8月, 2024年
各地の岩場 2024
今年は訪れた事のない、又は登っていない岩場に行く機会を何カ所も得ることができた
気象状況や他の理由等で満足に登れない場合が多かったが(笑)
山形 山寺・・・山崩れ通行止めの為、手前まで
秋田 三崎海岸・・・雨の為見学
岩手 侍浜
香川 小豆島吉田
広島 三倉岳
山梨 瑞牆カサメリ沢
自身のクライミング力が低下している時には5.9のオンサイトトライからドキドキ感が有り、5.10台にいたっては声が出る一幕も
5.11台はギリギリのムーブからのフォール
なんて、オンサイトトライって楽しいんだろう!!!
って、久々に充実感を得た
(オンサイト・・・初見、何の情報もヒントも得ない1度目のトライで登る)
登りこんでクライミング力が充実していれば5.12以上のオンサイトに集中して狙っていくが、5.13台になると諦め感が強く、粘る事が少なくなってしまう事が今までの自分。
しかし、しかし、5.10台でも落ちそうになると、そりゃ、もう、必死のパッチで(パッチってなんだろう?)粘りまくって登り切る努力をする。
結果登れても落ちても清々しい。
このすがすがしさは25年前5.10aを必死にくらいついても食らいついても登れなくて、悔しくて、何度もトライしていたあの頃の気持ちに似たものを感じる。
難しい課題をトレーニングして、何度もリピートして、刷り込んで、やっとの思いで登れなかったものを登り切るのもとても楽しい。
そのプロセスがたまらなく愛しくも思うが、その反面登れる時には完成してしまっているので不確定要素がほぼ無くなっている。
(つまり冒険っていう面では物足りなく、言葉は悪いが作業感もある)
オンサイトできるルートは技術も力も持ち得ているからこそ登れるのであるが、不確かな情報であえて未知のホールドへ予想を立てたムーブを試す、まるで博打のように。
ただし、落ちたくないので無茶はしない。
それでも、最後の最後は無茶な一手を出すこともある。
ここで、落ちれば失敗。
やり直せば、いとも簡単にこなせて2度目のトライであっさり登れることもある。(こんな時は不甲斐ないと思う事もある)
ただ、オンサイトだからこそ一か八かギリギリ出した一手で落ちずに登りきれた時はレッドポイントでは得れない感情が沸き立つ。
普段感じにくい自分への誇りをも感じる事ができる。
知らない物、事へのトライ、自分が培った動きを選んで試すから、レッドポイントでは起こりにくいチャレンジ感。
知らない岩場は、登れても、登れなくても楽しい!
オンサイトトライ・・・その課題の自分にとって一生に一度のチャンス
安易に動画を見てその権利を放棄する事は自分にはできない
うどん 来実屋くるみや
2024年8月20日にオープンしたうどん屋来実屋
3月まで甲子園の誇る蕎麦雅屋だった場所(大ファンだった蕎麦屋の閉店はショック)居ぬきで内装テーブル、イスもそのままに、うどん屋に変わった
オープン5日目に初挑戦
好みでは無いはずの細麺なのに、コシがあるので旨い
胡桃、ゴマのつけダレもバランス良く
小皿の豆腐はまるで胡麻豆腐のような硬さなのに白い豆腐で不思議な美味しさ
これは、寒い時期の釜揚げうどんも待ち遠しい
定番、きつねうどんの出汁もどんな風味か楽しみ
うどん・そば どちらも提供するのが昔からの阪神間でのうどん屋が多かった
この時代、専門的な店が増えクオリティも上がっている
とはいえ、40年ほど前まであった阪神西宮駅北側のうどん屋野口を超える店に出会った事は無い
まあ、思い出を超える事は不可能か
P.S
盤滝トンネルの先の釜揚げうどん屋”すじかま”でマスターは修行されたらしい。その前は居酒屋で、、、と、ホールの姉さんが教えてくれた
住所:兵庫県西宮市甲子園三保町9-30
当面、定休日無しだそうです
11時~18時のはず(にしつー情報)
ある意味何でも屋
2024年8月22日現在
完治するまで残り1週間ほど仕事の依頼はお受けできません、ご了承下さい。
高熱を出し臥せっている時間が長いので考える時間はたっぷりある。
ここで、この数年考えていたことがまとまり始めている。
BBFとしてクライミングスクールを15年前から始めた。
(クライミングジムでスクールを任されてから24年。)
スノーボードのスクールは3年前。
BBFとしてではないが、リボルト作業の機会も増えだした。
32年前は建築土木事務所で補償調査業務=建物調査、営業調査、立木調査、図面化、積算算定もこなした。
10年ほどアルバイトをした六甲山ではリフト係から、BBQ場、釣り、パターゴルフから、草集めに、掃除
技術職からサービス業、インストラクター多岐にわたって仕事をしてきた。
ある意味何でも屋である
力仕事は自信が無いが、クライミングスクールに限らず気になる事があれば相談してみて下さい。
対応できるものであれば、仕事として行いたいと考えています。
Corona Virus Disease
眠れども、眠れども、眠い
発熱から3日目
薬のせいだけではない気がする
病院へ行っていないので確証はないが、多分covidっぽい
2024年にもなって初めて罹患したようだ
未だにcovid-19なのだろうか?
