日和佐 2015-16③

2016-03-15

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2016/03/12(土)〜13(日)
5週間ぶりの徳島県日和佐。
前日に自宅前で車を移動発進した直後に警官に呼び止められて駐禁を取り締まられて憤慨。
夜中も腹が立ってよく眠れなかった(笑

寝不足気味なのでのんびり出発。昼前に岩場に到着。
地元クライマーのS&Tカップル+Mさんの3人と我々の5人だけ。

快晴なのに風が冷たく日なたに居ても寒い一日。
岩は時間の経過と共に冷えてゆく・・・
目標のサウダージ5.12cは、来るたびにムーブを思い出す作業からやり直して、できる頃には疲労困ぱいを繰り返して早二年。
また、今回も・・・

前回クライミング後に最適ムーブを小耳にはさんだので新しいムーブをチャレンジすると幾分登りやすくなった。
しかし、1ヶ月の間にリードの岩をまったく登っていなかった代償は大きく、核心でのピンチ持ちで左前腕の筋の付け根がさよならしてしまった。

力が落ちているのに気づかず頭だけが登ろうとしていた。
強い体で出来ていた動きを無理矢理すると、弱ってしまった体の部品が耐えきれず悲鳴を上げる。
まるで強度を超えた負荷がかかってボルトが曲がったり、ビスが飛んでいくような現象と似ている。

結論
冷えた岩において弱った体でフルパワーを出すと故障に繋がりやすい。

クライミング後は白い灯台の温泉(冷泉らしいが)でゆっくりあたため、マッサージ&ストレッチで翌日に備える。

今回は売り切れか漁が不発だったのか、日和佐のイカにありつけず。
そして道駅は工事中で仕方なくキャンプ場で車中泊を余儀なくされたのだが・・・道駅より快適な事が判明!
災い転じて福と成す。

二日目は一日曇り予報のはずが朝から青空も見え、風も無く好条件。
前日より2時間も前に岩場に着いたら、9時過ぎでもドーム内に日差しが届き、甌穴群の取り付きあたりまでポカポカ。
早起きは三文の徳。

奥さんのマスタートライをよそ目に僕は腕の疲労痛が癒える事を願い、ゆっくりスタート。
潮騒エクスタシー5.10bはかなり右上しリードでの回収はロープも痛めるので、登ってはヌンチャクを回収する作戦をとった。
ヌンチャクを3本掛けて、1本目までクライムダウンして回収。
常に2本以上ヌンチャクにロープが掛かっている状態。
全部でボルトが8本+終了点があるので・・・ルートを3.5本分登り、2.5本分クライムダウン。
完全に、リードしてその後トップロープ回収したほうが早かった(笑
急がば回れ。
でも、
2本登るだけで済んだが、登りと下りで6本分岩にしがみついていたので超持久力トレーニングになった。
暖かい岩で易しい課題を行ったり来たりすると、疲労痛を伴っていた腕が低負荷のマッサージを受けているようで、とても気持ち良くほぐす事ができた。
瓢箪から駒。

この日はホントにポカポカ。
これぞ日和佐!リゾートクライミングって感じでした。
寒い時には来るもんか!!!(何回も思ってるのに・・・)

昼には奥様はきっちりRPを決めヌンチャクも回収。
自分でヌンチャクを掛け、RPして、回収できる事は成長の証ですね。

僕は、残念ながらサウダージの核心に耐えれるほど痛みは癒えなかった為、簡単なムーブ確認をして撤収。

14時に岩場を出たので、気持ち良い帰路につく事ができました。

今度こそは暖かい日和佐を満喫したいものです(笑

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