備中 長屋坂3

2014-01-28

2014/01/25(土)〜26(日)
3週連続の備中長屋坂。
土曜は季節外れの陽気で気温は15℃、岩は冷たかったものの人も少なく快適。
日曜は前晩の雨、曇り、途中雨と寒いうえにコンディションは悪いものの、午後から日差しがあり別世界のように暖かくなりました。

長屋坂は1999年東秀樹さんらによって開拓された、当時の備中では貴重な優しめのエリアで”スイートエリア”とも呼ばれていた。
当時、ビギナークライマーだった僕は開拓初年からこの岩場を登る機会に恵まれたものの、5.11台のルートしか触らないままに、スクールで引率する利用がほとんどとなっていました。

やっと今年、先々週からプライベートの登りで5.12台を触りだし、
”MORISAMA”5.12a/b
”カウントダウン”5.12a
”女王様”5.12b
をRP完登し、先日は、流血戦5.12cのトライを始めました。

2週間前、久々の備中で”カウントダウン”をオンサイトトライした時は滑りやすい石灰岩への足置きに慣れず、腕がパンパンになり適正ムーブを探るのもままならず、核心でのライン取りを見誤っていました。

先週、”カウントダウン”をほったらかし、”MORISAMA”のオンサイトトライに移るも、これまたツルツル滑って敗退。
翌日には”MORISAMA”をレッドポイントした勢いで”カウントダウン”を触ってみると、僕が選んだ左ラインより、右ラインのほうがホールドが持ちやすい事に気づく。(慣れてくると見極めも良くなりました。)
直後、”カウントダウン”右ラインに狙いを定めるとあっさりレッドポイント!

で、今回”女王様”のオンサイトトライが・・・
核心を抜け、ホールドを読み切ったものの、核心後の棚奥のガバが想像できず、パンパンにパンプした腕で突進した先にガバを見つけた時には余裕がなく、デッドポイントで手を伸ばしたものの指先あと3㎝で足が滑り敢え無くフォール・・・悔しい!悔しい1テンとなりました。
2便目は落ちたところばかり集中して手前で安易な動きをしてしまい、まさかのフォール。
3便目はヨレてしまいトライになりませんでした(泣
翌日には雨の影響で上部が濡れていたので諦めつつトライ。
濡れたガバを慎重にポジショニングを意識して無事にレッドポイントできたのでホッとしました。

こうやって、コツコツ触り続けると、備中石灰岩にも慣れクライミングスキルが向上している事を感じました。
やはり、グレードに関わらず、一度や二度で全然太刀打ちできなくても、何度も続けてトライする事は、感覚が慣れ、力が着き、一つ一つハードルを乗り越えることができますね。


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