一年

2012-03-27

2012/03/9(金)~12(月)
昨年5月以来、10ヶ月ぶりに宮城県を訪れ復興支援の作業を2日間行い、3月11日には山元町の追悼式に参加してきました。
一年も経つとボランティアセンターに寄せられる作業依頼には緊急性も無く、ガレキの撤去もありません。その日にボラセンに行ってからでないと作業内容がわからないのですが、僕らは2日間イチゴ農家のお手伝いに行きました。潮につかってしまった、苗を植える何千個ものミニポッドをみんなで手洗いしたり、ガレキが固められていた場所を整理していると下からヘドロがでてきて思わずスコップ部隊に変わったり。

今回僕らは、昨年のボランティア仲間と4人で宮城県に訪れました。そのうちの一人が何度もボランティアツアーで訪れたのが宮城県山元町。その彼がいつも顔を出して声を掛けていた一人暮らしのAさん(僕らにとっては宮城の母ちゃん)宅に今回我々は泊めてもらい、地元の方数人が集まってささやかな宴会が行われました。

翌3月11日(日)の朝、Aさんの案内で沿岸部を車で回ってみたのですが、何も無いまま・・・
人も住んでいない。というか、住めない。町は消えて無くなったまま一年が経ってしまったようです。


ここにはJR通っていたらしいが、一年経っても線路は復活しないまま・・・

復興と言っても、人が居なければ何も始まらないよなあ・・・元通りりには戻せないのかもしれない。
でも、何も無い荒れ野にガレキだけがうず高く積まれて放置されている風景は変えなければいけないと思いました。

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