをするも、なんだか湿ってて、思いきった一手を出すのを躊躇してしまい、もっと簡単な課題からアップすることに。
とにかく、5.5.5.5(つまり、5.7〜5.8)を4本ほど登ったんだったかな?
そうしていると、保留にしていた”We Sad”のStartが潮で満ちてしまいサヨウナラ〜!
ほんとにI Sadになっちゃいました! ↓
ガバガバ5シリーズを登り終え、満ち潮に迫られ限られたルートの中から超短い日本的なルートを触ってみると、意外とおもしろかったんです!
“Short & Savage”6B(5.10d)
”短くて獰猛(残忍)”
すごい名前ですわ、ボルト2本のボルダー的課題。中間のホールドが珍しかった!
もう1本短いシリーズで触ったのが、
”Quarkz”7B(5.12b)
超ゲキ悪ミニマムホールドがらリーチームーブ!
まるで北山公園の段クラスのムーブに感じました(笑
こんな5・12代無理っす〜!(笑
しかし、ツララを求め奥のエリアを放棄したはずが結局ゲキ悪うすかぶりフェイスで日本的クライミングを楽しんでしまいました!
タイクライミングツアー5(Hiking&Swiming)
そうそう、タイのクライミングエリアとしては僕は長い間、
タイ:プラナン!
って認識していました。
しかし、プラナンっていうよりライレイが地名としては合っている感じですね!
区分としては、トンサイ、ライレイ、プラナンと大きく分けて3つ
そして、クライミングエリアを細かく分けると50前後もこの地域にあるんですねえ!
その50分の1のエリアの一つのプラナンビーチの名前が、なぜかしら僕にはこの地域を表しているかのように記憶してしまっていました。
今回の旅で、
タイ:ライレイ!
とデータを更新!
2013/01/26(土)
ライレイ滞在3日目
open-cafe的なホテルの朝食、朝は半袖、短パンだと若干肌寒さを感じるんですねえ、さすが1月!
でも、日中は真夏!(笑
朝食を済ませ、この日はTon Sai(トンサイ)を探索!
まずはライレイ・ウエストのビーチまで歩き、潮の満ち引きによっては海岸線を歩いてトンサイビーチに歩いていけるということでしたが、この時のタイミングは満潮!
Sさんの歩いて行けるかも?って言葉を遮りボートに乗り込む! 50バーツ(150円)
5分でTon Sai Bay Andaman Beachの岩の下に到着!
Sさん曰く、あの満ち加減なら歩いてこれたかも?
↓左がトンサイアンダマンビーチ、右がライレイ・ウエストビーチ 真ん中の部分が潮の満ち引きで渡れるかどうか・・・
よく話をうかがうと、波打ち際ではなく、ほんの少し樹林帯に上がったところをトラバースすると歩けるそうで・・・僕は完全に波が引いた状態じゃないと渡れないと思ってました!ゴメンナサイ!
まあボートは楽だったね!(笑
ボートを降りトンサイ初上陸すると、目の前にはドッカブリのAndamanの壁が!(写真を撮り忘れました!)
とても魅力的でしたが、みんなのアップルートがどこにもなあい!
って事で、易しい課題のある東面、Shadow Wall(シャドウウォール)を探索する事に決定!
岩場に向かう前にまたもやランチ用のサンドイッチをget!
前日と同じ80バーツなのにデラックス!
トンサイとライレイでは内容が大違い!(ライレイはリゾート価格なのね・・・)
思わずgetしたランチボックスを片手に、まずはFire Wall(ファイヤーウォール)を目指す!
が、しかし・・・
結構な茂みと急斜面を上がるにはランチボックスがピンチ状態!
何より大事な昼飯を水平に保ちながらなんとかファイヤーウォールに到達。
とりあえず荷物を置き目的のシャドウウォールをチェックするも・・・
ここはエリアか?
確かに燃えるように暑いファイヤーウォールとは別世界の涼しい日影の場所だが・・・
ルートと思われる壁にはツタだの木だのが茂りまくり、プロテクションが容易に見えない。
自然に返っている、というより自然のまま登るんだな・・・
いくら涼しいとはいえ、暗く茂ったラインの見えないエリアは却下!
(その後getした最新版のトポを見るとメインのマップからエリアが削除!Unsafe(安全でない)っていう嬉しくないページに移動されていました!登らなくて良かった!)
シャドウを諦めてファイヤーに戻るも、木陰すらも暑い!
