climbing
各地の岩場 2024
今年は訪れた事のない、又は登っていない岩場に行く機会を何カ所も得ることができた
気象状況や他の理由等で満足に登れない場合が多かったが(笑)
山形 山寺・・・山崩れ通行止めの為、手前まで
秋田 三崎海岸・・・雨の為見学
岩手 侍浜
香川 小豆島吉田
広島 三倉岳
山梨 瑞牆カサメリ沢
自身のクライミング力が低下している時には5.9のオンサイトトライからドキドキ感が有り、5.10台にいたっては声が出る一幕も
5.11台はギリギリのムーブからのフォール
なんて、オンサイトトライって楽しいんだろう!!!
って、久々に充実感を得た
(オンサイト・・・初見、何の情報もヒントも得ない1度目のトライで登る)
登りこんでクライミング力が充実していれば5.12以上のオンサイトに集中して狙っていくが、5.13台になると諦め感が強く、粘る事が少なくなってしまう事が今までの自分。
しかし、しかし、5.10台でも落ちそうになると、そりゃ、もう、必死のパッチで(パッチってなんだろう?)粘りまくって登り切る努力をする。
結果登れても落ちても清々しい。
このすがすがしさは25年前5.10aを必死にくらいついても食らいついても登れなくて、悔しくて、何度もトライしていたあの頃の気持ちに似たものを感じる。
難しい課題をトレーニングして、何度もリピートして、刷り込んで、やっとの思いで登れなかったものを登り切るのもとても楽しい。
そのプロセスがたまらなく愛しくも思うが、その反面登れる時には完成してしまっているので不確定要素がほぼ無くなっている。
(つまり冒険っていう面では物足りなく、言葉は悪いが作業感もある)
オンサイトできるルートは技術も力も持ち得ているからこそ登れるのであるが、不確かな情報であえて未知のホールドへ予想を立てたムーブを試す、まるで博打のように。
ただし、落ちたくないので無茶はしない。
それでも、最後の最後は無茶な一手を出すこともある。
ここで、落ちれば失敗。
やり直せば、いとも簡単にこなせて2度目のトライであっさり登れることもある。(こんな時は不甲斐ないと思う事もある)
ただ、オンサイトだからこそ一か八かギリギリ出した一手で落ちずに登りきれた時はレッドポイントでは得れない感情が沸き立つ。
普段感じにくい自分への誇りをも感じる事ができる。
知らない物、事へのトライ、自分が培った動きを選んで試すから、レッドポイントでは起こりにくいチャレンジ感。
知らない岩場は、登れても、登れなくても楽しい!
オンサイトトライ・・・その課題の自分にとって一生に一度のチャンス
安易に動画を見てその権利を放棄する事は自分にはできない
リボルト
この2年あまり、色んな理由から自身のクライミングで高難度の課題を追い求める時間が減った。
そんなタイミングでリボルト作業に関わる機会を得た。
そもそもリボルトとは、
フリークライミング(ロッククライミング・スポーツクライミング)において、ロープを引っ掛ける為の 岩に打ち付けている ボルト(金具)が、経年劣化して強度不足や様々な理由で破損の恐れがあるものを、より強固なものに打ち換える事をいう。
2021年晩秋
長年通い詰めた愛知県鳳来で、奥の院、招き猫 等のエリア ( 私は登った事がなかった ) にてリボルト調査をしたが、段取り等が思うように進んでいないというクライマーに出会った。
話を聞いた後に当該エリアを初めて登ってみたところ、ボルトは錆びている物が多く、とても墜落を支える保証の無さそうなボルト達が気になった。
知り合いにリボルト職人のエキスパート (後にリボルトの師匠となるN氏) がいるので連絡を取り相談に乗ってもらい色んな話が進みだした。
話は遡るが、
2005年頃岡山県備中の岩場で井上Dスケ氏による二日間のリボルト作業に参加し、手ほどきを受けリボルトを行った。
しかし、当時クライミングジムでの仕事も自分自身の登りも忙しく、大変な労力と時間を要するリボルト作業を継続する事は無かった。
