楯ケ崎

2013-01-20

2013/01/12(土)〜13(日)
三重県熊野市、太平洋に面した楯ケ崎の岩場にスクールの下見を兼ね、暖かい日差しを求めて訪れました。
以前から友達がボルダーで利用していたので話には聞いていましたが、行ってみたいと思いつつなんとなく足が遠のいていた気になる岩場のひとつ。

兵庫県からだと、大阪、奈良を横断して伊勢道を南下する高速ルートと、奈良を縦断して吉野、大台ケ原を突き抜けて行く地道の2つのルートがあります。
今回は、吉野地道コースを選択。

早朝兵庫県を出発して吉野を抜け、途中で”ゐざさ寿司”をgetしつつ、新鹿海水浴場のキャンプ地を偵察。楯ケ崎に着いたのはお昼前。
のんびりドライブして4時間半強の道のりでした。
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奈良の山中では氷点下でしたが、熊野の海岸線に出るなり、
あったかあい!!!
同じ日とは思えないほど暖かい、南国気分に包まれました!

楯ケ崎は三重県の名勝、天然記念物に指定されている海に楯が何本も突き立っている様な岩塊。
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地名というよりは岩塊そのものの名前、駐車場から楯ケ崎は全く見えません。
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岬をグルッと約30分強(2kmほど)歩いて回り込んで、やっとボルダーエリア(レリーフ、ハテナ等)に着き、その先の千畳敷から雄大な姿を拝むことができます。
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ボルダーだけでなく他にも、クラックルートや、マルチピッチルートがいたるところで登られているようですが、今回の目的はスポートルート!駐車場から最も近い”三国合同エリア”を目指しました。
国道沿いの楯ケ崎看板そばの駐車場に車を置き、ボルトルートエリアである”三国合同エリア”へは駐車場から約15分のアプローチ。
遊歩道の三つめのコーナーから踏み跡をトラバースして10分ほど下り、海辺に降りてから5分ほどで”三国合同エリア”のスラブ前に到着。
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巨大な岩壁の一部の部分がスポートルートとして登られているようです。
トポには21本のルートが描かれていますが、左のスラブに15本があり、右側のエリアに5、6本のルートがありました。
ただし、右側のエリアへの行き来は潮の満ち引きによって困難になる時間帯があるようなので注意が必要ですね。
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今回はスラブを3本だけしか登れませんでしたが、普段傾斜壁ばかり登っている僕にとって、クラシカルなルートはグレードも辛めに感じなかなか厳しいクライミングとなりました(笑

ただ、人の少なさ、真冬とは思えない暖かさ(半袖で登れました!)、そして何より美しい海が快適さを感じさせるには十分でした!
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翌日は、楯ケ崎をのんびり散策。
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そして楯ケ崎から車で1時間半の白嵓のエリアをチェック。
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どちらのエリアも冬でも暖かく快適に登れそうですが、ロケーションは楯ケ崎、スポートルートを登るなら白嵓といったところでしょうか?

寒い冬は三重県南部のエリアが暖かくて過ごしやすいですね!


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