木陰でランチを食べる気にもなれないほど暑いってことは、全く登る気にもなれません!!!ここも却下!
一応ファイヤーウォールを見学してから別のアプローチを辿ると・・・行きとは別世界!
3分で降りちゃいました。
しかも、降りて気づいたアプローチ入口を示す表示が・・・
分かるわけないよ〜!って、みんなで大爆笑!
その後、Yさんから勧められていたWild KingdomやNestの岩場を見学しましたが、いずれも日なたの為、却下!
とりあえずトンサイのローカルタウンでランチを食し、ハイキングしてライレイに戻ることになりました!
トンサイ〜ライレイを結ぶ山道は、木陰の中、ゆるやかなアップダウンを繰り返す30分〜40分ほどの気持ち良い散歩道。
(不思議と、僕には日本の低山を歩いているような感覚に包まれました。)
山道を降り、僕らのホテルに近づいたところ、ダイヤモンドケイブ北側のエリアがリボルト作業の真っ最中でした。
今、ライレイのクライミングエリアではプロテクションを強固なチタニウムに打ちかえるリボルト作業が精力的に行われているようです。
岩もシチュエーションも最高なうえにプロテクションの管理や考え方、行動の行き届いた素晴らしいエリアですね!
なんだか、トンサイの暑さにやられたのかクライミングのモチベーションを失くした僕は、ハイキング終了後お昼過ぎになってみんなにレスト日宣言!
ホテル帰着後自由行動となりました!
暑くって登る気が失せたので・・・
泳ごう!
昼からはライレイ・ウエストのビーチに繰り出し、のんびり海水浴!
気い持ちいいっ!!!
Waliking Streetを散策し最新版のトポをget!
のんびりココナツシェイクとマノゴーシェイクを飲みほしCool Downもバッチリ!
ホテルに戻りシャワーの後は一眠り!
寝ぼけ気味で夕食はみんなについて行って、Mom’s Kitchenなる地元感たっぷりの店へ。
3日目にして、めっちゃ旨い魚料理をbeerと共に飲み干しました!
この日は一番食べたんじゃないかな?飲んで食って満腹で400バーツ(約1200円)はさすがに安いね!
この夜もTo the Heaven!
タイクライミングツアー4(Thaiwand Wall)
2013/01/25(金)
タイ、ライレイ滞在2日目
ホテルの朝食を食べにフロントへ向かうと、嬉しいことにロストバゲッジで行方不明になっていたSさんのザックが朝一番のボートで無事に到着していた!
(ロストバゲッジは乗り継ぎで頻発するそうですが、僕が目の当たりにしたのは初めて!経験者のMさん曰く、機内持ち込み荷物に一日分の着替えを入れておくのがbest!(本当にそうだよね!))
これで全員クライミングギアも揃ったので意気揚々と目指したのは、
”Thaiwand Wall”(タイワンド・ウォール)
ランチのサンドウィッチ80バーツ(約240円)とコーラ1.5L50バーツ(約150円)をgetして、僕らの滞在するライレイ・イーストから歩いて10分ほどでライレイ・ウエストのビーチへ
ライレイ・ウエストビーチからトンサイの絶壁がよく見えます。
これがタイワンドウォールの全景↓
アプローチ入口↓
ビーチの南の端っこ、波打ち際から踏み後をたどって山の中を10分ほど登ればエリアへ到着!
少し高台にあるエリアから見る景色は最高!
左端にある6A+、6B+のルートでアップ
KING-CLIMBERSのトポによるグレード互換表では、
6A+→5.10a
6B+→5.10c
ということになるのだが、あきらかに難しい!
(後日トンサイで買ったRock Climbing in Thailandのトポの互換表を見て納得)
6A+→5.10c
6B+→5.11a
なのでありました!
このエリアで気持ちよかったガバガバルートは、
”Monkey Love”6B(5.10d)
こんなルートが日本に一杯あったら、みんなもっとクライミングを楽しく始められるだろうなあ・・・
持って帰りたいルートです(笑
この日の僕のクライミングは、なかなかのボケっぷり炸裂でした!
「ようし、二日目だし7Aをオンサイトしよう!」
と意気込んで登り始めたものの・・・
出だしからミニマムホールドに苦心(西洋人リーチがあればガバtoガバ)
二つの核心を丁寧にクリアして最上部に到達するも、あきらかに残りのヌンチャクよりボルトの数が多い!