安全にロープクライミングを行う為にはとても重要な作業で、開拓者が自費で設置したボルトを使わせてもらって登っている身にも関わらず。
大事な作業だからこそ、体力、技術を身に付けなければ未熟な自分が手を出せないとも思った。
2022年春
21年晩秋の話から色んな事があり、自分自身がJFA主催のリボルト講習会に参加する事となりリボルト職人の認定を受けた。
残念ながら身体への負担が大きく、特に腰と肩に故障を抱えていた自分には厳しい作業であると認識した。
若い時は時間、老いて時間ができた今は身体、と、自分には向いていないと思い
高額なギア類の購入にも踏み切れず、知識を蓄え作業のお手伝いを志した。
同月内の岡山備中ニューエリアでのリボルトにお手伝いで参加
2022年夏
7カ月を経て、懸案のエリアでのリボルト作業が行われ、岩壁下部でのお手伝い
2023年夏
兵庫県蝙蝠谷で師匠のリボルト作業に帯同、僅かながら初めて職人として作業
この段階で下部でのお手伝いから、体の復調、作業への意識が高まり、ギア等を買い集めだした。
2023年秋
富山県雑穀谷
リボルト作業
身体は異常無かったが、技術は未熟
2024年春
香川県小豆島吉田の岩場
半年ぶりにリボルト作業
施工は順調、しかし腰痛悪化
2024年6月末
予定していたリボルトの準備中に腰痛が悪化し断念
7月痛みが治まったので秋のリボルトに向け、腰並びに肩、膝等のメンテナンス、セルフケアを色々と試す
師匠は自分よりも20年近く年嵩のうえ、この作業を20年近く行い、現在は講師としてもエキスパート職人としても全国を飛び回っておられる。
地道な活動を長年続けられていることに尊敬の念が堪えない。
誰かが行わなければなららいが、向き不向きはある。
皆が皆できる作業ではない。
自分に向いているのか今の段階で答えは出せない。
時間をかけながら、少しずつ、少しずつ知識、経験を増やし施工術は向上している。
登りたい課題に出会うと自身の登りを優先し作業そっちのけになる。
身体が壊れれば作業どころではない。
やりたい時に、できる時に、コツコツ経験を増やしていく
さあ、今後どこまでリボルト作業を行えるのか!?
2023 okinawa
正月2日~8日
沖縄辺戸岬Climbing Tour
J夫妻と4人で北谷町をBASEにクライミング&観光
クライミングは3日間、暖かくまったりと
冬の沖縄は天気が悪いと覚悟していたが雨が降ったのは初日の午後だけで、ツアー的にはお天気に恵まれていた。
食べたいものは食べつくし、しっかり巨大化しました(笑
飼われていたが生ヤンバルクイナも見れたし、何よりJ夫妻の生態に終始笑わせていただきました。
九州
2021年3月1日京阪神の緊急事態宣言が解除された日に九州へ向かった。
一カ月の滞在で訪れた岩場は6カ所、登ったのは3カ所
伊牟田池(鹿児島)ボルダー見学のみ
万江川(熊本)2020年人吉の水害で周りのがけ崩れの多さにアプローチ手前敗退
竜頭泉(長崎)落石の雰囲気を感じ、これまたアプローチ手前敗退
日向神(福岡)道端エリア
本庄(大分)魚道エリア
八面山(大分)上部エリア
登った山は全部火山(笑)
鹿児島 開聞岳922m
宮崎 高千穂の峰1574m
白鳥山1363m(お散歩)
韓国岳1700m
長崎 雲仙普賢岳1359m
大分 くじゅう連山1791m
黒岩山1300m(お散歩)
由布岳1583m
熊本 阿蘇山1592m
桜が咲き乱れ、刺さるような日差しは夏のようにも感じた。
温泉が豊富で、食べ物は美味しく安い。
このまま九州で過ごせばCovid-19感染の危険も少ないだろう、と思いつつ帰ってきてしまいました。
帰ってきたらアウトドアスクールを募集しようとしていましたが、関西は変異ウィルスで感染急速拡大中。
どうなることやら・・・
鳳来
9月から鳳来通いを3年振りに開始。
本来ならば9月、10月はスペインツアーの予定だったが、Covid-19の影響で全てキャンセルとなった。
10月は鬼岩に足蹴く通い、三年の空白を埋めるための基礎トレーニングに充てる事が出来た。かな?