日本では4年8カ月以上経っても未だに新型コロナウィルスという、どう新型なのかわけのわからない表現のまま
変異株BA.2系統 KP.3.3 とかなんとかの表示はあるが
covid-24という表現は無い
先行して罹患した家族が5日で熱は治まっているので、あと2日寝続けてみよう
アウトドアスクールについて
7月下旬から続く猛暑・酷暑により自身の岩でのクライミングは控えています。
滝の岩は登っていますが(笑)
スクールを行うような岩場でのクライミングはこの暑さが落ち着くまで控えたいと思います。
皆さんも日なたでのクライミングは充分お気をつけください。
セルフメンテナンス
今までストレッチに始まり、鍼灸、整体、カイロプラクティック、整形外科、スポーツリハビリ、 インナーマッスルや体幹のトレーニング、 ベアフットの為のトーガ(爪先のヨガ)、コアチューニング、など色々と受診したり施術、メンテナンス、トレーニングを実践してきた。
しかし近頃痛みへの対応を変化せざるを得ない状況となっている。
若い時にはバランスが崩れていても回復力の早さで問題視していなかった事や、以前では普通に対応できていた負荷が年齢を重ねた身体には過負荷であるという事実。
6月末に大きく腰を傷めた
荷造りをしていたことが引き金だが、5月のリボルト以降腰の痛みは伴っていた
○腰の為のモタコンエクササイズ
○チューブによる肩のインナーマッスル強化
○膝強化のエクササイズ
○体幹トレーニング
○腹筋トレーニング
○ストレッチ
上記は6月末に腰を大きく痛めるまでのセルフケア
7月からは
○ 骨盤を立てるよう意識を改善 する為に柔らかすぎるダイニングチェアを固い物に変更
〇オステオパシー(ギリシャ語で整体・欧米で浸透している自然治癒系)
○より意識を高め、負荷を加えるトーガToega
○アーシング(地球ing・裸足で土・草を踏む)
○スワイショウ (太極拳由来)
8月からは
○足根骨のマッサージ
病院等は痛みを緩和したり、対処的な施術が多いように感じるが、根本的な治癒はセルフメンテナンス・セルフケアによるところが大きいと思う。
身体の使い方次第で、壊れる壊れないの違いがあるようにとらえる事もあるが、自分が自然に動いた結果なので良いか悪いか決められるものでもない。
年をとったから痛むわけではないが、確実に回復力は低下している。
大事な事は、痛むときは行動しない
あれほど長引いた肘、手首の痛みはすっかり消えた
確かに使わないと痛みは減少する
ただし、アクティブな行動を継続して行うと損傷個所の痛みは減らない、、、
これが日々登り、走り、滑る者の悩み、、、
と、思い込んでいたのかもしれない
これは腰痛でも激痛の記憶が、また痛むんじゃないかと防衛的に痛がっているって話にも似ている。
正しい取り組み、とは?何なのか正解は無く、自分自身で選んで自分にあった動きが大切だと思う。
まさにセルフ
6月末から50日を過ぎ
腰の不安は減ってきた
膝は調子の良い日と、悪い日がまちまち
肩はスワイショウの効果か随分ほぐされてきてツンとした痛みからドン痛へと変化し、痛み具合は緩和されてきている
○痛みはとれる、改善される
○自身の良い動きは体得できる
まずはこの考えを自分に浸透させることが一番大事だと思う。
リボルト
この2年あまり、色んな理由から自身のクライミングで高難度の課題を追い求める時間が減った。