トポより多くヌンチャクを持って登りだしたのに足りないという事は・・・
ルートを間違えたあああ・・・・・(泣
足元のヌンチャクを回収しても足りないほどボルトが頭上に見え隠れする。
仕方がないのでヌンチャクを使い切った時点でロワーダウン。
降りてトポを見てみると、別ページに記載されたマルチピッチの6Cルートだったのでしたあ!(笑
いやあ、だいぶ焼きがまわってますなあ(笑
結局、一日中日陰のタイワンドウォールで登り、帰りはSさんオススメの洞窟アプローチでプラナンビーチ経由で帰ることになりました!
5.7程度のアプローチを念のためロープで確保して、いざケイブへ!
そこは真っ暗闇!ヘッドランプ必携!
奥へ進むと、そこは素晴らしい自然の大聖堂!
ケイブから望むプラナンケイブや夕日に照らされる海面がとてつもなく美しい!
最高のアプローチでした!
プラナンビーチへ降り立つと、早速ボート売店でbeerをget!
Changの大ビンをラッパ飲み!
うっんむぁあいぃ~!!!
(タイで飲んだbeerでこの時が最高の旨さでした!)
←これはR-chanのChangの缶beer
もう、リゾートクライミング最高!
(ん、登ったっけ?・・・たしか・・・5本・・・7便ほど・・・易しいものを・・・)
いやあ、リゾート最高!
ホテルに戻りシャワーを浴びて、ちょっぴりリッチなBhu Nga Thani Resort and Spaホテルのレストランでまたもやbeer&thai-curry!
(実はサラダとパンでお腹は一杯になってたけど、ついつい食べちゃうんです)
いやあ、よく覚えてないけど酔っ払って寝ちゃったあ!!
タイクライミングツアー3(Muai Thai)
到着から数時間で2度もbeerを飲みたくなるほど、タイ、ライレイの気候は常夏!
散策から一旦ホテルに帰りシャワーを浴び、一眠りしてから真面目にクライミングする為にMuai Thai(ムエタイ)へ!
昼間はたくさんのクライマーでにぎわっていましたが夕方になると登り放題!
きっとガイドクライミングの時間が終了したのでしょう。
とりあえず、タイの初登りはMuai Thaiエリアの易しい課題から!
”Tamada”5(おそらく5.8程度)
全てのプロテクションが岩穴に通したロープ。
???大丈夫かい???
こんなプロテクションは初めての体験でしたが、この内容ではフォールする事もないはずと決め込んで、
なんだかドキドキしながらもトップロープまでセットしてみんなでアップしました!
(この後、日を追うごとに易しい課題ではボルトが少ない事に慣れきってしまうのです(笑 )
微妙なアップをした後は、Sさんお勧めのムエタイエリアの看板ルート
”Muai Thai”6B+(5.10d〜11a程度)
これがいきなりツララにセナミング(背中で突っ張るオポジションを僕はそう呼んでいる)から始まる石灰岩3次元立体クライミングルート!
これぞタイ!
気持ち良かったあ!!!
みんなもトップロープで初日からタイらしいルートを体験する事ができました!
石灰岩ツララ最高!
あっという間の2時間でしたが2本で満足、またもやシャワーを浴びて夜のBeer Time!(何回飲むねん!)
お隣の”Diamond Cave Hotel”のレストランで美味しいThai-foodを満喫して、長い長い濃厚な一日が終わりました!
タイクライミングツアー2(到着〜散策)
僕たちの泊まったホテルはライレイの東のはしっこにあるRailey Viewpoint Resort Hotel。
部屋のランクは色々あるようで、1泊ダブル1部屋1600バーツ(約4800円)はライレイとしては相当安い部屋でした。
Singhaビール(小ビン50バーツ(約150円))を飲んだあとは、早速クライミングエリア探索!
(ほろ酔いなのでクライミングギアは持たずに空身でお散歩)
One,Two,Three(ワンツースリー)↓
ムエタイ、1,2,3のエリアはガイドクライミングで人が一杯!
これぞタイクライミングエリアといわんばかりの石灰岩の洞窟状態のツララ、ドッカブリのルートに大喜び!
思わず、ピーナッツとデジタルカメラの入った袋を足元に置き、課題を触りまくって壁に夢中になっていると・・・
あっ・・・
カメラが無い!!!
盗られたあ!!!
って、周りを探していると・・・
さっきまでいなかったのですが、お猿さんがそこかしこに!
よく見ていると、人間の持ち物であったであろうビニール袋を木の上からパラリパラリと落としているではありませんか!