11月、本格的に目標へトライできれば嬉しいものです。
北海道
8月は丸々、酷暑を避けるため北の大地に行ってきました。
名寄、見晴らし岩
日高、赤岩青巌峡
蘭越、セバチバナ
小樽、修験
4カ所、6日間のクライミングでしたが夏でも快適に登れる岩場があることに感謝!
2019スペインツアーReport 4/4
2019/10/31
I send it,El Delfin7c+
本日10月31日ハロウィンの日に、Theイルカ5.13a登れました!
大雨の後染み出したホールドを拭きふきトライしながら、まさかまさか乾くまで8日間を要したけれど、、、
今の僕にとって大事なことを気づかさせてくれる素敵な課題となりました。
思いのほか時間を要したこの課題・・・振り返ると自分はこの課題、数便で登れるだろうと決めつけナメてたような気がします。
そして4年半故障に次ぐ故障を重ねながら、このグレードに返り咲く事ができてとても嬉しい。
HARUさんが9月の短期間で、あの体重で(笑)この課題を完登されて帰ったこともとても尊敬します!それは自分自身苦労して登り切って感じる思いです。
昨年は登れない体で過去にオンサイトした課題すら登れないていたらくで宿題を大量生産しましたが、今年は山積させた13課題の宿題を二カ月掛けてコツコツと登り12課題片づける事ができました。
残る一課題は僕にとって未知の領域です。その領域に明日からチャレンジしていきます!
今日登り切って思うのは、やっぱりクライミングは最高や!
photo by Yoann Segalen
クライミングジム巡り 一段落
Covid-19の影響により、各クライミングジムも戦々恐々
我がホーム、PUMP大阪店は5月に撤退。
生き残りを掛けて工夫しながらコツコツ経営していくしかない!
この一カ月できるだけ応援したい気持ちと、色々登ってみたい願望から下記の8カ所7店舗でクライミングを行った。
一つとして同じ場所では登る事も無く。
そして、今日今シーズン初めて、同一店舗をリピートした。
これにて放浪のジム巡りは一段落。
◎ボラーレエスカラーダ(兵庫・尼崎園田)
◎ノボリバSG(兵庫・神戸垂水)
◎バロック(兵庫・尼崎武庫之荘)
◎CRUX大阪(大阪・江坂)
◎具志頭ボルダー(沖縄・岩)
◎KO-WALLリード店(滋賀・栗東)
◎Gravity Researchなんば店(大阪・難波)
◎Rock Onクライミングジム(大阪・八尾)
そえぞれに違う楽しさ、環境がある。
おもろいとこ、涼しいとこ、暑いとこ、真面目過ぎなとこ(笑)
ま、これはどこまでいっても好みですなあ!
2019スペインツアーReport 2/4
2019/09/30
スペインクライミングツアー25日目(Climbing day 14)
久しぶりに5.12dを登れた。(実に2年8か月ぶり)
Lany que be tambe 7c 30m
I send it.
隣ではWilliamが同時に7c+をRP!
その前にNaraさんもCaprichos de Lujuria7b RPしていたので今日はWillが言った通り、
Today is Asian Red Point Day!!!