そんなタイミングでリボルト作業に関わる機会を得た。
そもそもリボルトとは、
フリークライミング(ロッククライミング・スポーツクライミング)において、ロープを引っ掛ける為の 岩に打ち付けている ボルト(金具)が、経年劣化して強度不足や様々な理由で破損の恐れがあるものを、より強固なものに打ち換える事をいう。
2021年晩秋
長年通い詰めた愛知県鳳来で、奥の院、招き猫 等のエリア ( 私は登った事がなかった ) にてリボルト調査をしたが、段取り等が思うように進んでいないというクライマーに出会った。
話を聞いた後に当該エリアを初めて登ってみたところ、ボルトは錆びている物が多く、とても墜落を支える保証の無さそうなボルト達が気になった。
知り合いにリボルト職人のエキスパート (後にリボルトの師匠となるN氏) がいるので連絡を取り相談に乗ってもらい色んな話が進みだした。
話は遡るが、
2005年頃岡山県備中の岩場で井上Dスケ氏による二日間のリボルト作業に参加し、手ほどきを受けリボルトを行った。
しかし、当時クライミングジムでの仕事も自分自身の登りも忙しく、大変な労力と時間を要するリボルト作業を継続する事は無かった。
安全にロープクライミングを行う為にはとても重要な作業で、開拓者が自費で設置したボルトを使わせてもらって登っている身にも関わらず。
大事な作業だからこそ、体力、技術を身に付けなければ未熟な自分が手を出せないとも思った。
2022年春
21年晩秋の話から色んな事があり、自分自身がJFA主催のリボルト講習会に参加する事となりリボルト職人の認定を受けた。
残念ながら身体への負担が大きく、特に腰と肩に故障を抱えていた自分には厳しい作業であると認識した。
若い時は時間、老いて時間ができた今は身体、と、自分には向いていないと思い
高額なギア類の購入にも踏み切れず、知識を蓄え作業のお手伝いを志した。
同月内の岡山備中ニューエリアでのリボルトにお手伝いで参加
2022年夏
7カ月を経て、懸案のエリアでのリボルト作業が行われ、岩壁下部でのお手伝い
2023年夏
兵庫県蝙蝠谷で師匠のリボルト作業に帯同、僅かながら初めて職人として作業
この段階で下部でのお手伝いから、体の復調、作業への意識が高まり、ギア等を買い集めだした。
2023年秋
富山県雑穀谷
リボルト作業
身体は異常無かったが、技術は未熟
2024年春
香川県小豆島吉田の岩場
半年ぶりにリボルト作業
施工は順調、しかし腰痛悪化
2024年6月末
予定していたリボルトの準備中に腰痛が悪化し断念
7月痛みが治まったので秋のリボルトに向け、腰並びに肩、膝等のメンテナンス、セルフケアを色々と試す
師匠は自分よりも20年近く年嵩のうえ、この作業を20年近く行い、現在は講師としてもエキスパート職人としても全国を飛び回っておられる。
地道な活動を長年続けられていることに尊敬の念が堪えない。
誰かが行わなければなららいが、向き不向きはある。
皆が皆できる作業ではない。
自分に向いているのか今の段階で答えは出せない。
時間をかけながら、少しずつ、少しずつ知識、経験を増やし施工術は向上している。
登りたい課題に出会うと自身の登りを優先し作業そっちのけになる。
身体が壊れれば作業どころではない。
やりたい時に、できる時に、コツコツ経験を増やしていく
さあ、今後どこまでリボルト作業を行えるのか!?