しかも、カメラ捜索中に、R-chanが、手に持っていたカシュウナッツをお猿さんが襲撃、強奪!
ああ、そういう事ですね・・・カメラが入っていた袋のピーナッツ目当てに持ち去られたんだろうなあ・・・
残念!
プラナンビーチのあまりの暑さに、Mさん、R-chanが早くも2本目のbeerをget!
ビーチに泊まっているボートが屋台になっているのでbeerはどこでも飲み放題!
僕もおすそ分けをいただき最高のリゾート気分!
mmm・・・クライミングはしないのか?
続きは後日
タイクライミングツアー1(出発〜到着)
2013/01/24(木)
午前0時30分関西国際空港を離陸し、タイ、バンコクSuvarnabhumi国際空港に到着したのはタイ時間の午前5時。
タイと日本の時差は2時間なので6時間半のフライト。アメリカやヨーロッパより短時間で楽ですね。
2時間待ちの午前7時5分クラビ行の国内線が出発。
およそ1時間のフライトでクラビ空港に到着。(到着予定は午前8時25分)
小さなクラビ空港で南国の湿った空気に包まれながらザックを回収・・・のはずが・・・
今回のツアーはSさん、Mさん、Rちゃん、僕の4人。
関空では4つの大きなザックを預けたのだけれど、Sさんのザックが無い!!!
ロストバゲッジだ!
バンコクの乗り換えで他のタイの都市行きの便へ間違って乗せられたんだろうなあ・・・
タイ航空のstaffにロストバゲッジの書類をもらい、宿泊先未定の僕たちはとりあえずボート乗り場のアオナンに向かう。
空港からアオナンまではタクシーで約30分 空港のtaxiカウンターで料金600バーツ
(1バーツは約3円つまり約1800円)を支払いチケットを貰って空港を出る。
(昨年Sさんが利用した時は500バーツだったそうな・・・凄い勢いで物価が上がっている。)
無口なドライバーにアオナンボートライドと告げると、
どこに滞在するのか?と聞かれ、ライレイ・イーストだと答える。
どこに泊まるのか?と聞かれ、決まってないと答えた。
すると・・・
車を飛ばしながら、マイク付きイヤホンで電話か無線で会話するドライバーさん。
ほどなくすると車を止め、今から女性の話を聞いてほしいと告げられる。
なんのことかと思いきや、地元ツーリストのホテルの斡旋でした。
怪しげな地元女性のつたない英語を聞き取ってみると、
4人だとボートは待っても、人数が揃うまで乗れる時間がわからないだの、ライレイはホテルが高いだのなんだのかんだの・・・
いくらで斡旋しているのか確認の為ツーリスト事務所で話を聞いてみる。
ホテルは1人1500バーツぐらいを予定していたので、予算を聞かれた時に、1泊1000〜1500バーツだと答えたら、1人当たりのつもりが、1部屋(2人)当たりのホテルを紹介されました。
1部屋ツイン1泊1600バーツ
あらあら、予算の半額だ!
ボッタクリを懸念しましたが、現地に行ってからのホテル探しも手間なので、
ボート往復貸切3000バーツ(たぶんこれがボッタクリ)、
ホテル5泊1600バーツ×2部屋×5日
帰りのTAXI600バーツ
全てをここで決定して総額19600バーツ支払いました!
(これで楽だと思ったのですが、最終日に落とし穴が・・・)
再びTAXIに乗り込みボート乗り場に到着。
貸切long-tail-boatは4人のはずが謎の女性が一人・・・?まあ、気にせず出発!
ボートライド約15分、日本を出発して約14時間でクライミングパラダイス、ライレイに到着!
左上の海がトンサイやライレイ・ウエスト、右下の海や町が僕らが泊まったライレイ・イースト
続きは後ほど・・・
5年目突入
2013/02/01(金)
BBF Climbing Schoolを密やかにstartしたのが4年前の今日。
色んなことがありました。
昨年は4年目にして多数の方にBBFを利用していただき、僕自身驚くほどでした!
皆さん本当にありがとうございました!
先日、7年ぶりとなる海外クライミングも経験し、今後は海外ツアーも計画していきたいと目論んでいます(笑
本日から5年目となりますが、これからもBBFをよろしくお願い致します!
タイ ライレイツアー 帰国
2013/01/30(水)
今朝6時半到着の便でタイツアーから帰国しました!
暖かかったあ!!
というか、日中ひなたは暑かったです!