(因みにWilliamは台湾出身、Naraさんは日本人)
そういえば、2019スペインツアーReport 1/4
2019年9月~12月にかけて3カ月のクライミングツアー
このツアーで新たに持って行ったパソコンの相性が悪く、このホームページに一切アクセスできず、Facebookでの情報更新だけとなっていた。
帰国後、激しい腰痛におそわれ、ホームページを更新する気になれず、そのままコロナ騒ぎになだれ込んだ。9カ月前の情報であるが、記録として過去のFacebook記事や写真の抜粋をしていきます。
2019/09/05
2019スペインRodellarツアー始まりました。
昨日、初めてブリティッシュエアウェイズを使いロンドン経由で夜10時にバルセロナ入り。まるで研修センターのようなHostelで宿泊。
明けて本日、新規格安店Record Goでレンタカーを借りて先ほどCamping El Puenteに到着。
Finaもとっても元気!
昨年米山家が住んでいたバンガロー№7に3年振りに投宿。
昨年は宿題を山積みにして帰ったけれど、今年はガッツリ登りこんで準備してきたので片っ端から片づけたい!!!
ちょっぴり暑い気もするけれど明日からのクライミングが超楽しみ。
2019/09/08
昨日は最初のレスト日。
Huescaへ買い物に行く前にモンセさんとお母さんに会う事ができて、お二人とも元気そうでなにより!
さてさて、今回二日登って各エリアを偵察してみたけれど、今年のRodellarは当たり年かも!?
夏の猛暑のお陰か雨が殆ど降っていないらしく渡渉もラクチン。なのに現在はとても涼しく、朝は気温が7℃まで下がり寒いぐらい。
なにより、どこのエリアも濡れてもいなければ染み出しも全くない。去年濡れまくっていたSurgenciaも、Aquesto Ani Siも、Gran Bovedaも、一滴もしたたっていないのでカラッカラッ!
こんなに乾いて涼しい9月頭のRodellarは初めての経験。
あとは、体が仕上がれば言うこと無し!(笑
様々なクライミングジム
前回の投稿から3週間あまり。
色々な自粛解除に伴い週に1、2回ほどクライミングをしてきた。
4週間前を皮切りに、
◎ボラーレエスカラーダ(兵庫・尼崎園田)
◎ノボリバSG(兵庫・神戸垂水)
◎バロック(兵庫・尼崎武庫之荘)
◎CRUX大阪(大阪・江坂)
◎具志頭ボルダー(沖縄・岩)
◎KO-WALLリード店(滋賀・栗東)
6カ所で登ったが、それぞれに特徴がある。
近ければ通いたいが(特にリード)、我が家からは微妙な距離やアクセスの不便さが気になる。
無くして気づく大切さ・・・(笑)
まだまだ行きたいジムはあるので、当面徘徊クライミング生活を楽しむ事としよう。
自身のクライミング再開
Covid-19の不安が広まりだした4月、 利用者の増えだしたジム利用に感染の危険を感じ、 我が家では3月31日のパンプ大阪店でのクライミングを最後に、ジム利用を自粛し始めました。
その後、緊急事態宣言発令のもとクライミングジムが次々と営業を自粛。果ては岩場までも自粛要請。
行きたい愛知県の岩場は、Covid-19の危険性を判断して自分自身が安心できるまでは自粛。
と、のんびり構えていたらNOクライミングライフとなってあっという間に二カ月が経とうとしていました。
全国でも緊急事態宣言解除となり5月下旬から関西でも各クライミング・ボルダリングジムが営業を再開しています。
先週は尼崎園田のボラーレ・エスカラーダ(オーナー河野夫妻)にて、自分自身のクライミングを二カ月ぶりに再開。
この二カ月、ジョギング、山歩き、鉄棒懸垂、雲梯などで運動は継続していましたが、ボルダー課題を1本登ってみて、
体が喜んで、頭もスッキリ!
やはり、クライミングは楽しい!!!
翌日の上半身も久々に心地よい疲れ痛みに包まれてました。(よく寝れたしね)
昨日は、open6周年を迎えた神戸垂水のノボリバSG(オーナー山口テルミン)にて二回目のクライミング。
このジムで登るのは5年振り?
7年ほど前から、物件の下見、アドバイス、openのお手伝いをさせてもらっていたから感慨深いものがありました!
そろそろ、岩場も再開しようかな。
因みに、
BBFのスクールは兵庫県の岩場、すいている阪神間のジムにて、少人数で行います!
いつでも、なんなりとご相談、ご連絡下さい。
スペインRodellarクライミングツアー2018
2018/09/05(水)〜
2年振りにRodellarの岩場にやってきた。都合3回目。
今年はいつもと違い、二カ月近いツアーなのである。
しかもいつもと違い、岩を8ヶ月登らず体重増加甚だしい状態でのスタートを迎えた。
最初の一カ月は、とてもとても贅沢なリハビリクライミング。
後半からはペースを上げてゆこう。→(結局最後までのんびりクライミングツアーとなりました(笑)
ギリシャ カリムノスツアー③
多くの人が滞在の拠点にMasouriマスーリを利用しているようだが、歩いて行くクライミングのメインエリアとなっているのはマスーリから北に延びるArmeosアルメオス周辺の岩場のようだ。
マスーリからだと、2階にジェラート屋(めちゃウマ)のあるマイクのバイク屋からPoetsに向かうアプローチと、10分ほど北のPhiloxenia Hotelの横からG・G(GrandeGrotta)に向かうアプローチの2本がある。
2本とも入口から岩場まで坂道を15分前後登ると岩の取り付きに至る。
岩場は南はPoetsから北のSpartacusまで大まかに分けて10エリアが1枚の壁のようにつらつらと並んでいる。
Poets周辺は傾斜が寝ている壁が多いので、南半分のPoets、Iannis、Kalydna、Ivory Tower、Stankillは偵察だけで今回は登らず。
逆に北の、Spartacus、Spartan Wall、Afternoon、GrandeGrotta、Panoramaをメインに登った。
ついでに、Spartacusから奥に20分ほどのJurassicParkも行ってみたがアップ課題のグレードの激辛さに参ってしまい登ったのは1本だけ。
ちょっと北に離れたアプローチになるが、1日だけOdysseyにも行ってみた。
G・Gのアプローチから15分ほど北に進み涸沢を登り(他人の家の境界塀を歩いてみたが見られたら怒られそう)バイク置き場へ。そっから10分ほどのアプローチ。バイクの無い僕らには遠いので1回ぽっきり。帰りの日なたは辛かった。(9月前半はまだまだ夏の日差しなので、日なたに出ようものなら僕らはクタクタになってしまうほど強烈な暑さだった。)
バイクと言えば、クライマーはやたらレンタルスクーターを乗り回していた。
マスーリ滞在ならどこの岩場に行くのもちょっと離れてるからか、もしくはマスーリ周辺を登り飽きて他のエリアに行く人が多いのか?(南岸の港町でもレンタルバイク屋がたくさんあったし、そもそも住民がバイクに乗りまくってた。島の文化なのかも。)
ストリートはしょっちゅう、ビービー、ビービー、スクーターの走る音と匂いがしていたなあ。
(そんなにみんな乗らなくても、アルメオス周辺のエリアで十分だけど・・・)
僕らは1日だけ遠いエリアに行こうと思いレンタルバイク屋に行ったが、バイクが無かったり、自動車免許だけでは貸せないと断られて諦めました。自動二輪の免許、国際免許証のA欄にハンコが無いと貸してくれないようだ。(店によるのかな?)
僕らが滞在したのは、アルメオスのElena Village。
マスーリの北の端から歩いて10分少々、でも岩のアプローチまでは2分。
GrandeGrottaへ通うならArmeosに滞在するほうがアスファルトを歩く距離が短くて良い。
GrandeGrottaは2時にメイン壁が日なたになってしまうので、ヨレタ日はアプローチを降りたらすぐプール!