同じ北半球の1月とは思えない常夏の国でした!
6日間の滞在で5日クライミングを満喫してきました。
初日からプラナンビーチで、お猿さんにデジカメをバタピーと共に入れていた袋ごと奪われてしまい写真はありません!(泣
同行のSさんのデジカメで撮った写真データをもらうまではレポートはお預けです。
とにかく、ライレイ、トンサイ、プラナンはクライミング天国&美味しいタイフード満載で、大満足の6日間!
登り以上に、よく飲んでよく食べたツアーでした!
R-chanから写真を拝借したので1枚だけアップしますね!
タイ出発
2013/01/23(水)
今晩0時30分発のフライトでタイクライミングツアーに行ってきます!
日本は真冬ですが、気温25℃以上の快適シークリフ目指してリゾート満喫してきます!
入之波温泉(しおのはおんせん)
しおのはおんせん
入之波温泉
なかなか読めないですね。
何年も前から、温泉の大好きな友人に勧められるものの、行く機会が無かった。
「めっちゃ良いよ〜!浴槽が温泉成分でコテコテに盛り上がって、濁り方も最高、温度もぬるくていつまででも入れるよ〜!」
「ただし、4時までに行かないと入れないけどね〜」
そう、何度か近くで登りに行ったのに4時までに近所の柏木の岩場を離れることが無かった。
その後、岩場は閉鎖。
完全に川上村に行く機会を失っていた。
基本的に僕は温泉の為だけに出向くことがない。
クライミングツアーや、バックカントリーツアーの旅先で良い温泉に出会えることを楽しみとしてきた。
昨年、そのチャンスに恵まれた。
大台ケ原の帰り、時間もバッチリ!状況的にも、温泉に入りたい、しかも入之波が近い!
しかし・・・
駐車場にたどり着くと、無情にも定休日の看板・・・
浴槽にだけでも疲らせてくれ〜源泉掛け流しなんでしょう〜(泣
奈良県川上村
入之波温泉山鳩の湯
今回は意気込んで、楯ケ崎ツアーに組み込み思い切って泊まりました!
ああ、幸せ・・・
湯温39℃、外風呂では冬にぬるいぐらい・・・これが最高!
僕が関西で入った温泉でブッチギリの一番!
いつまででも入り続けていたい。
けど、夕飯だとか、入浴は21時半までだとか・・・
翌朝は7時から入浴可能と言われ、待ち遠しかったあ。
目覚めると白銀の世界、朝メシ前の温泉は格別
朝メシ後の温泉も格別
ああ、幸せ・・・
一緒に露天に入った方から伺うと、前日午後3時頃は一般客がいっぱいで、とてもじゃないけど露天には入れなかったそうな・・・
絶対泊まったほうが、ゆっくり満喫できますねって言われました。
気になった方は是非、泊りに行ってたっぷり浸かってくださいね!
ただし、湯あたりにはご注意を!
(5時までは一般客で一杯なので、5時チェックインがお勧め)
2012年 ありがとうございました!
2012/12/31(月)
今年のBBF Climbing Schoolの最終日は3日前の12月28日でした。
この2012年は驚くほどたくさんのクライマーの方々にBBFを利用していただき、大変感謝しております。
参加していただいたみなさん、本当にありがとうございました。
私個人としては、この一年泣き笑いテンコ盛りの2012年でしたが、いつもいつも、参加していただいたみなさんの素晴らしい登りに、たくさんの感動をいただきました。
12月にはギックリ腰に見舞われ、みなさんにはご心配、ご迷惑をおかけしましたが、来年は体のメンテナンスに重点を置き、より一層パワフルなBBF Climbing Schoolを提供していきたいと思っています!
みなさん来年もよろしくお願いします!
ありがとうございました!よいお年を!
gickuri-goshi
2012/12/17(月)
一週間前にタイヤ交換で痛めた腰の容態も良くなりつつあった月曜の朝・・・
靴下を履こうと足を上げた瞬間、
zu-kiiiiiiiiiii・・・・・・・・・・・・・n!!!!!!!!!!!
この日のスクールを中止延期する事になり、14期の皆様には迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした。
2年前に腰を壊したときは3日間寝込みましたが、今回は2日目に始動!
やはりギックリ腰は日にち薬、初日から3日目までは安静が一番。
3日目となる昨日は見違えるように歩けるようになりました!
今日から完全復活!(目指します(笑・・・)
皆さん、寒い朝は気をつけてくださいね!
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