最高でした。
ギリシャ カリムノスツアー②Grande Grotta
Grande Grotta
グランデグロッタって読むのかな?Grottaってイタリア語でCave。
スペインサンタリーニャのCova Granと同じ名前のようだ。(covaはカタルーニャ語らしい)
英語でGrate Caveか、Big Caveとなるのか・・・つまり、でっかい洞窟。
この岩場、染み出しが多いようで石灰岩のツララが異常に発達している。
タイのライレイの岩場もそうだが、それ以上にガバガバで、染み出しで濡れていてもしっかりホールディングできるほどえぐれていたり、とにかく持ちやすい。
しかも、コルネも他の岩場に比べてインカットしているものや握りやすいものが多いので登りやすい。
ルート数は少ないが、登ってみると難しさは感じる事なく、ただパワーがどこまで続くか?っていう、アスレチック大会のような課題がほとんどだった。
上部にいけばいくほど、ツララ状のホールドがミサイルのように林立していたり、どっかり座って休めるように横に伸びているものも多数ある。真下なら分かるけれど、なんで横に伸びるのか謎である。
5a(5.6ぐらい)〜8b+(5.14a)までエクステンションを含む23本。
エクステンションを除けばケイブ内は実質10本。(少ないのが残念)
5c+(5.9ぐらい)からコルネに座れ、7a(5.11d)からミサイルとたわむれまず。(5.10cぐらいのムーブ)
通常のクライミングとはかけ離れているが、ここでしか味わえない印象深いカリムノスでは絶対に登るべきエリア。
ギリシャ カリムノスツアー①
Kalymnos(カリムノス)島
アテネから飛行機で実質30分ほどの距離、すぐそばはトルコとの国境。
そんなエーゲ海の東の端の小島が、岩だらけクライミング三昧のリゾート天国。
5,6年前から周りのクライマーが度々訪れていたが易しい課題が豊富ということを聞いて、自分は老後の楽しみにしようと思っていた。が、しかし、フレンチグレードの7台は当たり前で、8台も一杯あるらしい。これは、今のうちに訪れておかなければ登れなくなるという事で、今年はスペインをお休みにしてギリシャ初上陸となりました。
大阪→東京→ドーハ→アテネ→コス島(飛行機4便)コス島泊
コス島→カリムノス島:高速船で30分8.5€ユーロ(フェリーなら1時間くらい?7€)
港→マスーリ(TAXIで20分ほど。17€)
僕らは家を出てから目的のホテルに入るまでが47時間。
今回はのんびり行程だったが、タイトに移動すれば30時間少々で行けそう。
それにしても、このカリムノス島・・・木がほとんど生えていない。
グレー一色(石灰岩)。
つまり岩島。
今まで見た事が無い。
まさにクライミングをしろと言わんばかり。
船でPothiaって町からMasouri(マスーリ)まで意外と町が連なっていて、この岩島で何を糧にたくさんの人が住めるのか不思議だった。
マスーリは西海岸の小さなリゾート地。(ホントは小さいストリート(笑)
ホテル、アパート、Studio等々宿と、レストラン(taberna)、カフェ、そしてレンタルバイク屋が所せましと何軒も連なっている。
僕らは町外れのホテルに滞在して、岩のアプローチ入口まで2分。エリアまで坂道を15分。
そして、ここに最大の魅力満載エリア”Grande Grotta”があった。
(Wi-Fi環境が良くない為、長文も打てないので後日に、)つづく・・・
GW 鳳来2017③
2017/04/28(金)〜05/07(日)
できるだけ平日に登るために一日早くGWツアーに出発。
当初は全部で11日間の予定でしたが、疲労の蓄積の為10日間に短縮。
今までにないほど天気の続いたGW、2日ほど短時間の小雨も降ったが登りに影響無し。
ところで、人の少ない平日にできるだけ登ろうと考えていたが・・・休日もクライマーは少なかった。
常に岩場は閑散としていたような。
気温は全体的に低め。湿度も低め。
つまり、超ベストコンディション。
その好条件の中、パートナーはツアー2日目にして目標をクリア!
レッドポイント態勢に入っていなかったのに、突然の完登に周りも僕もビックリ!特に本人が驚いていた。
2日登って1日休み。
そんなイメージで11日で8日登れるかな?と、考えていたのは大きな間違い。
登り4日目のアプローチ上で、あまりの疲労に急遽レスト。
連続登りは最初の2日間だけで、後は一日おきのクライミング。
結局6日間の登りとなったが、最終的に疲労困憊。
僕の目標課題の完登にはあと何日か必要だが、やっと先シーズンの終わりの最高到達点まで戻す事が出来た。
早く鳳来に戻りたい!
鳳来 2017-②
2017/04/22(土)
先週の桜はほとんど散り、新緑達が葉を広げ出したので色が変わっていた鳳来エリア。
この日、鬼、ハイカラ岩共にクライマーは少なく平日のような静けさだった。
2017/04/23(日)
翌日は常連や、たまに来る人達も増え良い感じの賑わい。
いつも見ていた人に会えるとなんだかホッとする。
二日間共岩のコンディションは最高。
少し肌寒く感じる時間帯もあったが登りにはBest!
僕の体は作り上げ真っ最中なのでGoalは当分お預け。
順調な仕上がり具合に満足な二日間だった。
鳳来 2017-①
2017年4月
天候、気温の落ち着いた週末だったので、やっと2017年初めて鬼岩に行く事ができた。
昨年秋、故障により永らく放置していた課題にトライ開始。
10、11月と、全然できなかったムーブが徐々にできていく感覚が楽しくて仕方なかった。
講習中でもスキをみつけてトライさせてもらったり、寒くても12月も行ってみたり。
秋、レッドポイントするまで鳳来の記事を封印していたのですが、残念ながら時間切れでシーズンまたぎとなってしまった。
そして、やっと春になりました!
久々のトライは全然ダメでしたが、また再開できることが嬉しい。
たくさんの木々が芽吹く寸前のこの時期、色んなパワーが溢れている自然の中は最高!
やっぱり岩はええわあ。
2016-2017スペイン冬ツアー
2016/12/16〜2017/01/09
3年連続、冬のスペインツアー。
前回に引き続き、Santa Linya(サンタリーニャ)に近いVilanova de la Sal(ヴィラノヴァデラサル)を拠点に3週間を過ごした。
今回のテーマは、周辺の岩場をできるだけ行ってみる事。
なぜなら、昨年は3週間でほぼひとつの岩場Cova Gran(コヴァグラン)+アップの為のFutbolin(フットボーリン)しか行かなかったので、今回は周りの岩場を見てみる事にした。
今回訪れた岩場
Futbolin(フットボーリン)・・・初中級アップエリア
Cova Gran(コヴァグラン)・・・でっかいケイブ
Ager(アジェール)・・・気持ち良いシチュエーションだがアルパイン風。ほぼ垂壁。
Terradets(テラデッツ)・・・ブルーシャス。ツルツルコルネ(笑
Tartareu(タルタレウ)・・・この時期は朝しか日が当たらず、昼からは寒すぎ。
Os de Balaguer(オスデバラゲル)・・・見学でも霧で見えず。いずれまた。
Santa Ana(サンタアナ)・・・見学。ダムのそばで電線いっぱいでmmm、アルパインっぽいのからボルダーっぽいのまで。
Camarasa(カマラッサ)・・・たくさんあるエリアのうちの、新しい冬の初中級エリア。
結論、やはりCova Granが一番暖かく、課題もおもしろい!
当然といえば、当然か。
今期は、一週目はいつものように暖かかったのだが、二週目辺りからガスの発生率が高かったり、気温がとにかく低い日が多かった。初めてきた年も前半はガスに悩まされたが、今期はそれ以上に厳しく感じる日が多かった。
車で近くの高台まで行くと、いつも良い天気なのだけれど、岩場は雲海の下。
まあ仕方ないのでレストでは観光をしっかり満喫。
モンセラット(のこぎり山)
ピカソ美術館
ボケリア市場
グエル邸
他にも色々ドライブ
結局、ラスト2日前に本来の暖かさを感じながら登る事ができたが、今後はこの時期のツアーを検討するべき気候でした。
寒いと嫌になっちゃうけれど、暖かいと最高なので困ってしまう(笑